<285A> キオクシアHD 1601
本日プライム市場に新規上場。公開価格1455円を1.03%下回る初値1440円をつけ、その後は買い優勢の展開となっている。同社は旧東芝メモリであり、世界最大のフラッシュメモリー専業メーカーとなっている。公開規模の大きさに加えて、これまで上場計画が二転三転した経緯や米ベインキャピタルの動きが警戒材料ともされ、落ち着いた初値形勢の形となっている。
<6146> ディスコ 43360 +2080
大幅続伸。前日に技術説明会が開催されているもよう。テーマはハイブリッドボンディングであったようだ。ここにおいて、HBMでの装置の付加価値向上という面で、現状のものよりさらに期待されることが言及されているようだ。HBMにおけるHB採用での業績寄与の期待を上げる内容だったとも指摘されている。本日は半導体関連まちまちの中で、強い動きが目立つ状況に。
<3978> マクロミル 1225 +21
続伸。前日に提出された大量保有報告書によると、オアシスマネジメントが7.12%の大株主に浮上したことが明らかになった。保有目的として、株主価値を守るため重要提案行為を行うことがあるなどとされている。同社に対しては現在、欧州系投資ファンドCVCキャピタル傘下のTJIが完全子会社化を目的に1株1150円でTOBを実施中。オアシスの大量保有によって、TOB価格の引き上げなど思惑視される状況に。
<8614> 東洋証 561 -46
大幅続落。発行済み株式数の15.8%に当たる1317万9500株、80億円を上限とする自己株式の取得実施を立会外取引で実施すると発表。大株主らが所有する株式の売付申込を行うことなどを内容とする合意に至ったとしており、アクティビスト保有株の売却に対応するものとみられる。1株当たりの価値向上につながるものの、株価は10月以降大きく上昇していることもあって、当面の出尽くし感につながる状況のようだ。
<6361> 荏原製 2565.5 +94
大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断「1」を継続し、目標株価を2300円から2800円に引き上げている。25年12月期に過去最高益を更新する確度が高めっていることで、バリュエーションを引き上げているもよう。エネルギー事業や精密・電子事業の上伸に加えて、のれん減損などの一過性要因も一巡することで、25年12月期営業利益は1000億円予想にまで引き上げている。
<7256> 河西工 158 +50
ストップ高。日産向けが過半を占める自動車部品メーカー。日産とホンダの経営統合報道が思惑材料につながっているもよう。ホンダ向けの販売拡大が期待できるとの見方、ホンダ系の内装部品メーカーとの再編期待などが先行しているとみられる。株価水準の値頃感も強く、短期資金の思惑対象となる形に。なお、日産向けのウェイトの高い部品メーカーとしては、ユニプレスやヨロズなども買い優勢の展開に。
<7012> 川崎重 6364 +50
反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も5000円から8700円に引き上げている。防衛関連銘柄としては相対的に割安感が強く、再評価の余地が大きい銘柄として「持たざるリスク」が意識されるとみているもよう。PS&E事業の下振れ公表で悪材料はおおむね織り込んだとし、今後は株式市場の目線が26年3月期に移るなかで、あらためて割安感が認識されてくると判断のようだ。
<9325> ファイズHD 947 +66
大幅反発。株主優待制度の導入を発表している。3月末の100株以上の株主が対象、保有期間3年未満はアマゾンギフトカード1000円分、3年以上は同カード2000円分を贈呈としている。25年3月末株主から対象となり、保有期間の算定は22年3月末までさかのぼるようだ。株式の投資魅力の向上、中長期保有の投資家層の拡大などを目的としている。株主還元策強化を評価する動きが優勢に。
<7201> 日産自 417.6 +80
ストップ高。ホンダと経営統合に向けた協議に入ると伝わっている。持ち株会社を設立して傘下に両社がぶら下がる形で調整し、将来的に三菱自動車が合流することも視野に入れるとされている。3社が統合すれば販売台数は世界第3位グループとなるもよう。とりわけ、同社は苦境が足元で鮮明化していたため、統合メリットは大きいとの見方が先行。一方、ホンダは負担が増加するとの見方から売り先行の展開に。
<5216> 倉元 234 +28
急続伸。連結決算開始に伴う24年12月期の連結業績見通しを前日に公表している。アイウイズロボティクスの11月から12月までの2カ月分の業績予想を織り込み、営業利益は90百万円、経常利益は28百万円の見通しとしている。24年12月期の個別業績に関しては、11月に下方修正しており、営業利益は35百万円、経常利益は25百万円の赤字見通しであった。連結ベースでの経常黒字化をポジティブに評価の動きへ。
<285A> 存储器股份公司HD 1601
今日在主板市场新上市。首发价格1455日元开盘时下跌1.03%,为1440日元,随后买入倾向占据主导地位。该公司是前东芝存储器,现已成为全球最大的闪存专营制造商。除了公开规模庞大外,过去的上市计划屡次变动以及美国贝恩资本的动向也被视为警惕因素,因此初始价格的稳健形态得以形成。
<6146> 迪斯科 43360 +2080
大幅上涨。前一天举行了技术说明会。主题似乎是混合绑定。在这里,HBM设备的附加值提高,关于期望超出现状的内容被提及。还指出增加了在HBM中采用HB的业绩贡献的期望。今天在半导体相关股走势各异中,该股的强劲表现尤为突出。
<3978> 大数据服务 1225 +21
继续上涨。根据前一天提交的大量持股举报,发现Oasis Management成为7.12%的大股东。其持股目的是为了保护股东价值而进行重要提案行为等。该公司目前正在进行欧洲投资基金CVC资本旗下的TJI以1150日元每股的价格实施的TOB(收购要约),Oasis的大量持股可能使TOB价格上升等受到瞩目。
<8614> 东洋证券 561 -46
大幅下跌。宣布将在非公开交易中实施回购已发行股份的15.8%,即约1317万9500股,最高限额为80亿日元。与大股东达成协议,进行股票的卖出申请等,预计将应对激进投资者持股的出售。虽然这将提升每股价值,但因自10月以来股价大幅上涨,短期内出现了出货感。
<6361> 荏原制造 2565.5 +94
大幅上涨。SMBC日兴证券继续维持投资判断“1”,并将目标价从2300日元上调至2800日元。预计2025年12月期将更新历史最高利润,估值也因此得到提升。除了能源业务和精密电子业务的上升外,商誉减值等一次性因素也得到改善,2025年12月期营业利润预测上调至1000亿日元。
<7256> 河西工 158 +50
涨停价。日产向的汽车零件制造商。日产与本田的经营合并报道引发了市场的联想。由于有望扩大对本田的销售,以及与本田相关的内装零件制造商的重组预期等因素的提前反应,相关股价的吸引力也较强,成为短期资金的关注目标。此外,日产向的非常重要的零件制造商如优尼普雷斯和吉乐兹等也表现出买入优势。
<7012> 川崎重 6364 +50
反弹。SMBC日兴证券将投资判断从“2”上调至“1”,并将目标价从5000日元上调至8700日元。作为防卫相关股票,其相对便宜的感觉很强,预计会有较大的重新评价空间,将会意识到“不持有的风险”。由于PS&E业务的下调声明已基本反映了不利因素,预计未来股市的关注点将转向2026年3月期,预计再次会认识到其低估值。
<9325> ファイズHD 947 +66
大幅反弹。已经宣布实施股东优待制度。3月末的100股以上股东将成为对象,持有期限在3年以下者赠送1000日元的亚马逊礼品卡,3年以上者赠送2000日元的同卡。25年3月末的股东将成为対象,持有期间的计算似乎要追溯至22年3月末。旨在提高股票的投资吸引力,扩大中长期持有的投资者群体等。强化股东回报措施的评估运动占主导。
<7201> 日产汽车 417.6 +80
涨停价。传出将与本田进入经营合并的协商。计划成立控股公司,安排两家公司在其名下,未来也有可能考虑三菱汽车合并。如果三家公司整合,预计销售量将成为全球第三位群体。尤其是,由于该公司目前明显面临困境,因此整合的好处被广泛看好。另一方面,由于本田面临的负担增加,卖出先行的走势开始出现。
<5216> 倉元 234 +28
急速上涨。因开始合并决算,前一天公布了2024年12月期的合并业绩预测。并已纳入从11月到12月的艾维斯机器人两个月的业绩预估,营业利润预计为9000万日元,经营利润为2800万日元。对于2024年12月期的个别业绩,11月已下调,预计营业利润为3500万日元,经营利润为2500万日元的赤字预期。合并基础上的经营黑字化被积极看待。