■業績動向
3. 2025年3月期の業績見通し
アイエックス・ナレッジ<9753>の2025年3月期の業績については、売上高で前期比2.2%増の22,231百万円、営業利益で同5.9%増の1,752百万円、経常利益で同4.5%増の1,817百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同4.6%減の1,216百万円と堅調な増収及び営業増益を見込んでいる。
受注環境については、コロナ禍で加速したデジタル化(DX)による企業のビジネス変革の動きは今後も継続し、それを支えるIT投資は堅調に推移すると見込まれる。緊迫化する世界情勢や急激な円安による物価高騰など経済の先行きに不透明感は残るものの、国内システムインテグレーション業界への影響は軽微であると考えられる。営業面では、既存案件の拡大とともに、DX・クラウド化案件(オンプレミスからクラウドへの移行や統合など)の受注拡大を目指す。DX案件売上高の構成比では4ポイント増の34%を計画する。人員の補強がカギとなるが、定期的な新卒採用(2024年4月に90名(IKI単体では89名)を新卒採用)に加えて、中途採用(年間10人前後)及びパートナーとの連携も強化しており、機会を逃さない体制が整う。育成に関しては、PM育成や新技術習得(AWS、Azureの認定資格取得など含む)を継続するのに加え、進行期はリスキリング(スキルの見える化、再教育、最適配置など)を強化する。一人ひとりのキャリアを考慮して適正なスキルの習得に時間をかける。売上高の成長率が2.2%予想と低めになった背景には、このような中長期を見据えた人的資本への先行投資がある。
営業利益は前期比5.9%増、営業利益率で7.9%(前期は7.6%)を見込む。売上総利益率は21.0%(前期比0.9ポイント上昇)と収益性が高まるのは、DX案件が増加する中、単価の高い有資格者が増えてきたことも要因である。販管費率13.1%(同0.7ポイント増)と人件費などを中心に増加するものの、売上総利益の増加が上回る予想だ。弊社では、進行期は意図的に“踊り場”を作り、成長スピードを一定程度抑制する戦略と理解している。短期的には教育投資などが先行するが、DX・クラウド化の動きが依然として活発であることから、中期的にはスキルアップした人材の単価の上昇などで十分回収できると考えている。戦略遂行のKPIとして、DX案件売上高比率(直近30.4%)、クラウド関連取得資格数(直近588資格)などにも注目したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
■業績動向
3.2025 年3月期的業績預測
關於2025年3月期的業績,AX Knowledge <9753>預計營業收入增長2.2%至222.31億元,營業利潤增長5.9%至1,752萬元,經常利潤增長4.5%至1,817萬元,歸屬於母公司股東的淨利潤預計下降4.6%至1,216萬元,預計收入和營業利潤將保持穩健增長。
關於接單環境,預計隨着數字化(DX)推動企業業務變革的加速化,IT投資將繼續穩步推進。儘管世界經濟形勢日趨緊張,通貨膨脹加劇等因素導致經濟前景不確定,但國內系統集成行業的影響可能很小。在營銷方面,將尋求擴大現有項目並擴大受訂單,包括DX雲化項目(從On-Premises 遷移到雲端或整合等)。預計DX項目的收入比例將增長4個百分點,達到34%。儘管人員的加強是關鍵所在,但不僅定期招收新畢業生(IKI單體將在2024年4月招收90名畢業生),還將強化招聘(每年約10人)和與合作者的聯繫,確保不錯失機會。爲提高技能,將不僅培養PM技能和學習新技術(包括AWS、Azure等認證),而且在推進期間還將強化技能重塑(技能可見性、再教育、最佳配置等)的措施。每個人都會花時間考慮合適的技能水平,並注重個人職業生涯。對銷售收入增長率低於2.2%的背後原因是對人力資本進行中長期投資。
預計營業利潤增長5.9%,營業利潤率爲7.9%(去年爲7.6%)。預計銷售總利潤率將上升0.9個百分點至21.0%,收益率將提高,這是由於在DX項目增加的情況下,有證書的高薪人員的價格也在上漲。銷售和一般管理成本率預計將增加0.7個百分點至13.1%,但銷售總利潤的增長預計將超過它們。在推進期間,公司有意製造“觀望期”,戰略上抑制增長速度。短期內,教育投資等領域將優先考慮,但由於數字化(DX)和雲化的趨勢仍然很活躍,因此在中期內,我們認爲可以通過人員技能提高和價格上漲等來實現足夠的回報。在DX項目銷售佔比(最近30.4%)、雲相關獲得資格數量(最近588個資格)等方面,我們應該關注戰略執行的KPI。
SD Entertainment在健康業務的結構改革和成長戰略方面取得了更高的利潤。Hotta Marumasa由於禮品業務的出售和各項業務的先行投資的影響,因此收入和利潤下降。投資業務的銷售額爲249.53億日元(較上年同期增長1.5%),經營利潤爲13.11億日元(上年同期爲13.08億日元,較上年同期微增長)。