■株主還元策
売れるネット広告社<9235>は、株主への利益還元を第一とし、内部留保を考慮したうえで、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としている。しかしながら、同社は事業の成長過程にあり、より一層の事業拡大を目指し、配当の原資となる利益の最大化を図ることが、株主に対する利益還元につながると考えている。そのため、内部留保の充実を進め企業体質の強化及び事業の成長投資に比重を置くことが重要であると判断し、2024年7月期及び2025年7月期予想の配当は見送ることにした。内部留保金については、財務体質の強化、開発費及び事業規模拡大に伴う優秀な人材の採用強化・育成を図るための資金として、有効に活用する方針である。今後においては、業績や配当性向、将来的な成長戦略等を総合的に勘案し配当を実施する予定だが、現時点において配当実施時期は未定である。将来的に剰余金の配当を行う場合は、年1回の期末配当を基本としており、その他年1回中間配当を行うことができる旨及び上記のほかに基準日を設けて剰余金の配当を行うことができる旨を定款で定めている。配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会となっている。なお、上場1周年の記念株主優待を実施することを発表した。毎年7月末時点で100株以上を保有する株主に対し、QUOカード1,000円分を贈呈する方針である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
■股东回报政策
这家可出售的互联网广告公司<9235>将利润回报放在首位,其基本政策是在考虑内部储备后支付持续稳定的股息。但是,该公司正处于业务增长过程中,旨在进一步扩大其业务,并认为最大化作为股息来源的利润将使利润回报给股东。因此,决定必须促进增加内部储备,加强公司结构,特别强调业务增长投资,因此推迟了预计在截至2024/7和2025/7财年的分红。该政策是有效利用内部储备金作为资金,以加强财务状况,加强与开发成本和业务规模扩大相关的优秀人力资源的招聘和发展。未来,计划通过综合考虑业绩、股息支付率、未来增长策略等来实施分红,但目前,分红实施期限尚未确定。将来派发盈余股息时,年终分红基本上每年支付一次,公司章程规定,其他中期分红可以每年发放一次,除上述外,还可以通过设定基准日期进行盈余分红。决定分红的机构是中期分红的董事会和年终分红的股东大会。此外,宣布将实施股东权益以纪念上市一周年。该政策是每年7月底向持有100股或更多股票的股东出示价值1,000日元的QUO卡。
(由 FISCO 客座分析师宫田仁光撰写)