9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は続落、売り一巡後は米市場休場で様子見
・ドル・円は軟調、米金利安・日本株安で
・値下がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>
■日経平均は続落、売り一巡後は米市場休場で様子見
日経平均は続落。前日比302.13円安(-0.76%)の39678.93円(出来高概算9億1000万株)で前場の取引を終えている。
8日の米国市場はまちまち。ダウ平均は106.84ドル高の42635.20ドル、ナスダックは10.80ポイント安の19478.88で取引を終了した。雇用関連指標の強弱まちまちの結果を受け、寄り付き後は横ばい。9日がカーター元大統領の服喪の日で株式市場が休場となるほか、今週末に控えている雇用統計発表待ちの調整売りが先行。さらに、長期金利の上昇に連れた売りに、下落に転じた。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月開催分)で堅調な成長が続くとの参加者の見通しが示され、相場は下げ止まった。終盤にかけダウはプラス圏を回復、ナスダックは小幅下落と、まちまちで終了。
米国株は高安まちまちだったが、米ハイテク株の下落を受けて、東京市場はやや売り優勢で取引を開始。上場来高値を更新していたアドバンテスト<6857>が前日比マイナス圏に沈むなど値がさ半導体株が軟調な値動きとなったことで、日経平均はやや下げ幅を広げる展開となった。ただ、為替が1ドル158円台で推移するなど円安ドル高が下支えとなり、日経平均は39600円水準では下げ渋る格好に。
日経平均採用銘柄では、アドバンテストや東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>などが売られたほか、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株も弱い。また、三菱自動車<7211>、マツダ<7261>、日産自動車<7201>、日野自動車<7205>、ホンダ<7267>など自動車株も売り優勢となった。このほか、三井物産<8031>、ジェイテクト<6473>、オムロン<6645>などが下落した。
一方、長期金利上昇などを材料にふくおか<8354>、千葉銀行<8331>、しずおかFG<5831>、三菱UFJ<8306>など銀行株が買われたほか、前日売られたSOMPOホールディングス<8630>、野村<8604>などは反発。このほか、中外製薬<4519>、荏原製作所<6361>、TOPPANホールディングス<7911>、フジクラ<5803>、クレディセゾン<8253>などが買われた。
業種別では、海運、輸送用機器、卸売、精密機器、鉱業などが下落した一方、その他製品、医薬品、食料品、繊維の4セクターのみ上昇した。
今晩の米国市場はカーター元大統領の国葬のため休場となっていることから、後場の東京市場は商いが減少するだろう。明日、米雇用統計の発表も控えていることから、ポジション調整に関する売買がメインか。参加者減少で後場一段安への警戒感は低いが、40000円台回復も難しそうだ。日経平均は39700円水準でのもみ合いとなろう。
■ドル・円は軟調、米金利安・日本株安で
9日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、158円39銭から157円93銭まで値を下げた。米10年債利回りの低下でドルはやや売られ、対円で弱含む展開。一方、日本の強い賃金統計で日銀の金融政策をにらんだ株安・円高の基調に振れた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は157円93銭から158円39銭、ユーロ・円は163円00銭から163円42銭、ユーロ・ドルは1.0305ドルから1.0319ドル。
■後場のチェック銘柄
・Chordia Therapeutics<190A>、BTM<5247>など、4銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・11月現金給与総額:前年比+3.0%(予想: +2.7%、10月:+2.2%)
・豪・11月小売売上高:前月比+0.8(予想: +1.0%、10月:+0.6)
・豪・11月貿易収支:+70.79億豪ドル(予想:+55.5億豪ドル、10月:+56.70億豪ドル←+59.53億豪ドル)
・中・12月消費者物価指数:前年比+0.1%(予想:+0.1%、11月:+0.2%)
・中・12月生産者物価指数:前年比-2.3%(予想: -2.4%、11月:-2.5%)
【要人発言】
・イエレン米財務長官
「コロナ関連の支出がインフレを若干押し上げた可能性」
「過去2カ月、ディスインフレ進展見られないが、インフレは依然鈍化基調だと確信」
<国内>
・特になし
<海外>
・16:00 独・11月鉱工業生産(予想:前月比+0.5%、10月:-1.0%)
在9日深夜交易中,我想注意以下3点。
・日经平均指数持续下跌,经过一轮抛售,美国市场休市观望
・美元和日元疲软,美国利率低,日本股市疲软
・东京电子 <8035> 是价格下跌的最大贡献者,爱德万测试 <6857> 同样位居第二
■日经平均指数持续下跌,经过一轮抛售,美国市场休市观望
日经平均指数继续下跌。远期市场交易收于39678.93日元(预计成交量为9.1亿股),与前一天相比下降了302.13日元(-0.76%)。
8日的美国市场涨跌互现。道琼斯平均指数上涨106.84美元,至42635.20美元,纳斯达克指数收于19478.88美元,下跌10.80点。它取得的业绩在就业相关指标方面的优势和劣势好坏参半,在接近之后保持平稳。股市将于9日因前总统卡特的哀悼日休市,调整后的销售额将优先,等待本周末之前公布的就业统计数据。此外,销售与长期利率的上升有关,这导致了下降。美联储(Fed)公布的联邦公开市场委员会(FOMC)议程摘要(12月)向参与者表明,稳定增长将继续,市场价格停止下跌。道琼斯指数在比赛快要结束时回升至正值区域,纳斯达克指数以小幅下跌收盘。
美国股市涨跌互现,但为了应对美国高科技股的下跌,东京市场开始交易时略有卖出优势。由于Advantest <6857>(自上市以来一直处于高位)与前一天相比跌至负值区间,以及半导体股价格走势疲软,日经平均指数小幅扩大了跌幅范围。但是,日元贬值和美元升值,例如汇率在1美元兑158日元区间内波动,成为支撑,日经平均指数似乎不愿跌至39600日元水平。
在日经平均指数采用的股票中,爱德万测试、东京电子<8035>、Lasertec <6920>等被卖出,川崎汽船(9107)、日本邮运(9101)和商船(9104)等航运股也表现疲软。此外,三菱汽车 <7211>、马自达 <7261>、日产汽车 <7201>、日野汽车 <7205> 和本田 <7267> 等汽车股也具有销售优势。此外,三井物产(8031)、捷太格特(6473)、欧姆龙(6645)等均下跌。
同时,福冈<8354>、千叶银行 <8331>、静冈FG <5831>和三菱日联<8306>等银行股是通过长期利率上调等买入的,以及在反弹前一天卖出的SOMPO控股<8630>和野村<8604>等。此外,收购了中外制药<4519>、江原制作所 <6361>、凸版控股<7911>、藤仓 <5803>、信贷季<8253>等。
按行业划分,航运、运输设备、批发、精密仪器、采矿等下降,而只有其他4个行业,即产品、药品、食品和纺织品上涨。
由于美国市场今晚因前总统卡特的国葬而休市,因此稍后东京市场的业务将下滑。由于美国就业统计数据即将在明天公布,与仓位调整相关的交易是最主要的吗?由于参与者减少而导致后台人数进一步下滑,人们不太谨慎,但似乎很难恢复到4万日元的水平。日经平均指数可能与39700日元水平相当。
■由于美国利率低和日本股市贬值,美元和日元疲软
美元和日元9日上午在东京市场处于软地位,价格从158日元39日元跌至157日元93日元。由于美国10年期国债收益率下降,美元小幅抛售,兑日元的走势受到薄弱控制。同时,日本强劲的工资统计数据显示,鉴于日本央行的货币政策,股票贬值和日元升值的趋势。
到目前为止,美元和日元的交易区间为157日元93日元至158日元39仙不等,欧元和日元的交易区间为163日元至163日元42先令,欧元为1.0305至1.0319美元。
■后台查看股票
・4只股票,例如Chordia Therapetics<190A>和BTM<5247>等有高止损位
*包括临时停车高度(符号值)
・东京电子 <8035> 是价格下跌的最大贡献者,爱德万测试 <6857> 同样位居第二
■经济指标和关键人物的陈述
[经济指标]
・周日和11月的现金工资总额:与上年相比增长3.0%(预测:+2.7%,10月:+2.2%)
・澳大利亚11月零售额:与上个月相比增长0.8(预测:+1.0%,10月:+0.6)
・澳大利亚11月贸易差额:+70.79亿澳元(预测:+55.5亿澳元,10月:+56.7亿澳元 ← +59.53亿澳元)
・12月中旬消费者物价指数:同比增长0.1%(预测值:+ 0.1%,11月:+ 0.2%)
・12月中旬生产者价格指数:同比下降2.3%(预测值:-2.4%,11月:-2.5%)
[贵宾致辞]
・美国财政部长耶伦
“与COVID相关的支出可能略微提振了通货膨胀”
“在过去的两个月中,反通货膨胀没有取得任何进展,但我坚信通货膨胀仍处于放缓趋势。”
<国内>
・没什么特别的
<海外>
・16:00 德国/11月工业生产(预测:与上月相比增长0.5%,10月:-1.0%)