■SIGグループ<4386>の成長戦略
5. 弊社の視点
同社はシステム開発・情報サービス業界において、公共分野(政令指定都市向け人事給与システム、共済・年金システム、国民健康保険に関するシステム開発等)やエネルギー分野(送配電事業者の受付・託送システムの開発支援・保守等)といった分野に強みを持ち、独自のポジションを確立している。また成長戦略については、従来の長期ビジョンの売上高目標数値にやや過大感があったが、第1フェーズにおける課題を踏まえて第2フェーズ以降は営業利益重視の方針に転換した。さらに配当方針を変更して株主還元を強化した。弊社では、こうした独自ポジションの確立、営業利益重視戦略への転換、株主還元の強化を評価している。今後はグループシナジー創出によって利益率を持続的に高めることが課題となるが、良好な事業環境を背景とした成長戦略第2フェーズの進捗状況に注目したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
■SIG群<4386>的成长战略
5. 我们的视角
该公司在系统开发和信息服务行业中,在公共领域(针对政令指定城市的人事工资系统、共济会和养老金系统、与国民健康保险相关的系统开发等)以及能源领域(支持和维护送配电事业者的接收和托运系统等)具有优势,并确立了独特的地位。此外,关于成长战略,传统的长期愿景营业收入目标数字有些夸大,但考虑到第一阶段面临的挑战,第二阶段以后转向以营业利润为重心的方针。此外,还改变了分红派息方针以增强对股东的回报。在我们公司中,这种独特位置的确立、转向营业利润重视的战略、以及增强股东回报的做法受到好评。今后,通过创造群体协同效应持续提高利润率将是一个挑战,但我们希望关注良好商业环境下成长战略第二阶段的进展情况。
(撰写: FISCO特约分析师 水田雅展)