■リソルホールディングス＜5261＞の業績動向
4. 中期的な取り組み
中期的な取り組みとして、ホテル運営事業では、美味しく健康的な食事やツーリスト向けの手厚いサービス、体験価値の提供、中長期滞在者に向けた新たな仕様やサービスの導入によってブランディングを強化し、リソルホテルズの“ツーリストホテル”への転換を図る。また、中古ホテルや海外ホテルなど新規運営施設の開拓を積極化する計画である。もともとM&Aは得意なうえ、同社（ホールディングス）による賃貸契約による信用があるため、海外ホテルを含め案件はいくつか確保している模様である。
ゴルフ運営事業では、「大熱海国際ゴルフクラブ」ほかフェアウェイフロントヴィラの拡大、及びインバウンドゴルファーの受入体制整備による獲得を強化する。そのためにもより上質なゴルフ場のM&Aを引き続き推進する。また、会員権販売の強化も図る。一方で、クラブハウスレストランのセントラルキッチン化を進め、仕入れ価格の低減や提供品質の均一化、人材不足の解消につなげる考えである。
リソルの森（CRCC）事業では、「グランヴォー スパ ヴィレッジ」の拡大に向けてケヤキガーデンに新棟の建築を予定、真名カントリークラブ周辺ではフェアウェイフロントヴィラの開発を計画している。福利厚生事業では、業界標準とは異なる独自の強みを生かして契約を拡大する方針である。再生エネルギー事業では、グループのゴルフ場でソーラーカーポート事業の拡大を目指す。投資再生事業では、運営事業の拡大に向けてホテルやゴルフ場などの新施設取得に注力する一方で、ヴィラ建設によるリゾート型再生や、一部既存ゴルフ場を含むゴルフ場の再生可能エネルギー用地への転用、海外におけるホテルやゴルフ場の運営施設取得なども目指す。
足元ではインバウンド需要や国内旅行が大きく拡大、ゴルフ需要も順調であり、時代に合わせて既存のサービスや商品、施設をバージョンアップし、新たなサービスや商品、施設の開発を続けていることから、ホテル運営事業やゴルフ運営事業、リソルの森（CRCC）事業の運営を中心に成長を持続すると見込まれる。また、競合他社との差別化を武器に新規顧客開拓が順調に進んでいる福利厚生事業の成長期入りが期待される。さらに、運営事業における直販比率の向上を目指し、導入を進めているスマートフォンアプリによって、グループシナジーは一層強まり、成長を押し上げると考えられる。同社は、着実な利益成長など具体的な成果をあげるステージに入ってきたと言えよう。
（執筆：フィスコ客員アナリスト 宮田仁光）
■Resol Holdings的業績趨勢＜5261＞
4。中期舉措
作爲一項中期舉措，在酒店管理業務中，將通過提供美味健康的膳食、爲遊客提供豐厚的服務、體驗價值以及爲中長期居民引入新的規格和服務來加強品牌建設，並將進行Resol Hotels向 “旅遊酒店” 的改造。此外，計劃積極開發新的運營設施，例如二手酒店和海外酒店。最初，他們擅長併購，而且由於與同一家公司（控股）簽訂了租賃協議，因此他們似乎已經獲得了包括海外酒店在內的多個項目。
在高爾夫管理業務中，除了 “大熱海國際高爾夫俱樂部” 外，還將通過擴建球道前別墅，以及建立入境高爾夫球手的接納體系，加強收購。爲此，我們將繼續推動對更高質量的高爾夫球場的併購。此外，我們計劃加強會員權銷售。同時，其想法是推廣會所餐廳的中央廚房，從而降低購買價格，統一交付質量，解決人力資源短缺問題。
Resol Forest（CRCC）項目計劃在Keyaki花園建造一座新建築，用於擴建 “Grandvaux水療村”，他們還計劃在萬葉鄉村俱樂部周圍開發球道前別墅。在福利業務中，通過利用不同於行業標準的獨特優勢來擴大合同是一項政策。在可再生能源業務中，我們的目標是擴大集團高爾夫球場的太陽能車棚業務。在投資修復業務方面，在專注於收購酒店和高爾夫球場等新設施以擴大運營業務的同時，我們還致力於通過建造別墅、將高爾夫球場（包括一些現有高爾夫球場）改建爲可再生能源場地以及收購海外酒店和高爾夫球場的運營設施來實現度假村式的再生。
當前，入境需求和國內旅行已大大擴大，高爾夫需求也進展良好，並且由於現有服務、產品和設施隨着時代的變化而升級，新的服務、產品和設施的開發仍在繼續，預計增長將繼續以酒店管理業務、高爾夫運營業務和Resol Forest（CRCC）業務的運營爲中心。此外，預計新客戶開發進展順利的福利業務將以與競爭對手的差異化爲武器，進入增長期。此外，據認爲，爲提高運營業務的直銷比率而推出的智能手機應用程序將進一步加強集團協同效應，推動增長。可以說，該公司已經進入了實現穩定利潤增長等具體成果的階段。
（由 FISCO 客座分析師宮田仁光撰寫）
