10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■買い一巡後の底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンス
■ソフトバンク、24/3営業利益 17.4%減 8760億円、25/3予想 2.7%増 9000億円
■前場の注目材料:兼松、ベトナムで排出権創出、水田のメタン削減
■買い一巡後の底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンス
10日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。9日の米国市場は、NYダウが331ドル高、ナスダックは43ポイント高だった。週次失業保険申請件数の予想を上回る増加を受けて、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が強まった。米長期金利の低下で、ハイテクも底堅く推移した。シカゴ日経225先物は大阪比395円高の38435円。円相場は1ドル155円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時37980円まで売られ、節目の38000円割れからのリバウンドとなった。前日の大幅な下げで割り込んでいた75日線を上回ってきており、25日線が位置する38560円辺りを意識させてきそうだ。朝方はインデックス買いが入ることで日経平均株価についても、75日線回復から25日線を意識させてくるだろう。SQに絡んだ商いも指数を押し上げる要因になりそうだ。
ただし、決算発表がピークを迎えるなか、積極的な売買は手控えられやすく、先物主導のインデックスに絡んだ商いにとどまりやすい。週末要因もあって買い一巡後は次第にこう着感を強めてくる可能性もあるだろう。また、SQ値が高く決まる可能性もあるため、寄り付き後はSQ値が抵抗線として意識されてくる展開もありそうだ。まずは買い一巡後の底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスになろう。
また、米国では半導体株の一角が軟調だった。アームホールディングスの下落については前日の段階で織り込まれているため、ソフトバンクG<9984>には買戻しが入りやすいだろうが、本日決算発表となる東エレク<8035>の軟調推移が続くようだと、日経平均株価の重荷となる可能性はありそうだ。物色としてはインデックスに絡んだ売買のほかは、決算を手掛かりとした個別対応となる。
なお、昨夕に決算を発表したところでは、ソフトバンク<9434>、日産自<7201>、富士フイルム<4901>、キリンHD<2503>、花王<4452>、ダイキン工<6367>、住友不<8830>、ニコン<7731>、コスモエネHD<5021>、神戸鋼<5406>辺りの動向が注目されそうだ。
■ソフトバンク、24/3営業利益 17.4%減 8760億円、25/3予想 2.7%増 9000億円
ソフトバンク<9434>が発表した2024年3月期業績は、売上高が前期比2.9%増の6兆840億200万円、営業利益は同17.4%減の8760億6800万円だった。2025年3月期業績は、売上高が前期比1.9%増の6兆2000億円、営業利益は同2.7%増の9000億円を計画。主力のモバイルを含むコンシューマ事業などが成長する見込み。端末の売り上げが伸びるうえ、販売手数料が減少することで増益となる。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(39387.76、+331.37)
・ナスダック総合指数は上昇(16346.27、+43.51)
・シカゴ日経先物は上昇(38435、大阪比+395)
・VIX指数は低下(12.69、-0.31)
・米原油先物は上昇(79.26、+0.27)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・兼松<8020>ベトナムで排出権創出、水田のメタン削減
・酉島製作所<6363>エジプトに新拠点、インフラ向けポンプ保守
・ブラザー工業<6448>ローランドDG買収断念へ、買い付け価格上げず
・三菱自<7211>米裁判所、三菱自子会社に賠償命令、交通事故で1570億円
・大和ハウス<1925>社内起業後押し、予算300億円規模
・伊藤忠<8001>低炭素還元鉄の供給網構築、ブラジル社などと協力
・三井物産<8031>米テキサスで太陽光発電、300億円投じ26年商業運転
・富士通<6702>がんタイプ分けで成果、説明可能なAI技術を開発
・日立建機<6305>仮想で施工進捗管理、アプトポッドなどと基盤開発
・菊池製作所<3444>グループのイノフィス、欧米人仕様ロボスーツを今夏投入
・MonotaRO<3064>“置き配” 対象を全国に拡大、個人客も利用可能
・ダイヘン<6622>新中計、社会課題解決製品の26年度売上高700億円に
・アルプスアルパイン<6770>経営構造改革、海外中心に3000人削減
・王子HD<3861>環境型包材の開発に着手、ワルキと食品・日用品向け
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 3月家計支出(前年比予想:-2.3%、2月:-0.5%)
・08:50 3月経常収支(予想:+3兆4546億円、2月:+2兆6442億円)
<海外>
・特になし
我想在10天提前交易中注意以下3點。
■在一輪買入後確定穩定性時表現出浮躁的立場
■軟銀的24/3營業利潤下降17.4%,至8,760億日元,25/3預測增長2.7%,至9,000億日元
■正面引人注目的材料:兼松在越南設立排放權,減少稻田中的甲烷
■在一輪買入後確定穩定性時表現出浮躁的立場
10日的日本股市可能會出現買入占主導地位的市場。美國市場9日,紐約道瓊斯指數上漲331美元,納斯達克指數上漲43點。由於每週失業保險索賠數量的增長超出預期,對聯儲局(聯儲局)降息的預期得到加強。由於美國長期利率下降,高科技也保持穩定。芝加哥日經225指數期貨價格爲38435日元,比大阪高395日元。日元匯率一直徘徊在每美元155日元40日元。
看來它將在買入之前開始,其形式是下跌,轉而支持芝加哥期貨。日經225指數期貨在夜盤時段暫時被拋售至37980日元,從該里程碑的38,000日元跌幅中反彈。它已經超過了前一天因急劇下跌而中斷的75天線,看來它將使我們意識到第25條線所在的38560日元區域。指數購買將在上午開始,因此日經平均指數也將使我們意識到自從75日線回升以來的第25條線。與SQ相關的業務似乎也是推動該指數的一個因素。
但是,隨着財務業績公告達到頂峯,很容易避免激進的交易,並且很容易繼續從事涉及期貨驅動指數的業務。由於週末的因素,這種感覺也有可能在購物後逐漸加劇。此外,由於有可能確定SQ值居高不下,因此似乎可能會出現一些事態發展,即SQ值在接近後被視爲阻力線。首先,讓我們確定一輪買入後的穩定程度,然後採取激進的立場。
此外,美國一角的半導體股票疲軟。由於前一天已將Arm Holdings的下跌考慮在內,因此回購很容易進入軟銀G<9984>,但如果看來今天將公佈的Toelec<8035>的疲軟走勢,這似乎很可能會成爲日經平均指數的負擔。至於購物,除了涉及指數的交易外,它是以結算爲線索的個人支持。
請注意,當昨晚公佈財務業績時,軟銀<9434>、日產 <7201>、富士膠片 <4901>、麒麟高清 <2503>、花王 <4452>、大金工業 <6367>、富士住友 <8830>、尼康 <7731>、Cosmoene HD <5021> 和神戶制鋼 <5406> 的趨勢似乎很有吸引力注意。
■軟銀的24/3營業利潤下降17.4%,至8,760億日元,25/3預測增長2.7%,至9,000億日元
軟銀公佈的截至2024/3財年的財務業績<9434>爲68.4億日元,較上一財年增長2.9%,營業利潤爲8,760億680億日元,同期下降17.4%。至於截至2025/3財年的財務業績,我們計劃銷售額將比上一財年增長1.9%至6.2萬億日元,營業利潤將增長2.7%至9000億日元。消費業務等,包括主要手機,預計將增長。隨着銷售費用的降低,終端的銷售將增加,利潤將增加。
■正面引人注目的材料
・紐約道瓊斯指數上漲(39387.76,+331.37)
・納斯達克綜合指數上漲(16346.27,+43.51)
・芝加哥日經期貨上漲(38435,與大阪相比上漲395點)
・VIX指數下跌(12.69,-0.31)
・美國原油期貨上漲(79.26,+0.27)
・美國長期利率下降
・對美國通貨膨脹將趨於平靜的預期
・要求東京證券交易所提高企業價值
・兼松 <8020> 越南設立排放權並減少稻田中的甲烷
・鳥島製作所 <6363>埃及的新基地,基礎設施的泵維護
・兄弟工業 <6448> 放棄收購羅蘭DG,收購價格未提高
・三菱自己的<7211>美國法院命令三菱自己的子公司賠償交通事故1570億日元
・Daiwa House <1925>支持內部創業,預算爲300億日元
・伊藤忠商事 <8001> 建立低碳還原鐵供應網絡,與巴西企業合作等
・三井物產<8031>德克薩斯州的太陽能發電,在26年內投資300億日元用於商業運營
・富士通 <6702> 開發了可以按癌症類型解釋結果的人工智能技術
・日立建築設備 <6305> 虛擬施工進度管理、使用aptopods進行基礎設施開發等
・Kikuchi Seisakusho <3444>集團旗下的Innophis將於今年夏天推出西方機器人套裝
・Monotaro <3064>在全國範圍內擴大了 “安排” 目標,個人客戶也可以使用
・Daihen<6622>新的財年中期解決社會問題的產品的銷售額在第26財年達到700億日元
・Alps Alpine <6770> 管理結構改革,裁員3000人,主要是海外
・Oji HD <3861> 開始開發適合步行、食品和日用品的環保包裝材料
☆ 前臺活動時間表
<國內>
・3月8點30分家庭支出(同比預測:-2.3%,2月:-0.5%)
・3月 08:50 經常賬戶餘額(預測:+3,4546 億日元,2 月:+2 萬億美元 6,442 億日元)
<海外>
・沒什麼特別的