■伸和ホールディングス<7118>の今後の見通し
● 2025年3月期の業績見通し
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.0%増の6,048百万円、営業利益が同5.1%増の198百万円、経常利益が同4.7%減の199百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.9%増の141百万円を見込んでいる。売上高と営業利益については、食材価格や人件費の増加があるものの、飲食事業と物販事業の既存店売上が堅調に推移し、新規出店(飲食事業2店舗、物販事業4店舗の計画)も寄与して、小幅ながら増収・営業増益予想としている。売上総利益については製造効率向上により同2.0%増、販管費については上場関連の一時費用の発生により同1.8%増を見込んでいる。この結果、売上総利益率は同0.6ポイント低下し61.9%、販管費率は同0.7ポイント低下し58.6%、営業利益率は同0.1ポイント上昇し3.3%となる見込みだ。経常利益については、営業外費用で借入金返済に伴って支払利息が減少するものの、営業外収益での受取利息や協賛金収入等の減少により、減益予想としている。親会社株主に帰属する当期純利益については特別利益に固定資産売却益を計画しているため横ばい予想としている。
なお2025年3月期上期の実績は売上高が3,059百万円、営業利益が106百万円、経常利益が107百万円、親会社株主に帰属する中間純利益が76百万円となった。前期は中間連結財務諸表を作成していないため前年同期との比較はできないがおおむね順調だった。セグメント別に見ると、飲食事業は売上高が1,927百万円で営業利益(全社費用等調整前)が226百万円、物販事業は売上高が1,057百万円で営業利益が105百万円、卸売事業は売上高が74百万円で営業利益が4百万円だった。通期予想に対する上期の進捗率は、売上高で50.6%、営業利益で53.9%、経常利益で54.2%、親会社株主に帰属する当期純利益で54.5%と順調であり、通期予想の達成は可能だろうと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
■伸和控股有限公司<7118>的未来展望
● 2025年3月期的业绩预测
2025年3月期的合并业绩预测为,营业收入预计较上期增长3.0%至604.8亿日元,营业利润预计增长5.1%至19.8亿日元,税前利润预计下降4.7%至19.9亿日元,归属于母公司股东的净利润预计增长0.9%至14.1亿日元。尽管食材价格和人力成本上涨,但餐饮业务和商品销售业务的现有门店营业收入呈良好趋势,新开店(计划餐饮业务2家门店和商品销售业务4家门店)也将有所贡献,因此预计尽管增幅有限,但仍将增加营业收入和营业利润。由于制造效率提高,预计销售毛利将增长2.0%;由于上市相关的一次性费用发生,预计销售和管理费用将增长1.8%。结果,销售毛利率将下降0.6个百分点至61.9%,销售和管理费用率将下降0.7个百分点至58.6%,营业利润率预计上升0.1个百分点至3.3%。尽管由于还款支出利息减少,营业外收入的利息和赞助收入等将减少,预计税前利润将下降。归属于母公司股东的净利润由于计划包括固定资产出售收益在特殊盈利中,因此预计持平。
此外,2025年3月期上半年的实际业绩为营业收入30.59亿日元,营业利润1.06亿日元,税前利润1.07亿日元,归属母公司股东的中间净利润为0.76亿日元。由于上期未编制中间合并基本报表,因此无法与去年同期进行比较,整体表现良好。从各个业务部门来看,餐饮业务的营业收入为19.27亿日元,营业利润(全公司费用等调整前)为2.26亿日元,商品销售业务的营业收入为10.57亿日元,营业利润为1.05亿日元,批发业务的营业收入为0.74亿日元,营业利润为0.04亿日元。上半年对全年的预测的完成率为,营业收入50.6%,营业利润53.9%,税前利润54.2%,归属母公司股东的净利润54.5%,表现良好,预计可以实现年度预测。
(撰写: FISCO特约分析师 水田雅展)