ロゴスホールディングス<205A>は、デジタルマーケティング集客およびDXによる効率的なオペレーションを活用した注文住宅事業を展開する。
同社グループは、同社及び連結子会社5社で構成されており、連結売上高の約6割はロゴスホーム、約3割は豊栄建設が占めている。また、ロゴスホームと豊栄建設は、温度体験室や地震体験室など実際に体験できる施設や全6棟の宿泊体験型モデルハウスを備えた北海道クラシアムを共同運営している。同社グループは住宅・不動産に関連する事業を北海道・東北・北関東エリアにて展開、2023年の札幌市の住宅建築確認申請数No.1である。主要事業の住宅販売は、商品開発力(省エネ・CO2削減に貢献する住宅の開発など)、デジタルマーケティング(住宅総合展示場への出展はせず、WEB戦略中心)、DXによる効率的なオペレーションといった主に3つの特徴がある。なお、同社のMCB工法(工場でつくってトラックで運んで現場で建てる方法)は特許出願中となっている。
24年5月期の売上高は前期比13.2%増の31,714百万円、営業損益は1,391百円の黒字で着地した。注文住宅の単価が上昇する中、引渡棟数は前期比100棟増の1037棟となり、販売が大きく伸びた。また、粗利率が大きく改善して営業黒字に転換した。25年5月期の売上高は同17.2%増の37,164百万円、営業利益は同51.6%増の2,108百万円と増収増益見通し。新店舗の増設や営業人員の強化等により売上高は2桁増収を計画している。今期の年間配当は24年6月上場来初となる137円にする方針とした。
同社は今後、拠点数増加によるエリア拡大と業務効率化の推進や価格転嫁による収益性の向上を図るほか、デジタルを駆使した革新的なビジネスモデルを構築して収益基盤を強化するという。25年5月期の下期には関東地方、東海地方、北陸地方に複数店舗出店を予定しており、50拠点を目指すようだ。さらに、ラピダス半導体工場の進出で、北海道千歳市内で土地造成を開始しており、2025年の夏には大規模分譲地として完成が予定されている。人材採用も順調にすすむなか、営業エリアの拡大を通して中長期的には2桁成長を継続していきそうで、同社の動向に注目しておきたい。
洛高斯控股<205A>正在通過數字營銷和DX實現高效運營,開展訂單住宅業務。
該集團由本公司和5家子公司組成,其中約60%的關聯銷售額由Logos Home佔據,約30%的關聯銷售額由豊栄建設佔據。此外,Logos Home和豊栄建設共同運營了北海道克拉西阿姆,其中包括可以體驗到實際體驗設施(如溫度體驗室、地震體驗室等)和6個住宿體驗型樣板房。該集團在北海道、東北和北関東地區開展與住宅和不動產相關的業務,並在2023年確認了札幌市第一位住宅建築申請數量。該公司的主要住宅銷售業務具有省能源、CO2削減等方面的住宅開發能力、數字營銷(沒有參加住宅綜合展覽,以網絡戰略爲中心)和通過DX實現高效運營等主要特徵。此外,該公司的MCB工法(在工廠生產,並在現場建造的方法)正在進行專利申請。
24年5月期銷售額爲317.14億日元,同比增長13.2%,經營利潤爲1.39億日元,實現了盈利。在訂單住宅的單價上漲的背景下,交付單元數比前年同期增加了100個交付單元,銷售大幅增長。此外,毛利率大幅改善,經營從虧損轉爲盈利。預計25年5月期銷售額將同比增長17.2%,達到371.64億日元,經營利潤將同比增長51.6%,達到21.08億日元。公司計劃通過擴大新門店的數量和強化營銷人員等措施實現兩位數的銷售增長。今年的年度股息將達到137日元,這是自去年6月上市以來的首次股息。
該公司未來將通過擴大基地數量以擴大區域範圍並推進業務效率化和通過價格轉嫁提高盈利能力,同時構建利用數字的革新性商業模式以強化收益基礎。該公司計劃在25年5月期的下半年在關東地區、東海地區和北陸地區開設多家門店,並計劃將門店數量提高至50家。此外,已經開始在北海道千歲市進行快速半導體工廠LAPIDUS的造地,計劃在2025年夏季作爲大規模分銷地完成。在人才招聘順利推進的同時,通過擴大營銷區域,中長期的持續兩位數增長似乎將繼續進行,對該公司的動態值得關注。