■フォーバル<8275>の事業概要
4. フォーバルテレコムビジネスグループ
フォーバルテレコム<9445>を中心にVoIP(高速ブロードバンド回線を利用した電話やインターネット接続サービス)・FMC(サービス名「どこでもホン」)などのオリジナル通信サービス、インターネット関連サービス、普通印刷及び保険サービスなどを提供する。また、一括請求する「ワンビリングサービス」を通じて企業のコスト削減や事業効率向上を支援している。直近では、光回線サービスやISPの拡大ペースが落ち着き、電力サービスにも力を入れている。
2025年3月期中間期は、電力サービスで契約件数が増加したことで、売上高が12,452百万円(前年同期比11.7%増)、セグメント利益が564百万円(同11.2%増)となった。
5. 総合環境コンサルティングビジネスグループ
総合環境コンサルティングビジネスグループは、アップルツリーがスマートグリッド設備機器の商社事業(太陽光発電システム、オール電化、蓄電池、HEMS)のほか、太陽光発電システム(住宅用、産業用)の設計、施工、販売事業を展開している。太陽光発電システムに関しては、2017年4月の再生可能エネルギー特別措置法改正(改正FIT法)の影響を受け、販売は停滞期に入ったが、直近では自家発電用途の産業用太陽光発電システムが復調の兆しを見せている。それ以外にもLED照明や蓄電池、住宅用太陽光発電システムなどの環境商品・サービスを積極的に拡販しており、事業構造の転換が安定してきた。LEDについては、国内に高品質なLEDを生産する工場を持つ。2024年3月期には黒字転換を実現して回復期から成長期に移行しつつある。2025年3月期中間期は、業務用の工事時期の偏りなどにより、売上高が2,558百万円(前年同期比5.4%減)、セグメント利益が32百万円(同49.3%減)となった。
6. 人的資本経営(旧 その他)
2025年3月期から「人的資本経営」と名称が改まり、戦略的セグメントとしての位置付けがより明確になった。中核企業のアイテックは、人材・教育分野の強化のため、通信教育事業、書籍の出版・販売事業を手掛ける旧 アイテックと、IT分野のエンジニア及び管理者の育成、東南アジアにおける現地幹部候補・留学生の人材紹介・派遣などを行う(株)クリエーティブソリューションズが2018年4月に合併して誕生した。旧 アイテックは情報処理技術者や個人情報保護士の養成を得意とし、eラーニングでのサービス提供に強みがあり、クリエーティブソリューションズは大手通信会社などを顧客に持ち、安定した需要が特長であった。2020年7月にはシステム企画・設計を得意とするカエルネットワークス(株)(現 フォーバルカエルワーク)を子会社化し、2024年5月には健康経営を支援するタニタヘルスリンク及びエフピーステージを子会社化した。これまで、人材教育事業、IT人材の派遣やシステム企画・開発事業がけん引し、M&Aによる新戦略も加わって順調に業績を伸ばしてきた。2025年3月期中間期は、セミナー等のプログラム更新の関係で一時的に業績が下がる局面もあったが、新規連結子会社業績も加わり、売上高が1,365百万円(前年同期比12.8%増)、セグメント利益が96百万円(同50.6%減)となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
■フォーバル<8275>的业务概要
4. Forval Telecom Business Group
以Forval Telecom<9445>为中心,提供VoIP(通过高速宽带连接的电话和互联网服务)・FMC(服务名为“随身电话”)等原创通信服务、互联网服务、普通印刷及保险服务。此外,通过提供“一次账单服务”,支持企业削减成本、提高业务效率。最近,其专注于电力服务,光纤网络服务和ISP的扩展步伐已经放缓。
在2025年3月期中间期,由于电力服务的合同数量增加,营业收入达到12,452百万日元(同比增长11.7%),细分利润为564百万日元(同比增长11.2%)。
5. 总合环境咨询业务集团
综合环境咨询业务群中,苹果树除了开展智能电网设备的商社业务(光伏太阳能系统、全电化、蓄电池、HEMS)外,还开展光伏太阳能系统(住宅用、产业用)的设计、施工、销售业务。关于光伏太阳能系统,由于受到2017年4月可再生能源特别措施法修正(修正FIT法)的影响,销售进入了停滞期,但最近自家发电用途的产业用光伏太阳能系统表现出复苏的迹象。此外,LED照明、蓄电池、住宅用光伏太阳能系统等环保商品和服务也在积极拓展销售,业务结构的转型已逐渐稳定。关于LED,国内拥有高品质LED的生产工厂。到2024年3月期,实现了扭亏为盈,逐渐从恢复期转向增长期。2025年3月期中间期,由于业务用工程时间的偏差等原因,营业收入为2,558百万日元(同比减少5.4%),细分利润为32百万日元(同比减少49.3%)。
6. 人力资本管理(旧 其他)
自2025年3月期起,更名为“人力资本管理”,其作为战略性细分市场的定位更加明确。核心企业爱特克为了加强人力和教育领域,承担了通信教育业务、书籍的出版与销售业务的旧爱特克,与培养IT领域工程师及管理者、在东南亚进行当地干部候补与留学生的人才介绍与派遣等业务的株式会社创意解决方案于2018年4月合并成立。旧爱特克擅长信息处理技术人员和个人信息保护师的培养,在线学习服务提供方面具备优势,而创意解决方案则拥有大型电信公司等客户,稳定的需求是其特点。在2020年7月,收购了擅长系统规划设计的青蛙网络株式会社(现为フォーバル青蛙工作),并于2024年5月收购支持健康管理的谷田健康链接及FP阶段公司。至今,为人力教育业务、IT人力的派遣和系统规划开发业务主导,M&A导致的新战略也加速了业绩增长。2025年3月期中间期,由于讲座等项目更新的关系,业绩短暂下滑,但由于新并入的子公司业绩也有所贡献,营业收入为1,365百万日元(同比增长12.8%),细分利润为96百万日元(同比减少50.6%)。
SD Entertainment在健康业务的结构改革和成长战略方面取得了更高的利润。Hotta Marumasa由于礼品业务的出售和各项业务的先行投资的影响,因此收入和利润下降。投资业务的销售额为249.53亿日元(较上年同期增长1.5%),经营利润为13.11亿日元(上年同期为13.08亿日元,较上年同期微增长)。