日経平均は続落。前日比46.29円安(-0.12%)の38990.56円(出来高概算9億株)で前場の取引を終えている。
24日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は390.08ドル高の43297.03ドル、ナスダックは266.25ポイント高の20031.13で取引を終了した。長期金利の上昇を警戒し、寄り付き後、まちまち。クリスマス祭日の前日で短縮取引となる中、ハイテクが引き続き買われ、株式相場を押し上げた。24日から年末にかけてのクリスマスラリーを期待した買いも手伝い、終盤にかけて、上げ幅を拡大し終了。
米国株高を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は39100円台でスタートした後は、昨日同様、クリスマス休暇に伴う参加者減少が影響して、上げ幅を縮小し39000円台を割り込む場面も。ただ、商い閑散のため売り圧力も強まらなかったことから、日経平均は39000円水準でのもみ合いに。前場のプライム市場の売買代金は僅か1.5兆円ほどに留まった。
日経平均採用銘柄では、コンコルディア<7186>、ふくおか<8354>など地銀株の一角や、SOMPOホールディングス<8630>、MS&AD<8725>など金融株が売られた。富士電機<6504>、日本製鋼所<5631>などが下落した。このほか、ヤマハ<7951>、スズキ<7269>、楽天グループ<4755>、京王電鉄<9008>、東急不HD<3289>などがさえない。
一方、ホンダ<7267>との経営統合協議が引き続き材料視されて、日産自<7201>、三菱自動車<7211>が買われたほか、フジクラ<5803>は反発。また、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、アドバンテスト<6857>など値がさ株の一角もしっかり。このほか、川崎重<7012>、太陽誘電<6976>、日本製鉄<5401>、アルプスアルパイン<6770>などが買われた。
業種別では、電気・ガス、その他製品、保険、銀行、食料品などが下落した一方、鉄鋼、鉱業の2セクターのみ上昇した。
今晩の海外時間では、主要な欧米市場がクリスマス休暇のため休場となっていることから、後場は前場以上の商い閑散となろう。為替も1ドル157円台でほとんど動きはなく、手掛かり材料に欠ける地合いとなっている。昨日のプライム市場の売買代金は3兆943億円と今年最低を記録したが、本日はこの水準を下回る公算が大きい。
日经平均继续下跌。相比前日下跌46.29日元(-0.12%),报38990.56日元(成交量概算9亿股),前场交易结束。
24日的美股市场继续上涨。道琼斯指数上涨390.08美元,报43297.03美元,纳斯达克上涨266.25积分,报20031.13。由于长期利率上升的警惕,开盘后市场表现不一。由于圣诞节前夕短缩交易,高科技股继续受到追捧,股市上涨。受期待从24日到年底的圣诞拉力买盘影响,临近尾盘时,涨幅扩大并结束。
受到美股上涨的影响,东京市场买盘占优开盘。日经平均在39100日元台启动后,和昨天一样,由于圣诞假期导致参与者减少,涨幅缩小,甚至一度跌破39000日元。但由于交易清淡,卖压也没有加大,因此日经平均保持在39000日元水平挣扎。前场主板市场的成交额仅约为1.5万亿日元。
在日经平均采纳的股票中,康科迪亚<7186>、福冈<8354>等地方银行股的一部分,以及SOMPO控股<8630>、MS&AD<8725>等金融股被卖出。富士电机<6504>、日本制钢所<5631>等下跌。此外,雅马哈<7951>、铃木<7269>、楽天集团<4755>、京王电铁<9008>、东急不动产HD<3289>等表现低迷。
另一方面,因与本田<7267>的经营合并协商继续受到关注,日产汽车<7201>、三菱汽车<7211>被买入,富士电缆<5803>也反弹。此外,快速零售<9983>、软银(ADR)<9984>、先进测试<6857>等部分高价股表现坚挺。其它如川崎重工<7012>、太阳诱电<6976>、日本制铁<5401>、阿尔卑斯阿尔派<6770>等也受到买盘。
行业板块方面,电力、燃气、其他产品、保险、银行、食品等下跌,而钢铁、矿业两个板块则上涨。
今晚的境外时间,由于主要的欧美市场因圣诞假期休市,后场的交易将比前场更加清淡。汇率方面,1美元在157日元左右,几乎没有波动,市场缺乏有力的材料。昨日主板市场的成交额为3兆943亿日元,创今年最低纪录,但今日很可能低于该水平。