■タクマ<6013>の会社概要
1. 会社概要
同社は、温暖化などの環境問題を解決するため、また循環型社会を実現するため、「環境」と「エネルギー」を主要テーマに燃焼技術をコアとして、廃棄物処理、水処理など環境・エネルギーの分野で様々な技術を生み出し、プラントエンジニアリング事業を展開している。同社の納入するプラントは、地域のごみ処理を支える。そして同社は電力や熱を供給する重要なインフラとしてプラントを数年かけて建設した後、20年、30年の継続的なアフターサービスを行う。そのなかで蓄積される技術やノウハウを次のEPCやアフターサービスに生かしていくことで、同社は強みをさらに強化している。
2. 沿革
同社は、1912年に開発した「タクマ式汽罐」により明治・大正における日本十大発明家として1930年に表彰された創業者・田熊常吉が、ボイラーの製造販売を目的として1938年6月に設立した企業である。その後は、創業の精神である「汽罐報国(ボイラーを通じて社会に貢献する)」の理念を継承し、燃焼技術をコアに事業展開し、1949年に東京証券取引所(以下、東証)及び大阪証券取引所に上場した。1958年にごみ焼却処理プラントや水処理プラント等の環境設備部門にも進出し、1963年に日本初の連続式ごみ焼却プラントを大阪市に納入した。2019年には遠隔監視・運転支援拠点「Solution Lab」を開設し、アフターサービスにも注力している。2022年4月、東証の市場区分の見直しに伴い、市場第1部からプライム市場へ移行した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
■タクマ<6013>的公司资料
1. 公司资料
公司致力于解决温暖化等环境问题,实现循环型社会,以“环境”和“能源”为主要概念板块,以燃烧技术为核心,创造出在废弃物处理、水处理等环境和能源领域的各种技术,开展工厂工程业务。公司所交付的工厂支撑着地域的垃圾处理。同时,作为提供电力和热能的重要基础设施,公司经过数年施工作业建成工厂,并提供20年、30年的持续售后服务。在此过程中积累的技术和专门知识被运用于下一次EPC及售后服务中,从而进一步强化公司的优势。
2. 沿革
公司是由在1912年研发出“塔久玛式锅炉”的创始人田熊常吉于1938年6月成立的,以制造和销售锅炉为目的,并于1930年被评为明治和大正时期日本十大发明家之一。此后公司继承了创业精神“通过锅炉为国服务”的理念,以燃烧技术为核心展开业务,并于1949年在东京证券交易所(以下简称东证)和大阪证券交易所上市。1958年,公司进入垃圾焚烧处理工厂和水处理工厂等环境设备领域,并于1963年在大阪市交付了日本首个连续式垃圾焚烧工厂。2019年,开设了远程监控和操作支持中心“解决实验室”,并且专注于售后服务。2022年4月,随着东证市场区分的审查,公司由第一部市场转移至主板市场。
(撰写:FISCO资深分析师中山博词)