■DDグループ<3073>の会社概要
1. 事業内容
レストラン・カフェ・専門料理業態、ダーツやビリヤード、カラオケなどの店舗を、首都圏をはじめ全国主要都市に多ブランド展開する「飲食・アミューズメント事業」は、保有ブランドの多様性を生かしたブランドマネジメント制と好立地に集中的に出店するドミナント展開などに特長がある。また、2019年12月に湘南レーベル(株)などを買収したことにより、ホテル、貸コンテナ、不動産販売などの「ホテル・不動産事業」も展開している。
2001年に飲食店経営を開始して以来、「コンセプト」「空間」「ストーリー」を重視した独自の発想による業態開発力には定評があり、「VAMPIRE CAFE」や「アリスのファンタジーレストラン」「ベルサイユの豚」など個性的な人気ブランドを創出する一方で、「わらやき屋」「今井屋」「BAGUS」などの高収益ブランドを展開している。また、積極的なM&Aによるカフェなどノンアルコール業態の開発など、業態ポートフォリオの拡充や東海、関西、中国(広島県、岡山県)、九州(福岡県)へのエリア拡張がこれまでの同社の成長を支えてきた。
事業セグメントは、主力となる「飲食・アミューズメント事業」のほか、2021年2月期より追加した「ホテル・不動産事業」の2つに分類される。「飲食・アミューズメント事業」が売上高の約94%を占めている(2024年2月期実績)。
各事業セグメントの概要は以下のとおりである。
(1) 飲食・アミューズメント事業
a) 飲食
グループの中核会社である(株)ダイヤモンドダイニングにより、レストラン・専門料理店・カフェなどを自社グループで業態開発し、都心部及び首都圏を中心に全国主要都市にて展開。2017年9月に参入したウエディング部門も含まれている※。また、2019年3月に連結化したエスエルディー<3223>は、ダイニング・カフェ業態にて他社保有IPコンテンツ(アニメ、ゲーム、漫画、音楽などの創作物)とのコラボレーションイベントに特長がある。一方、海外飲食事業については、2021年8月に海外子会社の株式譲渡により撤退した。
※ウエディング部門として、「京都祝言」(京都市東山区)、「NOVEL SHINSAIBASHI」(大阪市中央区)、「CASA FELIZ」(広島市西区)を運営。
b) アミューズメント
飲食同様、グループの中核会社であるダイヤモンドダイニングにより、「BAGUS」を主要ブランドとして高級感のあるビリヤード、ダーツ、カラオケなどの店舗やシミュレーションゴルフ、複合カフェなどを運営し、その他にガストロパブ&スポーツバー「THE PUBLIC」、カプセルホテル「GLANSIT」などの直営店舗を都内中心に展開している。
「飲食・アミューズメント事業」における2024年2月期末の直営店舗数(グループ全体)は、115ブランドで323店舗※になった。そのうち、山手線沿線内には飲食業界トップクラスの197店舗を出店(ドミナント展開)し、東海や関西、中国、九州など出店エリアも拡大している。
※ほかにもライセンス及び運営受託店舗として9店舗を有している。
(2) ホテル・不動産事業
2019年12月に連結化した湘南レーベルを中心に展開している。「湘南を世界のSHONANへ」というスローガンの下、湘南の感度の高いビーチカルチャーをベースとした、人々の暮らしに関わる事業に注力している。神奈川県においてホテル運営事業6棟のほか、貸コンテナ事業、賃貸事業、戸建て不動産販売事業、シェアハウス事業など、複数の事業を手掛けている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
■DD 集團 <3073> 公司概要
1。業務內容
從東京都市區開始,在全國主要城市發展多個品牌的餐廳、咖啡館、特色烹飪企業、飛鏢、檯球、卡拉OK等的 “食品/飲料/娛樂業務” 具有諸如利用自有品牌多樣性的品牌管理系統和在優越位置密集開店的主導發展等特點。此外,自從在2019/12年度收購湘南標籤有限公司等以來,它還在發展 “酒店/房地產業務”,例如酒店、租賃集裝箱和房地產銷售。
自2001年開始管理餐廳以來,它一直以強調 “概念”、“空間” 和 “故事” 的獨特理念爲基礎的業務類型開發能力而聞名,在創建 “吸血鬼咖啡廳”、“愛麗絲幻想餐廳” 和 “凡爾賽豬” 等獨特的流行品牌的同時,他們正在開發 “warayaki商店”、“今井屋” 和 “BAGUS” 等高利潤品牌。此外,業務類別投資組合的擴張以及向東海、關西、中國(廣島縣、岡山縣)和九州(福岡縣)的區域擴張,例如通過積極的併購發展咖啡館等非酒精類業務類別,支持了公司的增長。
除了作爲主力的 “食品飲料和娛樂業務” 外,該業務板塊還分爲兩類:從2021/2財年開始增加的 “酒店/房地產業務”。“食品和飲料娛樂業務” 約佔銷售額的94%(截至2024/2財年的業績)。
每個業務部門的概述如下。
(1) 食品和飲料/娛樂業務
a) 食物和飲料
集團的核心公司Diamond Dining Co., Ltd. 在自己的集團中發展了餐廳、特色餐廳、咖啡館等業務,並正在全國主要城市,主要是市中心和大都市區擴張。在2017/9年度進入的婚禮部門也包括在內*。此外,於2019/3年合併的SLD <3223>的優勢在於它是一項合作活動,其IP內容(動畫、遊戲、漫畫、音樂等創作)由餐飲/咖啡業務類別的其他公司擁有。同時,由於海外子公司的股份轉讓,海外食品和飲料業務於2021年8月撤出。
*作爲婚禮部門,我們經營 “京都問候”(京都市東山區)、“NOVEL心齋橋”(大阪市中央區)和 “CASA FELIZ”(廣島市西區)。
b) 娛樂
與食品和飲料類似,該集團的核心公司Diamond Dining以 “BAGUS” 爲主要品牌經營高級檯球、飛鏢、卡拉OK等商店、模擬高爾夫、綜合咖啡館等,還主要在東京發展美食酒吧和體育酒吧 “THE PUBLIC” 以及膠囊旅館 “GLANSIT” 等直接管理的門店。
截至2024/2財年末,“食品和飲料娛樂業務” 的直營門店(整個集團)數量爲115個品牌的323家門店*。其中,山手線沿線開設了197家食品和飲料行業的頂級餐廳(占主導地位),東海、關西、中國和九州等門店開業區域也有所擴大。
*我們還有其他9家門店作爲特許和簽約門店。
(2) 酒店和房地產業務
它以湘南標籤爲中心,該標籤於2019/12年度合併。在 “湘南走向世界湘南” 的口號下,我們以湘南高度敏感的海灘文化爲基礎,專注於與人們生活相關的業務。除了神奈川縣的6家酒店管理業務外,他們還涉及多項業務,例如集裝箱租賃業務,租賃業務,獨立房地產銷售業務,共享房屋業務等。
(由 FISCO 客座分析師柴田鬱夫撰寫)