5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は4日続伸、買い一巡後はやや様子見姿勢強まる恰好
・ドル・円は下げ渋り、日銀当局者発言に思惑
・値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はソフトバンクグループ<9984>
■日経平均は4日続伸、買い一巡後はやや様子見姿勢強まる恰好
日経平均は4日続伸。前日比212.12円高(+0.54%)の39488.51円(出来高概算9億3000万株)で前場の取引を終えている。
4日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は308.51ドル高の45014.04ドル、ナスダックは254.21ポイント高の19735.12で取引を終了した。民間部門の11月ADP雇用統計で堅調な雇用の伸びを確認し、寄り付き後、上昇。11月ISM非製造業景況指数が低調で一時伸び悩んだが、良好な成長期待が根強く相場は終日堅調に推移した。長期金利の低下でハイテクも買われ、相場をさらに支援。終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインタビューで、経済に楽観的な見解を示したほか、FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)でも経済活動の拡大継続が確認されたため、相場は上げ幅を拡大し過去最高値を更新し終了した。
米国株高を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始。日経平均は39600円台でスタートした後は、不透明な韓国情勢や明日の11月米雇用統計発表などが意識されて上値の重い展開となった。為替は1ドル150円30銭台と朝方比では30銭ほど円高ドル安に振れていることも重しとなった様子。ただ、前場のプライム市場の売買代金は2兆円台と買い意欲の強さは感じられる地合いとなった。
日経平均採用銘柄では、引き続き川崎重<7012>、IHI<7013>、三菱重<7011>など防衛関連銘柄が買われたほか、フジクラ<5803>、住友電工<5802>、古河電工<5801>など電線株も強い。また、一部外資系証券が投資評価を引き上げたことで京王<9008>も上昇。このほか、リクルートHD<6098>、カシオ<6952>、アドバンテスト<6857>、荏原製作所<6361>、日産自<7201>、オークマ<6103>などが買われた。
一方、「政府が中国人向けのビザの発給要件を緩和」などを材料に買われていた三越伊勢丹<3099>は反落したほか、ニトリHD<9843>も売られた。また、三井物産<8031>、三菱商事<8058>など商社株も小安い。第一三共<4568>、ヤマハ<7951>、SMC<6273>、京成電鉄<9009>、ニデック<6594>などが下落した。
業種別では、非鉄金属、サービス、精密機器、建設、証券・商品先物などが上昇した一方、海運、電気・ガス、石油・石炭、卸売、繊維などが下落した。
日本銀行の中村豊明審議委員は、広島市の講演にて、今後の追加利上げについて「多くのデータを確認し、経済の回復状況に応じて金融緩和度合いを慎重に調節していくことが重要だ」と述べた。また「私自身は、25年度以降は2%に届かない可能性があると考えている」「(持続的な物価上昇に必要な賃上げについては)中小企業中心に投資回復が遅れており、賃上げの持続性に自信を持てていない」と述べるなどハト派な内容となった。為替市場への影響は限定的となっているが、12月利上げ観測後退を受けて、午後、為替が円安ドル高に振れる可能性はある。14時30分から中村審議委員の記者会見も控えていることから、後場の東京市場は為替睨みの展開となりそうだ。
■ドル・円は下げ渋り、日銀当局者発言に思惑
5日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。前日発表された低調な米経済指標でドル売りが先行し、150円77銭から150円19銭まで値を下げた。ただ、日銀当局者が追加利上げに慎重な見解を示すと円売りが強まり、主要通貨は円に対して小幅に戻した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円19銭から150円77銭、ユーロ・円は157円91銭から158円48銭、ユーロ・ドルは1.0508ドルから1.0522ドル。
■後場のチェック銘柄
・True Data<4416>、SMN<6185>など、3銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はソフトバンクグループ<9984>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・豪・10月貿易収支:+59.53億豪ドル(予想:+45.00億豪ドル、9月:+45.32億豪ドル←+46.09億豪ドル)
【要人発言】
・中村日銀審議委員
「前向きな賃上げ、防衛的な賃上げの二極化がうかがわれ、今後の動向を注視」
「賃上げの持続性にまだ自信を持てず、節約志向や設備投資計画先送りの可能性も」
「コアCPIが前年比で2025年度以降、2%に届かない可能性がある」
<国内>
特になし
<海外>
・15:45 スイス・11月失業率(予想:2.7%、10月:2.5%)
・16:00 独・10月製造業受注(前月比予想:-2.0%、9月:+4.2%)
我想在5日深夜的交易中注意以下3点。
・日经平均指数持续上涨4天,看似观望态度在一轮买盘后略有加强
・美元和日元不愿下跌,我对日本央行官员的声明感到困惑
・Advantest <6857> 是价格上涨的最大贡献者,软银集团(9984)同样位居第二
■日经平均指数持续上涨4天,看似观望态度在一轮买盘后略有加强
日经平均指数连续4天上涨。前端交易收于39488.51日元(预计成交量为9.3亿股),与前一天相比增加了212.12日元(+ 0.54%)。
美国股市4日上涨。道琼斯平均指数收于45014.04美元,上涨308.51美元;纳斯达克指数收于19735.12点,上涨254.21点。11月份的ADP私营部门就业统计数据证实了稳定的就业增长,在接近增长之后,就业人数有所上升。11月ISM非制造业商业景气指数疲软,增长暂时疲软,但良好的增长预期强劲,市场全天保持稳定。由于长期利率下降,高科技产品也被收购,进一步支撑了市场。年底,美联储(Fed)主席鲍威尔在接受采访时对经济表达了乐观的看法,并且由于美联储发布的地区联邦银行经济报告(褐皮书)证实了经济活动的持续扩张,汇率扩大了上涨范围,创下历史新高,并收盘。
为了应对强劲的美国股市,东京市场开始以买入优势进行交易。在日经平均指数开盘于39600日元区间后,由于对韩国不确定局势的认识以及明天美国11月的就业统计公告,涨幅很大。与上午相比,汇率约为每美元30日元至150日元这一事实上涨了约30日元,美元贬值了约30日元,这似乎也构成了沉重的压力。但是,前端市场的交易价格在2万亿日元范围内,可以感受到强烈的购买欲望。
在日经平均指数采用的股票中,川崎茂<7012>、IHI <7013>和三菱重工<7011>等国防相关股票继续被买入,藤仓<5803>、住友电气<5802>和古河电气<5801>等电线股也表现强劲。此外,由于一些外国证券提高了投资评估,庆应银行(9008)也上涨。此外,还购买了 Recruit HD <6098>、卡西欧 <6952>、爱德万测试 <6857>、江原制作所 <6361>、日产自己的<7201>、大熊<6103>等。
同时,使用 “政府放宽对中国人的签证发放要求” 等材料收购的三越伊势丹(3099)下跌,NITORI HD(9843)也被出售。此外,三井物产<8031>和三菱商事<8058>等贸易公司的股票也略有便宜。第一三共<4568>、雅马哈 <7951>、SMC <6273>、京成电气铁道<9009>、日本电产 <6594> 等下跌。
按行业划分,有色金属、服务、精密设备、建筑、证券/商品期货等上涨,航运、电力/天然气、石油和煤炭、批发、纺织品等下跌。
日本央行审议委员会成员中村丰明在广岛市的一次演讲中表示,对于未来的额外加息,“确认大量数据并根据经济复苏状况仔细调整货币宽松程度非常重要”。此外,内容也很鸽派,例如说 “我本人认为在25财年之后有可能无法达到2%”,以及 “投资复苏主要是中小型企业推迟的(关于可持续物价上涨所必需的工资增长),我对工资增长的可持续性没有信心。”对汇市的影响有限,但由于12月加息观测结果的回落,汇率有可能在下午使日元贬值并使美元升值。由于审议委员会成员中村的新闻发布会也将从 14:30 开始,看来后台的东京市场将着眼于汇率发展。
■美元和日元不愿下跌,我对日本央行的官方声明感到困惑
5日上午,东京市场美元和日元不愿下跌。由于前一天公布的美国经济指标疲软,美元销售占据了优先地位,价格从150日元77日元跌至150日元19日元。但是,当日本央行官员对进一步加息表示谨慎看法时,日元销售增强,主要货币兑日元略有回升。
到目前为止,美元和日元的交易区间为150日元19日元至150日元77先令,欧元和日元的交易区间从157日元91日元至158日元48仙不等,欧元的交易区间为1.0508至1.0522美元。
■后台查看股票
・三只股票,例如 TRUE DATA <4416> 和 SMN <6185> 等,有高止损位
*包括临时停车高度(符号值)
・Advantest <6857> 是价格上涨的最大贡献者,软银集团(9984)同样位居第二
■经济指标和关键人物的陈述
[经济指标]
・澳大利亚10月贸易差额:+59.53亿澳元(预测:+45.00亿澳元,9月:+45.32亿澳元 ← + 46.09亿澳元)
[贵宾致辞]
・日本央行审议委员会成员中村
“已经观察到正工资增长和防御性工资增长之间的两极分化,未来趋势将受到密切监测。”
“我们仍然对工资增长的可持续性没有信心,储蓄意向或资本投资计划也有可能被推迟。”
“与去年相比,2025财年之后的核心消费者价格指数可能不会达到2%。”
<国内>
没什么特别的
<海外>
・15:45 瑞士11月失业率(预测:2.7%,10月:2.5%)
・16:00 德国/10月制造业订单(同比预测:-2.0%,9月:+4.2%)