スパークス・グループ<8739>は18日、2021年10月に設立された「未来創生3号ファンド」が、エネコートテクノロジーズへの投資を実行したと発表。エネコートテクノロジーズは今回の調達資金を活用し、生産・販売体制の構築および事業拡大や、太陽光発電のサプライチェーンの多様化、IoTデバイスの広範なサポート、新しいモビリティ・アプリケーションの高度化活用が可能なペロブスカイト太陽電池技術の開発加速を実施する。
エネコートテクノロジーズは、京都大学化学研究所若宮淳志研究室の研究成果を実用化するために2018年に設立された京都大学発スタートアップで、ペロブスカイト太陽電池技術の開発に取り組んでいる。IoTやモビリティ用途向けの軽量薄膜太陽電池の技術に強みを持ち、NEDOのグリーンイノベーション基金事業にも採択された。
2024年6月末時点の未来創生ファンドの運用資産残高は、1号、2号、3号あわせて、1,156億円となっている。
Sparks Group <8739> 18日宣佈,成立於2021年10月的 “未來創造三號基金” 已投資Enecote Technologies。利用這次籌集的資金,Enecote Technologies將建立生產/銷售系統並擴大其業務,實現太陽能發電供應鏈的多元化,爲物聯網設備提供廣泛的支持,並加快開發能夠先進利用新出行應用的鈣鈦礦太陽能電池技術。
Enecote Technologies是一家京都大學初創公司,成立於2018年,旨在將京都大學化學研究所若宮淳實驗室的研究成果付諸實踐,並正在致力於鈣鈦礦太陽能電池技術的開發。它在物聯網和交通應用的輕質薄膜太陽能電池技術方面具有優勢,還被選入NEDO的綠色創新基金項目。
截至2024/06年底,未來創造基金管理的資產餘額爲1156億日元,分別爲第一、第二和第三名。