$東京エレクトロン (8035.JP)$が2月9日大引け後(15:30)に24年3月期(23年4-12月)連結決算を発表。同時に通期業績を上方修正した。
●売上高は前年同期比22.3%減の1兆2832億円。
●純利益は32.3%減の2390億円。
●営業利益は33.1%減の3110億円。
●1株あたり純利益は514.17円。
●通期売上高予想は、従来予想から5.8%引き上げた1兆8300億円に、純利益予想は10.7%引き上げた3400億円とした。
●期末配当予想を27円増額し、年間配当予想を340円から367円とした。
調整局面を迎えていた半導体製造装置向け設備投資に底打ちの兆候がみられたという。メモリ及び先端ロジック、ファウンドリ向け半導体に対する設備投資は全体的に抑制傾向にあったが、生成AI用途の投資引き合いが増加した。また、半導体の自給率向上に向けた中国でのIoT及び車載、産業用の成熟世代向け設備投資は、前期に続いて堅調に推移した。
出所:東京エレクトロンIR資料