■株主還元策
1. 配当政策
日産東京販売ホールディングス<8291>は、株主への利益還元を行うことを経営の重要課題の1つと認識し、成長性を確保するための内部留保も考慮しながら、配当性向30%台維持を目標に据えるとともに、業績に応じた機動的な対応を行うなど株主還元を強化していくことを基本方針としている。このため、2024年3月期の年間配当金を、営業利益が計画を上回り、また特別利益を計上することになったため、9円増配して24円(中間配当金9円、期末配当金13円、期末特別配当金2円)とした。2025年3月期の年間配当金は、特別配当金がなくなるものの、24円(中間配当金12円、期末配当金12円)を維持する予定である。
オリジナルQUOカードを贈呈
2. 株主優待制度
同社は、株主の日頃の支援に感謝するとともに、同社株式への投資魅力を高め、より多くの株主に中長期的に同社株式を保有してもらうことを目的に、株主優待制度を導入している。株主優待制度の対象となる株主は、基準日(3月31日)の株主名簿に記載または記録された同社株式5単元(500株)以上保有している株主である。株主優待の内容は、同社人気車種を意匠したオリジナルQUOカードを、500株以上1,000株未満を保有する株主に1,000円分、1,000株以上5,000株未満を保有する株主に2,000円分、5,000株以上を保有する株主には保有継続期間2年未満で3,000円分、保有継続期間2年以上で5,000円分を贈呈している。贈呈の時期は、毎年1回、同社定時株主総会終了後(6月下旬頃)に発送する予定としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
股東回報策略
1. 分紅政策
日產東京銷售控股株式會社<8291>將股東回報視爲重要經營任務之一,並考慮內部留存以確保業務增長,同時將股息支付率保持在30%左右,強化股東回報,採取根據業績靈活應對等措施作爲基本方針。因此,由於業績超預期並計劃計入特別利潤,該公司決定於2024年3月期間將年度分紅增加9日元至24日元(中期分紅9日元,期末分紅13日元,期末特別分紅2日元)。該公司計劃於2025年3月期間維持年度分紅爲24日元(中期分紅12日元,期末分紅12日元),雖然期末特別分紅將消失。
贈送原創QUO卡
2. 股東優待制度
該公司爲感謝股東的日常支持,提高對公司股票的投資吸引力,促使更多股東長揸該公司股票而引入了股東優待制度。適用股東優待制度的股東是指,在基準日(3月31日)的股東名冊或記錄中,持有該公司股票5股單位(500股)及以上的股東。股東優待內容包括原創QUO卡,以同公司受歡迎車型爲設計,贈送500股以上1,000股以下持有者1,000日元,1,000股以上5,000股以下的股東贈送2,000日元,擁有5,000股或以上的股東分別贈送持股續存期間不到2年的3,000日元和持股續存期間超過2年的5,000日元。禮物贈送時間爲定期股東大會之後(大約在6月下旬)的每年一次郵寄。
(作者:華富證券客座分析師宮田仁光)