■SDGsへの取り組み
日本BS放送<9414>のサステナビリティへの取り組みについては、主に社会課題の解決に貢献する情報発信が挙げられる。様々な視聴者層に向けた教育機会の提供として、多様なコンテンツを制作している。レギュラー番組の「偉人・敗北からの教訓」においては、偉人たちが犯した歴史的な大失敗から、その背景、要因、影響等を読み解き、偉人の人物像を浮き彫りにするとともに、現代を生きる人の教訓とすることができる。絵本の読み聞かせ番組の「今日のえほん」では、未来を切り開くすべての子どもたちのために、心を豊かにする絵本と出会う機会を提供している。京都文化の継承として「京都画報」「京都浪漫 悠久の物語」をレギュラー放送しているほか、毎年テーマを変えながら放送している「桜前線全国キャスターリレー!」や栃木県宇都宮市にて行われるアニメイベント「とちてれ☆アニメフェスタ!」への協賛等は、地方振興につながる施策となっている。そのほか、環境に関する問題提起を内包した番組の放送・配信等、コンテンツをはじめとした情報発信を通して、社会課題の解決に貢献するような施策に取り組んでいる。
子会社である(株)理論社と(株)国土社においては、子どもの本の専門出版社が集まる、良質な児童図書の出版・普及活動を目的とする「児童図書 十社の会」に所属し、出版書籍による教育機会の提供を行っている。
ダイバーシティの推進については、ジェンダー平等として女性社員の活躍に向けた環境整備や、人材の多様化のための中途採用等を強化している。同社によれば、2023年8月期時点での割合は、女性社員は37.8%、女性管理職は27.6%、中途採用者は80%以上となっている。同社では、放送局として魅力あるコンテンツを視聴者に提供するためには、コンテンツの多様性が重要と考えており、人材の多様性が魅力的な多様性のあるコンテンツを生み出すことから、多様性を重視した人材戦略を実践している。この考えはSDGsにも通じるものであり、同社で働く社員にとっても好意的に受け止められているようである。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
■致力於實現可持續發展目標
關於日本BS廣播(9414)的可持續發展活動,其主要貢獻於解決社會問題,向不同觀衆提供教育機會,製作多樣化的內容。在固定節目“偉人·從失敗中獲得的教訓”中,通過閱讀偉人犯錯的歷史大失誤,解讀其背景、原因、影響等,展現偉人的形象,爲現代人提供教訓。在繪本讀物節目“今日繪本”中,爲開創未來的孩子們提供海量的心靈豐富的繪本。此外,還有京都文化的傳承——固定節目“京都畫報”,“京都浪漫-悠久的物語”,每年更換主題的“櫻花前線全國演播員接力賽”以及在宇都宮市舉辦的動漫活動“tochitere☆anime festa!”的贊助等,是爲地方振興做出的努力。此外,通過內容的傳播及信息的發佈,提出與環境問題相關的問題引發熱議,爲解決社會問題做出貢獻。
其子公司理論社和國土社所屬的“十家兒童圖書社”旨在出版和推廣優質的兒童圖書,提供教育機會。
公司推進多樣化的戰略,力促性別平等,通過支持女員工活躍在工作場所,在中途入職等方面加大人才的多樣化。根據該公司提供的數據,到2023年8月末,女員工比例爲37.8%,女性管理職位爲27.6%,而中途入職員工佔80%以上。該公司認爲,爲向觀衆提供富有魅力的內容,多樣性的內容至關重要,多樣化的人才可創造優秀的內容,因此實施多樣化戰略。這一想法也貫徹在SDGs中,對該公司員工來說也是有利的。
(編輯:FISCO分析師村瀬智一)