■新日本空調<1952>の業績動向
2. 財務状況
2025年3月期中間期末の財務状況は、流動資産は65,861百万円(前期末比18,436百万円減)となった。主な増減要因は現金及び預金の増加260百万円、売掛債権(受取手形・電子記録債権・完成工事未収入金等)の減少20,772百万円、有価証券の増加300百万円、未成工事支出金の増加498百万円などによる。固定資産は32,351百万円(同703百万円減)となったが、主に投資有価証券の売却や時価評価減による投資その他の資産の減少686百万円による。この結果、2025年3月期中間期末の総資産は98,213百万円(同19,138百万円減)となった。
流動負債は27,485百万円(前期末比20,741百万円減)となった。主な増減要因は支払手形・工事未払金(電子記録債務を含む)の減少8,654百万円、短期借入金の減少8,500百万円、未成工事受入金の増加720百万円などによる。固定負債は4,224百万円(同694百万円増)となったが、主な要因は繰延税金負債の増加705百万円であった。この結果、負債合計は31,710百万円(同20,046百万円減)となった。純資産合計は、66,502百万円(同908百万円増)となったが、主に中間純利益の計上による利益剰余金の増加277百万円、その他有価証券評価差額金の減少194百万円によるものである。この結果、2025年3月期中間期末の自己資本比率は67.6%(前期末は55.8%)となった。
3. キャッシュ・フローの状況
2025年3月期中間期の営業活動によるキャッシュ・フローは10,037百万円の収入となった。主な収入は、税金等調整前中間純利益の計上2,894百万円、減価償却費327百万円、売上債権の減少21,184百万円によるもので、主な支出は、仕入債務の減少8,877百万円であった。投資活動によるキャッシュ・フローは154百万円の支出となった。主な支出は有形固定資産の取得109百万円、主な収入は投資有価証券の取得及び売却による266百万円などであった。財務活動によるキャッシュ・フローは10,197百万円の支出となった、主な支出は、長短借入金の純減額8,583百万円、自己株式の取得による支出0百万円、配当金の支払額1,599百万円であった。
この結果、2025年3月期中間期の現金及び現金同等物は186百万円増加し、同期末残高は13,667百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
新日本空调<1952>的业绩动态
2. 财务状况
2025年3月期中期末的财务状况为流动资产为65,861百万日元(较上期末减少18,436百万日元)。主要增减因素包括现金及存款增加260百万日元,应收账款(应收票据、电子记录债权、完工未收款等)减少20,772百万日元,证券增加300百万日元,未成工程支出增加498百万日元等。固定资产为32,351百万日元(同样减少703百万日元),主要由于投资证券的出售和时价评估减值导致的投资其他资产减少686百万日元。因此,2025年3月期中期末的总资产为98,213百万日元(同样减少19,138百万日元)。
流动负债为27,485百万日元(较上期末减少20,741百万日元)。主要增减因素包括应付票据与工程未付账款(包括电子记录债务)减少8,654百万日元,短期借款减少8,500百万日元,未成工程受款增加720百万日元等。固定负债为4,224百万日元(同样增加694百万日元),主要因素是递延税务负债增加705百万日元。因此,负债合计为31,710百万日元(同样减少20,046百万日元)。净资产合计为66,502百万日元(同样增加908百万日元),主要由于中期净利润的计算使得盈余公积增加277百万日元,其他证券评估差额减少194百万日元。由此,2025年3月期中期末的自有资本比例为67.6%(上期末为55.8%)。
3. 现金流状况
2025年3月期中期的营业活动现金流入为10,037百万日元。主要收入来源为税前中期净利润的计入2,894百万日元,折旧费用327百万日元,销售应收账款减少21,184百万日元,主要支出为采购应付款减少8,877百万日元。投资活动现金流出为154百万日元。主要支出为有形固定资产的取得109百万日元,主要收入来源为投资证券的取得及出售收入266百万日元等。融资活动现金流出为10,197百万日元,主要支出为短期借款的净减少8,583百万日元,自购股份支出0百万日元,分红派息支付金额1,599百万日元。
因此,2025年3月期中期的现金及现金等价物增加186百万日元,期末余额为13,667百万日元。
(作者:日经FISCO客座分析师 寺岛昇)