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Flight Safety Foundationより日本で初めてリチャード・クレーン賞を受賞

日本首次獲得來自飛行安全基金會的理查德·Crane獎

日本航空 ·  07/10 11:00

JALは、Flight Safety Foundation(※1)より今年のリチャード・クレーン賞(The Richard Crane Award(※2))を受賞しました。
この賞は、航空安全の分野において長い歴史と高い権威を持つFlight Safety Foundationに所属する世界中の会員から、その年の受賞者がノミネート(推薦)されるものです。今年はJALの長年にわたる安全への取り組み、とりわけJAL123便事故以来の継続的な安全推進や安全啓発センターの運用を通じた安全文化の醸成が高く評価され、多くの推薦をいただき受賞することとなりました。

(※1)Flight Safety Foundationは1945年に創設された、民間航空の安全性向上に取り組む、独立した非営利の国際組織。
 

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(※2)リチャード・クレーン賞はFlight Safety Foundationの創設者の一人であるRichard T. Crane氏にちなんで設立された賞であり、民間航空の安全に対する継続的な貢献とリーダーシップを発揮した組織を表彰する。産業界、政府、非政府組織が推薦の対象となる。
(航空会社が表彰されたことは今回が3例目)

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【Flight Safety Foundationコメント】
「 Flight Safety Foundationは、JALの卓越した安全への取り組みと組織学習を称えることを誇りに思います。過去数十年にわたり、JALは安全へのアプローチを変革し、強固で持続的な安全文化を築き上げました。」と、 Flight Safety Foundationの社長およびCEOであるハッサン・シャヒディ博士は述べました。
big               (左)日本航空株式会社 常務執行役員 安全推進本部長 立花宗和
(右)Flight Safety Foundation社長およびCEO ハッサン・シャヒディ博士

【受賞に対する鳥取社長からのビデオメッセージ(要約)】(授賞式にて上映)
このたびは、名誉あるRichard Crane Awardに選出いただき、感謝申し上げます。1951年の創立以来、70年以上の歴史の中で、JALグループが培ってきた安全文化を評価いただいたものと受け止めております。私たちは、1985年のJAL123便事故をはじめとして、過去の事故の教訓を継続的に学び、経営トップがリードして安全文化を育んでまいりました。
安全は、航空会社の最も重要な価値であり、その存在意義そのものです。いついかなるときも、お客さまをお守りすることが使命であることを、全社員が理解し、常にその遂行に取り組んでおります。また、航空会社の不断の努力に加えて、お客さまを含む全てのステークホルダーと協力して安全を守っていくことが大切だと認識しております。

【JALの取り組み】
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JALでは、安全に係る業務に必要な技能、知識および能力を身につけるため、社員それぞれの役割・職階に応じた教育・訓練を実施しています。加えて、安全に係る必要な情報を周知し、定期的な安全啓発を実施しています。
具体的には、安全アドバイザリーグループの畑村洋太郎氏が提唱する、現地(事故現場)に行き、現物(残存機体、ご遺品等)を見て、現人(事故に関わった方)の話を聞くことで安全の本質を理解するという三現主義に基づく取り組みを実施しています。
現地である御巣鷹の尾根に慰霊登山を行い、安全啓発センターで残存機体などの現物と向き合い、さらには、事故に直接関わった現人の話を聞くことにより、意識の奥底から安全の重要性を啓発しています。これらを通してすべての社員が自らの仕事はお客さまの尊い命と財産をお預かりする仕事であるとの重みを心に刻み、安全への誓いを行っています。

このたび、私たちの安全への取り組みに対して栄誉ある賞をいただくことができたことへの感謝の気持ちを胸に、お客さまと社会のためにさらなる航空の安全を実現できるよう、すべての社員が一丸となって取り組んでまいります。

以上

声明:本內容僅用作提供資訊及教育之目的,不構成對任何特定投資或投資策略的推薦或認可。 更多信息
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