27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■実質2025年相場入りで資金流入期待
■岡谷鋼機、3Q営業利益 4.6%増 258億円
■前場の注目材料:東邦ガス、間接・蓄熱式で水素燃焼、国内初のバーナー開発
■実質2025年相場入りで資金流入期待
27日の日本株市場は、市場参加者は限られるものの、押し目買い意欲の強い相場展開が見込まれる。クリスマス明け26日の米国市場は、NYダウが28ドル高、ナスダックは10ポイント安だった。クリスマス祝日明けで動意が乏しいなか、年末にかけてのクリスマスラリーを期待した買いが根強く下値を支える格好となった。シカゴ日経225先物は大阪比210円高の39700円。円相場は1ドル157円80銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買いが先行しそうだ。米国市場はまちまちだったが、参加者が限られるなかで小動きだった。ナスダック指数は2万台を維持しており、押し目買い意欲の強さが窺えた。東京市場は前日の上昇に対する利益確定の動きはありそうだが、受け渡しベースで実質2025年相場入りとなるなか、押し目買い意欲は強そうだ。
また、NISAに伴う資金流入が意識されやすく、配当志向の物色なども強まりやすいところである。足もとでトヨタ<7203>の強い値動きが目立っているが、本日も堅調な展開が続くようだと、配当志向からバリュー株への資金流入が続くことになるだろう。また、年末高が意識されやすいなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向も注目される。
日経225先物のナイトセッションは39700円で終えている。ボリンジャーバンドの+1σを上回っての推移が目立ち、4万円近辺に位置する+2σが意識されやすい。参加者が限られるなかでインデックスに絡んだ商いに振らされやすいだろうが、調整の場面での押し目買い意欲の強さがみられそうだ。年内4万円回復が射程に入るなかでセンチメントを明るくさせると考えられ、出遅れ感のある中小型株への資金流入も意識されやすいだろう。
■岡谷鋼機、3Q営業利益 4.6%増 258億円
岡谷鋼機<7485>が発表した2025年2月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比1%増の8279億6600万円、営業利益は同4.6%増の258億9300万円だった。鉄鋼部門は製造業向けは順調だったが、建材関連が減少。海外はアジア向けは減少したが、欧米向けが増加した。エレクトロニクス部門は情報インフラ関連は増加したが、車載部品、FA関連が減少。非鉄金属部門は材料価格の上昇に加え、環境配慮型材料が増加した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39568.06、+437.63)
・NYダウは上昇(43325.80、+28.77)
・1ドル=158.00-10円
・シカゴ日経先物は上昇(39700、+210)
・SOX指数は上昇(5175.31、+1.75)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・東邦ガス<9533>間接・蓄熱式で水素燃焼、国内初のバーナー開発
・NTT<9432>通信大手各社、業務・企業の壁超えAIデータ分析、横断型基盤に脚光
・積水化学<4204>ペロブスカイト量産、日本政策投資銀行と新会社
・日本製鉄<5401>USスチール買収、年内完了を断念、1-3月に延期
・JAL<9201>サイバー攻撃、一時不具合も復旧
・インターメスティック<262A>メガネ新文化定着を先導
・朝日工業社<1975>半導体向け温湿調機に上位モデル、ラピダスが採用
・アール・エス・シー<4664>クリーンフォース買収、清掃部門の体制強化
・天馬<7958>韓国に営業拠点、収納ケース現地生産へ協力工場開拓
・扶桑電通<7505>北海道・帯広市のシステム会社を子会社化
・東海理化<6995>車部品各社、バイオマス材料拡大、品質高め環境対応
・日野自動車<7205>社長「三菱ふそう統合協議は米当局との和解が前提」
・J-MAX<3422>中国法人の財務強化へ、電池カバー生産に備え
・アマダ<6113>ドクターヘリ事業に協賛、東海大病院へ運用費支援
・デクセリアルズ<4980>経営戦略本部を来年1月新設
・東北電力<9506>女川原発2号機営業運転を再開、被災地で初
・JFEHD<5411>液化水素で貯槽材料候補の安全性確認、JFEスチールなどが実証
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 12月東京都区部消費者物価コア指数(前年比予想:+2.5%、11月:+2.2%)
・08:30 11月失業率(予想:2.5%、10月:2.5%)
・08:30 11月有効求人倍率(予想:1.25倍、10月:1.25倍)
・08:50 11月鉱工業生産速報値(前月比予想:-3.5%、10月:+2.8%)
・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(12月18・19日分)特になし
<海外>
・10:30 中・11月工業企業利益(10月:前年比-10.0%)
关注以下三个方面,午前27日交易:
■期待在2025年真正进入市场时的资金流入
■冈谷钢机,第三季度营业利润增长4.6%至258亿日元
■前场的关注材料:东邦燃气,间接蓄热式氢燃烧,国内首个燃烧器开发
■期待在2025年真正进入市场时的资金流入
27日的日股市场虽然市场参与者有限,但预计会有强烈的低位买入意愿。圣诞节后的26日,美国市场中,道琼斯指数上涨28美元,纳斯达克下跌10点。在圣诞假期后市场活跃度低迷的情况下,年底的圣诞拉升预期使得买盘稳固支撑了市场的低位。芝加哥日经225期货相比大阪上涨210日元至39700日元。日元汇率在1美元157.80日元附近波动。
日经平均股价在芝加哥期货的带动下,可能会出现轻微的买入。虽然美国市场涨跌不一,但在参与者有限的情况下,波动幅度较小。纳斯达克指数保持在20000点以上,显示出强烈的低位买入意愿。东京市场虽然对前一天的上涨有利润了结的动作,但在交割基准上实质进入2025年市场的情况下,低位买入意愿依然强劲。
此外,由于NISA带来的资金流入受到关注,配当志向的选股也变得更加明显。近期,丰田<7203>的强劲股价表现尤为显著,如果今天继续保持稳健走势,配当志向将推动资金持续流入价值股。此外,年末上涨的预期日益明显,指数影响较大的科技股动向也值得关注。
日经225期货的夜盘以39700日元收盘。显著超出布林线的+1σ,接近4万元的+2σ也变得较为关注。在参与者有限的情况下,可能会与指数相关的交易受到影响,但在调整阶段有可能出现强烈的低位买入意愿。年内回升至4万元在可预见范围内,预计会提振市场情绪,同时也将吸引流入到落后感较强的中小型股。
■冈谷钢机,第三季度营业利润增加4.6%,达到258亿日元
冈谷钢机<7485>发布的2025年2月期第三季度业绩显示,营业收入同比增长1%至8279亿6600万日元,营业利润同比增长4.6%至258亿9300万日元。钢铁部门面向制造业的表现良好,但建材相关业务有所减少。境外方面,亚洲市场有所下降,但欧美市场增长。电子部门的信息基础设施相关业务增长,但汽车元件和FA相关业务有所下降。有色金属部门由于材料价格的上涨以及环境友好型材料的增加也有所增长。
■前场关注材料
日经平均上涨(39568.06,+437.63)
・道琼斯指数上涨(43325.80,+28.77)
・1美元=158.00-10日元
・芝加哥日经期货上涨(39700,+210)
・SOX指数上涨(5175.31,+1.75)
・活跃的股票回购
・东证要求提高企业价值
・东邦燃气<9533>间接・蓄热式水素燃烧,国内首款燃烧器开发
・NTT<9432>通信-半导体龙头企业,跨越业务和企业壁垒进行人工智能数据分析,受到关注
・积水化学<4204>量产钙钛矿,与日本政策金融公库成立新公司
・日本制铁<5401>收购美国钢铁,放弃年内完成,推迟至1-3月
・JAL<9201>遭遇网络攻击,曾出现故障但已恢复
・国际文化领先新文化的眼镜
・朝日工业社<1975>针对半导体的温湿调节机推出高级模型,拉皮达斯已采用
・RSC<4664>收购清洁力量,强化清洁部门的体制
・天马<7958>在韩国设立营业据点,开拓合作工厂进行储物盒的当地生产
・扶桑电通<7505>将北海道带广市的一家系统公司纳入子公司
・东海理化<6995>汽车元件各家公司,扩大生物质材料,提高质量,响应环保
・日野汽车<7205>社长表示「三菱扶桑的整合协商以与美国当局的和解为前提」
・J-MAX<3422>为加强中国法人财务,准备电池外壳的生产
・天田(6113)赞助直升机医疗业务,支持东海大学医院的运营费用
・德克赛利尔(4980)计划于明年1月新设经营战略总部
・东北电力(9506)女川核电站2号机组重新开始商业运营,这是在灾区的首次
・JFE控股(5411)确认液化氢储罐材料的安全性,JFE钢铁等进行验证
☆前场活动日程
<国内>
・08:30 12月东京都区消费者物价核心指数(同比预测:+2.5%,11月:+2.2%)
・08:30 11月失业率(预测:2.5%,10月:2.5%)
・08:30 11月有效求人倍率(财务预测:1.25倍,10月:1.25倍)
・08:50 11月工业生产初步数据(与上月相比财务预测:-3.5%,10月:+2.8%)
・08:50 日本银行货币政策决定会议的主要意见(12月18・19日分)特别无
<境外>
・10:30 中・11月工业企业利润(10月:同比-10.0%)