日銀は14日に開いた金融政策決定会合で、国債の買い入れは3月に決定された方針に沿って実施される方針を決めた。具体的な計画は次回会合で決める。事実上、今夏以降に保有国債を減額することになる。
政策金利である無担保コールレート翌日物の誘導目標を0―0.1％で据え置くことを決めた。
発表を受け、東京外国為替市場の円相場は一時157.98円まで急騰。
日銀の国債保有が国内総生産（ＧＤＰ）に匹敵する規模に膨らんでおり、植田和男総裁は国債買い入れの減額とそれに伴ってバランスシートを圧縮していく方針を重ねて表明していた。タイミングについては、３月の政策変更が「消化される様子を見てからと考えている」との見解を示していた。
植田和男総裁は14日午後に記者会見し、決定内容を説明する。
出所：Bloomberg、トレーダーズ・ウェブ
ーmoomooニュースEvelyn