以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家IPOキムさん(ブログ「IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年12月21日15時 に執筆
新年明けましておめでとうございます。1年中IPOにこだわって投資をしているIPOキムと言います。これまでIPO投資は「儲かる」と言われていましたが状況の変化が見られます。
2023年10月に「IPOにおける公開価格の設定プロセスの見直し」が行われそこから1年以上もIPO投資が低迷しています。個人的には残念でなりません。これまでIPOに1回当選できたら10万円程度の利益が見込めると言われていたのに現在は2万円~3万円にまで落ち込んでいます。
理由はルール見直しによる上場サイズの拡大なども関係しています。上場日程に幅を持たせたり、仮条件の範囲外で公開価格が設定される内容も関係があります。ルール見直しは仕方がないことかもしれませんがモチベーション低下となっています。明らかにIPOに資金が向かわず盛り上がっていません。
ただ、2024年は大型のIPOだと盛り上がる銘柄もありました。トライアルホールディングス<141A>やタイミー< 215A>、東京地下鉄< 9023>などは初値でしっかり資金が入っています。個別銘柄は2024年3月分まではある程度盛り上がりましたがそれ以降はパフォーマンスが低下し公開価格1.5倍を超えることが難しくなっています。
さらに公開価格割れとなる銘柄も普通に見かけるようになり、IPOは「儲かる」と言われていたこれまでとは一変したように思います。2025年もこの状況が続けばIPOから離れる投資家が増えそうです。
逆に良いことも少しはあります。それは上場サイズが大きくなりIPOに少しだけ当選しやすくなりました。公開株数が多くなり当選する機会が増えたように思います。
店頭で配分を狙っている方の中には1単元あたりのパフォーマンスが低下しても数で勝負できる方も出てきました。これでは公募増資(PO)や立会外分売みたいな投資になりかねません。私のようにネット抽選で勝負している投資家には厳しいと言えます。
最近は公開価格割れする銘柄が増えすぎて、人気がある銘柄は当選しにくく、公開割れの可能性がある銘柄はどんどん当選するような状況も出てきました。ネット抽選派の方は公開価格割ればかり掴んでIPOが嫌いになった方もいそうです。銘柄の選別を行わず申込みしている方が多くいるのが現状です。
IPOで簡単にチェックする項目は「公開規模」「公募・売出し」「業績」「株主構成」「事業内容」などになります。わかるようになれば簡単ですが最近は公開価格割れする銘柄が多過ぎるためIPOに参加する前に軽く確認しておくことをお勧めします。
自分で調べる作業が面倒な方は私が銘柄別にまとめている記事を確認してみると良いかもしれません。上場承認時に独自初値予想も掲載しています。ブログ名は「IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記」です。
IPO抽選に前受け金不要で参加できる証券会社も増えているため誰にでも当選期待があります。しかし盛り上がらない投資になりつつあるため残念です。2025年も2024年のような環境が続くのであればIPOから離れる投資家が増えるかもしれません。
店頭証券と上手く付き合っている方は問題ありませんがネット組は手間ばかりかかるため投資方法の見直しをしたほうがよい時期に来ているのかもしれません。私はIPOで利益が出せなくなったら不動産投資型クラウドファンディングやデジタル証券などと組み合わせて利益を狙おうと考えています。既に投資を始めていますけどね!
市場に任せるしかありませんが2025年はIPO復活となる年になれば嬉しいです。IPOで利益が出せなくなった方はクラファンなどにも投資してみるといいかもしれません。
もちろん米国株式インデックス・ファンド(投資信託)やロボアドなどにも投資しています。暗号資産(仮想通貨)は小額で放置している状況です。今更ですがIPOに資金を利用しているため他の投資に大きな資金を割り振っておらず機会損失が発生しています。
IPO投資専門で取り組んでいましたが2024年は色々考えさせられる年でした。2025年はどんな年になるのか楽しみです。願うはIPO投資の復活です!!
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執筆者名:IPOキムさん
ブログ名:IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記
以下是Fisco社交报告员个人投资者已上市新股金先生(博客“已上市新股初值财务预测博客,金先生的已上市新股投资日记”)撰写的评论。Fisco积极与个人方合作,努力向投资者传播更丰富的信息。
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※2024年12月21日15时 撰写
新年快乐。我是一年到头都在关注已上市新股投资的已上市新股金。以往人们普遍认为已上市新股投资是“赚钱”的,但情况正发生变化。
2023年10月进行了“已上市新股公开价格设置流程的审查”,自那时起已上市新股投资一直低迷,持续超过一年。对此我感到非常遗憾。过去,人们普遍认为如果能中一次已上市新股就能获得大约10万的利益,但如今这一数字已下降到2万到3万。
原因包括由于规则审查导致的上市规模扩大等因素。上市日程有所调整,公开价格也可能在临时条件的区间之外设定。尽管可能在所难免进行规则审查,但这却降低了人们的积极性。明显地,资金没有投向已上市新股,市场并未获得活力。
然而,在2024年,有些大型的已上市新股却引起了热议。Trial Holdings<141A>、タイミー<215A>、东京地铁<9023>等新股在初值时都有相当好的资金流入。个别股票在2024年3月前表现得相对活跃,但随后的表现却低迷,公开价格超出1.5倍变得困难。
此外,出现公开价格破发的股票也变得常见,似乎已上市新股的“赚钱”神话已遭到打破。如果2025年这一情况持续,可能会有更多投资者与已上市新股渐行渐远。
反而也有一些好处。那就是上市规模变大,IPO获胜的机会稍微增加了一点。公开股份的数量增加,似乎增加了中奖的机会。
在柜台中,虽然每单元的表现下降,但也有一些人能够通过数量来获胜。 这样可能变成公募增资(PO)或场外分售那样的投资。像我这样通过网络抽签进行竞争的投资者可以说是很艰难。
最近公开价格低于发行价的股票数量越来越多,受欢迎的股票中签率低,而公开价格可能低于发行价的股票却越来越容易中签。网络抽签派的人可能因为老是拿到低于发行价的股票而厌恶IPO。实际上,有很多人并没有对股票进行选择就申请。
在IPO中,简单查看的项目包括“公开规模”、“公募・售出”、“业绩”、“股东结构”、“业务内容”等等。了解后就很简单,但由于最近公开价格低于发行价的股票太多,因此建议在参与IPO之前轻轻检查一下。
如果自己调查的工作很麻烦,或许可以看看我针对各个股票总结的文章。在上市批准时,我也发布了独特的初值财务预测。博客名称是“如果是IPO初值财务预测博客,那就是金先生的IPO投资日记”。
由于越来越多的证券公司可以不需要预付款参加IPO抽签,因此任何人都有中签的期待。然而,由于投资没有热度而令人失望。如果2025年仍将持续2024年的环境,可能会有更多投资者离开IPO。
与柜台证券良好交往的人没问题,但网络用户因为麻烦重重,所以可能是时候重新审视投资方法。我想在IPO无法盈利时,结合地产投资型众筹或数字证券来追求利润。其实我已经开始投资了!
虽然只能交给市场,但如果2025年能成为IPO恢复的年份,那就太好了。无法从IPO中获利的人可能也可以试着投资众筹等。
当然,我也在投资美股指数型基金(基金)和机器人顾问等。数字货币(虚拟货币)只投入了少量资金并处于闲置状态。虽然现在再说也晚了,但由于我将资金用于已上市新股,其他投资没有分配大笔资金,导致了机会损失。
我曾专注于已上市新股投资,但2024年却让我思考良多。期待2025年会是怎样的一年。希望已上市新股投资能恢复!!
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作者名:已上市新股小金
博客名:如果是已上市新股首日财务预测博客,那么就是小金的已上市新股投资日记