イートアンドホールディングス<2882>は、中華惣菜を中心とする冷凍食品の製造および販売と、日常食を中心とする外食事業のチェーン展開を主な事業としている。事業セグメントは2つで、外食事業では主要ブランドである大衆中華料理業態の「大阪王将」などを国内外で展開しているほか、ベーカリー・カフェ業態なども展開している。食品事業では、「大阪王将」ブランドの認知度向上と二次活用を主たる目的として卸売業者を通して全国の生活協同組合や一般量販店などに「大阪王将」ブランドの冷凍食品の販売などを行っている。外食事業と食品事業の両輪経営を推進することによって、スケールメリットを発揮できることに加えて、ブランド認知度を相互に高めることができること、などが同社の事業運営上の強みとなっている。
2025年2月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比1.1%増の17,951百万円、営業利益が同7.4%増の668百万円となった。関東第一工場の出火に伴う製造ライン数減少の影響により製造量が想定を下回ったことなどを受け、食品事業が減収減益と苦戦したものの、外食事業が増収増益と好調だったことが全体の業績を押し上げた。外食事業においては、主力の大阪王将を中心に利益を積み上げ、セグメント利益は前年同期比117.7%増の339百万円と急伸。地域特性を考慮したうえで原材料価格や人件費の高騰を確実に販売価格に反映させたことや、セントラルキッチンの安定稼働などによって収益性が向上したことが寄与した。
2025年2月期の連結業績予想は、売上高で前期比8.8%増の39,100百万円、営業利益で同20.8%増の1,280百万円を見込んでいる。食品事業に関しては、年末にかけて水餃子の伸びが予想されることから生産量の拡大と拡販に注力していく方針だ。出火の影響を受け停滞していた工場の生産量も足元では回復してきている。生産量拡大によって単位あたりコストの低下を推進し、利益の積み上げにも注力していく方針だ。また、値上げも実施しており、このことも増益要因となることが予想される。外食事業においては、年末に繁忙期を迎える。そうしたなか、既存店売上の着実な成長と、新規出店による店舗網拡大に注力することによって業績を拡大させていく方針だ。2024年8月末に451店舗だった総店舗数を期末にかけて470店舗まで拡大させていく。
中長期的な戦略として同社は、基幹事業である食品事業と外食事業のシナジーをさらに深化させながら、新規事業の創造を推進することにより、業績拡大と企業価値の向上を追求していく方針を掲げている。生産能力の拡大とスマートファクトリー化による効率化の推進や、M&A、アライアンスを活用した新規事業の創造と既存事業強化などによって、2026年度に売上高50,000百万円、営業利益2,500百万円、営業利益率5%、ROE8%、EPS100円、外食事業店舗数650店舗(国内550店舗、海外100店舗)を達成する計画だ。
伊特安德控股公司<2882>的主要业务是以中式熟食为中心的冷冻食品的生产与销售,以及以日常饮食为中心的餐饮业的连锁扩展。业务板块分为两个,餐饮业的主要品牌为大众中餐类型的「大阪王将」,在国内外展开,同时也经营面包店和咖啡店等。食品业务方面,以提高「大阪王将」品牌的认知度及二次利用为主要目的,通过批发商在全国的生活合作社和一般零售店等销售「大阪王将」品牌的冷冻食品。通过推进餐饮业和食品业务的双轮经营,不仅能够发挥规模效益,还能相互提升品牌认知度等,成为公司业务经营上的优势。
2025年2月期第二季度的合并业绩显示,营业收入为179.51亿日元,同比增加1.1%;营业利润为6.68亿日元,同比增加7.4%。受关东第一工厂火灾导致生产线数量减少的影响,生产量未能达到预期,食品业务虽然出现减收减利且面临困难,但餐饮业务的增加和盈利良好,推动了整体业绩的提升。在餐饮业务中,围绕主力品牌大阪王将积累利润,部门利润同比大幅增长117.7%,达到3.39亿日元。考虑到地域特性,原材料价格和人力成本的上涨已在销售价格中得到充分反映,中央厨房的稳定运营等也提高了盈利能力。
2025年2月期的合并业绩财务预测显示,营业收入预计将较上期增加8.8%,达到391.00亿日元,营业利润预计将增加20.8%,达到12.80亿日元。关于食品业务,预计年末水饺销量将有所增长,因此公司将致力于扩大生产量和扩大销售。受到火灾影响而停滞的工厂生产量目前已开始恢复。计划通过扩大生产量来推动单位成本的下降,并专注于积累利润。此外,公司还实施了涨价,预计这也将成为增加利润的因素。在餐饮业务方面,年末将迎来繁忙期。在此情况下,将通过推动现有店铺稳定增长以及新店开设来扩大业绩。预计到2024年8月底,门店总数从451家扩展至470家。
作为中长期战略,公司计划在进一步深化食品业务与餐饮业务的协同效应的同时,推动新业务的创造,追求业绩扩大和企业价值的提升。通过生产能力的扩大和智能工厂化的推进,提高效率,利用并购、联盟创造新业务和强化现有业务等,计划在2026年度实现营业收入500亿日元,营业利润25亿日元,营业利润率5%,ROE8%,EPS100日元,以及餐饮业务门店数650家(国内550家,境外100家)。