[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;39672.15;+104.09
TOPIX;2775.87;+9.09
[寄り付き概況]
27日の日経平均は104.09円高の39672.15円と3日続伸して取引を開始した。前日26日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は28.77ドル高の43325.80ドル、ナスダックは10.77ポイント安の20020.36で取引を終了した。失業保険申請件数の予想外の減少で、長期金利上昇を嫌気した売りに、寄り付き後、下落。クリスマス祝日明けで動意乏しい中、年末にかけてのクリスマスラリーを期待した買いが根強く下値を支えた。その後、失業保険継続受給者数が3年来の高水準に達したことや7年債入札の強い結果を材料に金利が低下に転じると、終盤にかけて買いが強まり、ダウはかろうじてプラス圏を回復。ナスダックは買いが続かず、主要指数は高安まちまちで終了した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなり、手掛かり材料に乏しい中、昨日の米国市場の午後の時間帯に米長期金利の上昇が一服したことが東京市場で安心感となった。また、外為市場で1ドル=157円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、日経平均は昨日までの続伸で500円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、年末で市場参加者が減っていることもあり積極的な買いは限定的となっているが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された12月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.4%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.5%上昇だった。同じく取引開始前に発表された11月の完全失業率(季節調整値)は2.5%となり前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、11月の有効求人倍率(季節調整値)は1.25倍で前月と同水準。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.25倍だった。
セクター別では、空運業、輸送用機器、医薬品、銀行業、電気・ガス業などが値上がり率上位、鉱業、ゴム製品、海運業、ガラス土石製品、食料品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、DeNA<2432>、ビジョン<9416>、さくら<3778>、ソシオネクスト<6526>、三井E&S<7003>、SHIFT<3697>、楽天グループ<4755>、ニトリHD<9843>、ルネサス<6723>、トヨタ<7203>、パンパシHD<7532>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、レーザーテック<6920>などが上昇。他方、ヤマハ発<7272>、キヤノン<7751>、INPEX<1605>、JT<2914>、ヒューリック<3003>、ブリヂストン<5108>、日産自<7201>、郵船<9101>、サンリオ<8136>、IHI<7013>、アシックス<7936>などが下落している。
[日经平均股价・TOPIX(表)]
日经平均;39672.15;+104.09
TOPIX;2775.87;+9.09
[开盘情况]
27日的日经平均以104.09日元上涨,达到39672.15日元,连续三天上涨开始交易。前日26日的美股市场表现不一。道琼斯指数上涨28.77美元,收于43325.80美元,纳斯达克则下跌10.77点,收于20020.36美元。由于失业保险申请数量意外减少,导致投资者对长期利率上升的不安感,开盘后出现下跌。因圣诞节假期后的交易活动乏力,年末圣诞拉力的预期持续支撑股市底部。随后,由于失业保险持续领取者数量达到三年来的高位以及七年期国债拍卖结果强劲,利率转而下降,临近尾盘时买入意愿增强,道琼斯指数勉强恢复到正区间。而纳斯达克未能持续买入,主要指数涨跌互现,最终收盘。
今天东京股票市场买盘领先。由于昨天的美股主要指数涨跌不一,缺乏指引,在昨天美股市场下午时段美国长期利率回落的消息让东京市场感到安心。此外,外汇市场上,1美元兑157日元80仙,与昨天15时30分左右相比,日元贬值约50仙,这也成为东京市场出口股等股票价格的支撑因素。同时,日经平均在连续上涨超过500日元后,短期内有获利了结卖盘和等待回调的卖盘出现。此外,年末市场参与者减少,积极买入的情况也受到限制,但在开盘阶段,买入仍占优势。值得一提的是,交易开始前发布的12月东京都区部消费者物价指数(CPI·中旬快报)显示,剔除生鲜食品的综合指数同比上涨了2.4%。QUICK汇总的市场预测中位数为2.5%。同样在交易开始前发布的11月完全失业率(季节调整值)为2.5%,与前月持平。QUICK汇总的市场预测中位数为2.5%。此外,11月有效就业职位倍率(季节调整值)为1.25倍,保持在前月水平。QUICK汇总的市场预测中位数也是1.25倍。
从板块来看,空运、运输设备、药品、银行、以及电力和燃气行业等涨幅较大,而矿业、橡胶及塑料制品、海运、玻璃和粘土制品、食品等则涨幅较小。在东京证券交易所主板的成交额前列中,DeNA<2432>、视觉<9416>、樱花<3778>、Socionext<6526>、三井E&S<7003>、SHIFT<3697>、Rakuten Inc.<4755>、尼托里HD<9843>、瑞萨<6723>、丰田<7203>、泛太平洋HD<7532>、软银集团<9984>、索尼集团<6758>、激光技术<6920>等股价上涨。另一方面,雅马哈发<7272>、佳能<7751>、INPEX<1605>、日本烟草<2914>、Hulic<3003>、普利司通<5108>、日产自<7201>、邮船<9101>、三丽鸥<8136>、IHI<7013>、亚瑟士<7936>等股价下跌。