■活動実績
1. 新規出店の実績
2025年2月期上期は、合計3店舗の新規出店を行った。具体的には、カレッタ汐留高層階に和食レストラン「水色」(5月22日)※1、大阪梅田に「BAGUS梅田店」(5月30日)※2、西新宿に「酒膳 穂のほまれ」(6月27日)※3をオープンし、それぞれ想定を上回る早さで立ち上がってきた。引き続き、出店ペースは抑え気味であるものの、「飲食事業」における2店舗は、立地やコンセプトに優れた新ブランドであり、DDグループ<3073>ならではの業態開発力が発揮されている。また、「ホテル・不動産事業」においては、既述のとおり、3月15日に「3S HOTEL ATSUGI」※4をリブランドオープンした。
※1 「ボーダレス和食」をコンセプトとし、形にとらわれないボーダレスなイノベーティブ和食を提供する。東京ベイエリアの眺望が目の前に広がり、和魂洋才をテーマとした店内空間と料理を楽しむことができる(同社リリースに基づき弊社要約。以下同様)。
※2 「BAGUS心斎橋店」に続く、BAGUSとして関西エリア2店舗目の出店となる。
※3 お米を主役とする和食の新ブランド。日本酒は酒蔵にこだわり「語れる日本酒」をコンセプトに厳選し、美味しいお米と日本酒、それぞれに合う料理を提供する。
※4 湘南の新しいサウナ&ステイをテーマに、「ホテルで過ごす時間をもっと楽しく!」することを目的としたホテル。全263室と神奈川県県央エリアでは最大級となり、日帰り利用も可能な男女別本格フィンランド式サウナ&大浴場を新たに設置した。
2. 新規サービス・マーケットの創出
他社IPコンテンツを活用した新たな取り組みとして、子会社ダイヤモンドダイニングが(株)パルコが運営する名古屋パルコ(3月19日)及び渋谷パルコ(8月23日)、心斎橋パルコ(11月15日)内に期間限定でオープンする「ちいかわラーメン豚」※の運営を相次いで受託した。同社グループのIPコンテンツを活用した店舗運営のノウハウが評価された結果と言える。
※ イラストレーター ナガノ氏による人気作品「ちいかわ」に登場する話題のラーメン屋さんをイメージした店舗。
3. グーグル・クラウドとのジョイント・ビジネス・プランに沿った取り組み
2024年4月22日には、グーグル・クラウド・ジャパン(合)とのジョイント・ビジネス・プランに沿った取り組みを進めることを公表した。同社では、中期経営計画で掲げる重点施策の実現に向け、社内データ基盤の統合や共通管理DBの構築等を進めている。本件は、最先端のクラウド技術と革新的な働き方の実践・提供、並びにデジタルマーケティング分野においてグーグル・クラウドのテクノロジーを活用し、AIによるデータ分析・活用などに狙いがある。「業務システム最適配置」「LTV最大化」「グループ経営力の強化」「次世代人材の育成」の4つの骨子に沿って、各取り組みを協力して行っていく。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
■活动实绩
1. 新店开业实绩
2025年2月期上半年,共新开了3家店铺。具体而言,在卡雷塔汐留高层开设了和食餐厅「水色」(5月22日)※1,在大阪梅田开设了「BAGUS梅田店」(5月30日)※2,在西新宿开设了「酒膳 穂のほまれ」(6月27日)※3,所有店铺都以超过预期的速度顺利开业。尽管开店步伐依旧偏慢,但「餐饮业务」中的这两家店铺是位置和概念出色的新品牌,展现了DD群<3073>独特的业态开发能力。此外,在「酒店·房产ETF业务」方面,如前所述,于3月15日重新品牌开放了「3S HOTEL ATSUGI」※4。
※1 以「无国界和食」为概念,提供不拘一格的无国界创新和食。东京湾地区的美景尽收眼底,能享受以和魂洋才为主题的店内空间和料理(基于公司发布的资料,我们进行了总结。以下同样)。
※2 继「BAGUS心斋桥店」之后,以BAGUS名义在关西地区开设的第二家店铺。
※3 以米为主角的和食新品牌。针对日本酒,专注于酒庄,遵循「能聊的日本酒」的概念,精心挑选,提供美味的米和日本酒,以及各自相配的料理。
※4 以湘南的新桑拿与住宿为主题,旨在「让酒店时光更有趣!」的酒店。共263间客房,是神奈川县县央地区最大的酒店,同时新增了男女分开使用的正宗芬兰式桑拿与大澡堂,支持日间使用。
2. 新服务·市场的创造
作为利用授权IP内容的新举措,子公司金刚石餐饮接连受托在(株) PARCO经营的名古屋PARCO(3月19日)、渋谷PARCO(8月23日)、心斎桥PARCO(11月15日)内限期开放“ちいかわ拉面豚”的经营。这可以说是对该公司群利用IP内容进行店铺经营的经验的认可。
※ 以插画师长野氏的热门作品“ちいかわ”为主题的拉面店。
3. 根据与谷歌云的The Joint业务计划的相关举措
在2024年4月22日,公开了将推进与谷歌云日本(合)的The Joint业务计划的相关举措。该公司正在按照中期经营计划的重点施策,推进内部数据基础的整合和共同管理数据库的构建等。本项目旨在在尖端云技术和创新的工作方式的实践与提供中,利用谷歌云的科技,进行AI的数据分析与应用等。将根据“业务系统最优配置”“LTV最大化”“群经营力的增强”“下一代人才的培养”这四个要点,协同推进各项举措。
(撰写:FiSCO客座分析师柴田郁夫)