ネクスグループ＜6634＞は16日、子会社のネクスのOBD2テレマティクスデータ端末「GX700NC」は、Qualcom(本社:米国)が開発した位置情報取得技術のIZat機能の対応バージョンの提供を開始したと発表。
GX700NCは、設置工事不要で車両に取り付けることができ、GX700NCから得られる車両データをテレマティクスサービスと組み合わせることで、車両管理業務の効率化や運転状況の可視化による安全運転指導に加え、燃料噴射量・走行距離などからCO2排出量をより正確に測定することでCO2削減等の社会課題解決に向けたソリューションの一助となるという。
しかし、トラック・バスはOBD2の取り付け位置が足元にある場合が多いことや、フロントガラスの傾斜が少ない車両が多く、位置情報の取得時間や精度が高まるまでに時間がかかるなど、運用形態や車種によって課題が検出されることがあった。
今回同社では、トラック・バスをはじめ、さまざまな車両や利用シーンにおいて車両データや運転の見える化ができるように、「GX700NC」のソフトウェアにIZat機能を追加したバージョンの提供を開始。
これにより、トラック・バスなど衛星取得がしづらい場所への端末設置などにおいて、測位時間の短縮、測位精度の向上が見込め、従来衛星測位の弱点であった地下駐車場からの利用や、衛星が補足しづらい場所(陸橋の下など)での利用にも、正確に対応することが可能となる。
耐克斯集團＜6634＞16日宣佈，其子公司NEX的OBD2遠程信息處理數據終端 “GX700NC” 已開始提供高通（總部：美國）開發的位置信息採集技術的iZat功能的兼容版本。
GX700NC 無需安裝工作即可安裝在車輛上，並且通過將從 GX700NC 獲得的車輛數據與遠程信息處理服務相結合，據說，除了通過可視化駕駛條件來提高車輛管理工作的效率和安全駕駛指導外，它還將通過更準確地測量燃油噴射/里程等二氧化碳排放量來幫助制定旨在解決二氧化碳減排等社會問題的解決方案。
但是，在卡車和公共汽車中，檢測到的問題取決於操作類型和車輛類型，例如 OBD2 的安裝位置通常位於腳下，而且許多車輛的擋風玻璃傾角較低，並且提高位置信息的採集時間和準確性需要時間。
現在，該公司已開始提供在 “GX700NC” 軟件中添加了iZat功能的版本，以便可以在各種車輛和使用場景中對車輛數據和駕駛進行可視化，首先是卡車和公共汽車。
因此，在卡車和公共汽車等難以獲得衛星的地方安裝終端時，預計將縮短定位時間，提高定位精度，並且可以準確處理傳統衛星定位的薄弱環節地下停車場的使用，以及在難以補充衛星的地方（立交橋下等）使用。
