■成長戦略
1. 基本戦略
ハウテレビジョン<7064>は成長に向けた基本戦略として、BtoB領域のキャリアプラットフォーム事業は「成長率×収益性」の観点から引き続き高成長が期待されるため、キャリアプラットフォーム事業の成長に向けて、新卒サービス「外資就活ドットコム」における顧客単価向上と顧客数増加、中途サービス「Liiga」における採用決定数の増加による収益性改善と再成長を推進している。2024年4月に子会社化したログリオのエンジニア採用代行サービスについても、需要の高まりに対応してグループシナジーによりエンジニア職領域の採用支援を強化する。新規事業領域におけるCtoC知見共有プラットフォーム「Mond」については、早期の事業化に向けてプロダクト開発とマネタイズの検討を推進している。さらにM&A・アライアンスを積極活用して事業ポートフォリオの多様化にも取り組む。
市場環境としては、ビジネス職・エンジニア職ともに新卒市場での優秀人材獲得がメンバーシップ型では困難となり、外資系企業にとどまらず国内大手企業においてもジョブ型採用への移行が加速している。また、社会・産業のDXに伴って、企業のIT人材に対する量的・質的需要が一段と高まっている。同社資料によると、新卒・中途採用支援市場(BtoB)は約7,000億円、キャリアアップ支援市場(BtoC)は約9,000億円であり、同社にとって事業拡大余地は大きい。さらに中長期的には、知見共有市場(CtoC)の約2.7兆円も含めた能力開花支援領域への展開を目指している。
なお、M&A・アライアンスの対象領域・候補先企業は、キャリア領域では同社の顧客企業群に対してクロスセルが可能なサービス(人事・採用関連サービスなど)を保有している企業、ライフスタイルを含む能力開花領域では同社のキャリアプラットフォームの顧客もしくは将来的に顧客となりえる層に対してオンラインサービスを通じて能力開花の機会(未就学児~高校生の習いごと・語学学習、社会人向けビジネススクール、ハイクラス人材の恋愛・結婚など)を提供している企業、テクノロジー領域では同社のプロダクトの拡張につながるような先進技術及び先進技術を活用したプロダクト(マッチング精度の高度化、生成系AIの活用など)を保有している企業としている。
M&Aの投資ガイドラインについては、対象企業・事業は候補先選定基準に適合する企業及び事業、業績面は原則としてEBITDA黒字企業(想定されるシナジーの大きさによってはEBITDA赤字も許容)、金額はEV/EBITDA倍率10倍以下が目安(EBITDA赤字の場合は投資額5億円が上限)、原資は原則として現金及び預金と金融機関からの借入(金額の多寡によっては資本性スキームも検討)としている。なお各事業年度における件数・金額目標は定めず、案件に応じて柔軟に検討する。この選定基準・ガイドラインに基づいて、2023年8月に幼児教育支援事業を展開するPalettが発行した新株予約権(第1回J-KISS型新株予約権)を取得したほか、2024年4月にエンジニア採用代行サービスのログリオを子会社化した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
■增長戰略
1。基本策略
作爲增長的基本戰略,從BtoB領域 “增長率×盈利能力” 的角度來看,HowTelevision<7064>有望繼續保持高速增長,因此它正在通過提高客戶單位價格、增加新研究生服務 “外國求職dot com” 的客戶數量以及增加職業生涯中期服務 “Liiga” 的增長招聘決策數量來促進盈利能力的改善和再增長。關於Loglio的工程師招聘代理服務,該服務於2024/4年成爲子公司,還將通過集團協同作用加強對工程師職位的招聘支持,以應對不斷增長的需求。關於新業務領域的CToC知識共享平台 “Mond”,我們正在促進產品開發和貨幣化研究,以實現早期商業化。此外,我們將積極利用併購聯盟來實現業務組合的多元化。
在市場環境方面,在新畢業生市場中,無論是商務還是工程師職位,都很難獲得優秀的人力資源,不僅外國附屬公司,而且國內主要公司都在加速向工作型招聘的過渡。此外,隨着社會和工業數字化轉型,對企業IT人力資源的定量和定性需求進一步增加。根據該公司的數據,新的畢業生/職業生涯中期招聘支持市場(BtoB)約爲7000億日元,職業發展支持市場(BtoC)約爲9000億日元,因此公司有足夠的擴展業務的空間。此外,從中長期來看,我們的目標是擴展到能力發展支持領域,其中包括約2.7萬億日元的知識共享市場(CToC)。
注意,併購聯盟的目標領域/候選公司是那些提供服務(人事/招聘相關服務等)的公司,這些服務(人事/招聘相關服務等)可以在職業領域向公司的客戶企業集團進行交叉銷售,以及有機會通過在線服務爲公司職業平台的客戶發展能力,或者那些可能成爲能力發展領域未來客戶的人,包括生活方式(學齡前兒童到高中生的學習/語言學習,在職成人的業務)這是一家提供學校的企業,高級人力資源的戀情/婚姻等),在技術領域,它是一家擁有先進技術和產品(先進的匹配精度,使用生成式人工智能等)的企業,這些技術和產品利用先進的技術和產品將導致公司產品的擴展。
關於併購投資指南,目標公司/業務是符合候選人選擇標準的公司和企業;原則上是息稅折舊攤銷前利潤盈餘公司(根據預期協同效應的規模,息稅折舊攤銷前利潤赤字是可以接受的);大致金額是10倍或更少的EV/EBITDA比率(在息稅折舊攤銷前利潤赤字的情況下,投資額爲上限),通常,現金、存款和來自金融機構的貸款(還會根據金額對資本計劃進行審查)僅此而已。此外,每個業務年度的案例數量和價格目標尚未確定,將根據項目靈活地進行審查。根據這些選擇標準和指導方針,開發幼兒教育支持業務的Palett發行的股票收購權(第一種J-KISS類型的股票購買權)於2024/8年被收購,工程師招聘機構服務機構Loglio於2024/4年成爲子公司。
(作者:FISCO客座分析師水田正史展覽)