Sapeet<269A>は、Expert AIを活用したAIプロダクト及びAIソリューションの提供を行う。Expert AI事業の単一セグメントで、AIソリューション(24年9月期売上高に対して45.6%)とAIプロダクト(同54.4%)の2軸を展開。Expert AI事業は、従来のAIが「ノンコア業務を代替し業務効率化を図る」ことに対して、「AIで各領域の専門家ナレッジを再現・サポートし、コア業務の価値をさらに増幅・拡張する」ものと同社では定義している。同社の強みとする技術分野は、AI及び3Dに関するものがある。AIに関する技術分野としては、主に画像認識、自然言語処理、機械学習/深層学習が中心で、AIソリューションにおいて2024年9月期における上位10プロジェクトの平均受注単価は1,800万円(前期比700万円増)、継続率は90.0%(同4.3pt増)と順調に推移している。
AIプロダクトでは現在、「シセイカルテ」「マルチカルテ」「カルティチャット」「カルティセールス」を展開しており、そのうち「シセイカルテ」の売上高・アカウントがAIプロダクト全体の8割程度を占めている。総アカウント数は2024年9月末3,465アカウント(前期末比750アカウント増)、解約率は2024年9月期0.63%(前期比0.71pt減)となっている。2023年9月期の相手先別売上高比率は、大株主のPKSHA向けが12.9%となっている。
2024年9月期の売上高は前期比50.8%増の634百万円、営業損益が19百万円の赤字(前年同期は147百万円の赤字)で着地した。AIソリューションにおける既存プロジェクトの進捗やコミュニケーションアルゴリズムを中心とした新規プロジェクト獲得、AIプロダクトにおけるメインプロダクトである「シセイカルテ」「マルチカルテ」のアカウント数の増加等が寄与した。営業利益については、広告宣伝費や採用教育費といった一定額のボラティリティがある費用により上下するものの、4Qにおいて四半期黒字化を達成した。2025年9月期の売上高は前期比45.5%増の924百万円、営業利益が80百万円の黒字を見込んでいる。
同社は今後、AIソリューション・AIプロダクト、プラットフォーム等の好循環により、非連続な成長を実現させ、ストック型の売上を積み上げで収益基盤の安定化・投資資金の確保も図っていく。接骨院、フィットネス、医療機関などの幅広いウェルネス顧客基盤(54%)に加えて、ITや小売りなども多様な基盤を持ち、業界依存度が低く幅広い領域のナレッジ・ノウハウが獲得できている。ただ、顧客規模・プロジェクト予算・利用開始までの期間等、幅広い顧客ニーズに応えられるためアクセスできる市場は広く、国内AI市場・DX市場の拡大とともに顧客基盤は安定して増加させることができそうだ。また、AIソリューションにおける約47%が生成AIに関する案件で、足元の引き合いの状況から今後も生成AI案件の割合は上昇することを想定しているようだ。AIプロダクトも販売パートナーと協業しながら海外展開を見据えており、AIソリューション・AIプロダクト両輪での成長が期待できる。中長期的な成長原資となるような人材投資や開発投資を継続しながらも、トップラインは40%以上の高い成長を目指しており、直近IPO銘柄かつAI関連銘柄として今後の成長に注目しておきたい。
Sapeet <269A> 利用专家人工智能提供人工智能产品和人工智能解决方案。它是专家人工智能业务的一个细分市场,正在开发两个方面:人工智能解决方案(截至9月24日的财年销售额的45.6%)和人工智能产品(相同的54.4%)。该公司将专家人工智能业务定义为 “用人工智能复制和支持每个领域的专业知识,进一步放大和扩大核心运营的价值”,而传统的人工智能 “取代非核心运营以提高工作效率”。该公司实力雄厚的技术领域包括与人工智能和三维相关的技术领域。与人工智能相关的技术领域主要是图像识别、自然语言处理和机器学习/深度学习,2024/9财年人工智能解决方案排名前十的项目的平均订单单价为1,800万日元(与上一财年相比增加了700万日元),延续率稳步增长90.0%(同比增长4.3个百分点)。
至于人工智能产品,目前正在开发 “资生图表”、“多图表”、“Carty Chat” 和 “Carty Sales”,其中,“资生图表” 的销售额和占比约占人工智能产品总数的80%。截至2024/9财年末,账户总数为3,465个账户(与上一财年末相比增加了750个账户),而2024/9财年的取消率为0.63%(比上一财年下降0.71个百分点)。主要股东PKSHA在截至2023/9财年的合作伙伴销售率为12.9%。
2024/9财年的销售额比上一财年增长了50.8%,达到6.34亿日元,营业损益为1900万日元赤字(去年同期赤字1.47亿日元)。人工智能解决方案现有项目的进展、以通信算法为中心的新项目的收购,以及人工智能产品的主要产品 “Shisei Chart” 和 “Multiple Charts” 账户数量的增加都做出了贡献。由于广告成本和招聘教育费用等固定波动成本,营业收入上升和下降,但第四季度实现了季度盈余。截至2025/9财年的销售额预计将比上一财年增长45.5%,达到9.24亿日元,营业利润盈余8000万日元。
未来,该公司将通过人工智能解决方案、人工智能产品、平台等的良性循环实现不连续增长,还将通过积累股票类型的销售来稳定利润基础和确保投资资金的安全。除了整骨疗法诊所、健身、医疗机构等广泛的健康客户群(54%)外,信息技术和零售业也具有不同的基础,并且在几乎不依赖该行业的情况下获得了广泛领域的知识和专有技术。但是,由于它可以响应广泛的客户需求,例如客户规模、项目预算、开始使用前的期限等,因此可以进入一个庞大的市场,而且随着国内人工智能市场/DX市场的扩大,客户群似乎可以稳步增加。此外,大约47%的人工智能解决方案是与生成式人工智能相关的项目,由于目前的调查状况,似乎可以假设生成式人工智能项目的比例在未来将继续上升。人工智能产品在与销售合作伙伴合作的同时,还展望海外扩张,人工智能解决方案和人工智能产品的增长是可以预期的。在继续进行将成为中长期增长来源的人力资源投资和开发投资的同时,Topline的目标是40%或以上的高增长,我想作为最近的IPO股票和与人工智能相关的股票来关注未来的增长。