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更新-【決算速報】小林製薬、紅麹事業から撤退へ-24Q2に41億円の特別損失、中間配当1円減配

moomoo資訊 ·  08/08 02:05  · 財報

$小林製薬.JP$が8月8日大引け後(15:00)に24年12月期中間(1-6月)連結決算を発表。
同時に第1四半期決算発表時に「合理的な見積もりが困難」として取り下げた通期業績予想を改めて発表した。

中間決算の売上高前年同期比0.7%減731億3600万円(市場予想は760億3100万円)。
純利益81.7%減14億3600万円(市場予想は45億4500万円)。
営業利益9.0%減94億7100万円(市場予想は100億4900万円)。
1株当たり純利益19.32円(市場予想は66.28円)。

●24年12月期通期の連結売上高は前年度比2.6%減1690億円(市場予想は1753億1100万円)、純利益40.5%減121億円(市場予想は163億8600万円)、営業利益6.9%減240億円(市場予想は246億2700万円)との見通しを発表。

同社が製造販売した紅麹を含む健康食品を摂取した人に健康被害が生じている問題に関して、新たに第2四半期中に、製品回収に関連する特別損失40億7700万円と、製造設備の減損損失400万円を計上した。第3四半期以降も特別損失を追加計上する可能性があるとしている。
同社は8日、紅麹事業から撤退すると発表した。撤退により業績に与える影響は軽微としている。なお、同社は8日付で創業家の小林章浩社長が辞任して取締役補償担当に就き、山根聡専務が社長に就任した。

配当については、1株当たり44円と予想していた中間配当を前年同期と同じ43円とした。期末配当は前年同期より1円多い59円の予想を据え置いた。

健康被害問題については、現時点で原因の特定に至っていないとしている。紅麹以外の同社の製品については、品質確認(自主点検)の結果、「ただちに重篤な健康被害を発生させるリスクは認められなかった」という。ただし、「一部の製造工程や管理基準において、運用を見直すべき箇所がいくつか発見されており、現在改善を進めている」としている。

※市場予想はブルームバーグ・コンセンサス

出所:小林製薬IR、Bloomberg

声明:本內容僅用作提供資訊及教育之目的,不構成對任何特定投資或投資策略的推薦或認可。 更多信息
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