■中期経営計画
1. 中期経営計画「MISSION2025」
TDSE＜7046＞は中長期目標（2029年3月期）で、コンサルティング事業による安定成長に加え、「プロダクト事業を第2の柱として確立させ、2029年3月期に売上高10億円以上を目指す」としており、その第1フェーズとして中期経営計画「MISSION2025（2024年3月期〜2026年3月期）」を策定した。「MISSION2025」では、コンサルティング事業において、従来の方針である「大規模×長期化」に沿って売上高1,000億円以上の企業にフォーカスするとともに、人的資本を拡充することで持続的な成長を図る。プロダクト事業においては、人的資本の拡充と販売手法の確立を構築したうえで、コンサルティング事業の実績から様々な企業に展開できるテーマを抽出、そうしたテーマに沿った製品を自社他社問わずラインナップし、売上高1,000億円未満の企業へのアプローチを強化することで事業領域の裾野を広げていく方針だ。
この方針により、同社は2026年3月期に売上高33〜37億円、営業利益率10%以上を目指している。売上高目標に幅があるのは、コンサルティング事業で9.9%成長、プロダクト事業で20.3%成長というオーガニックな成長によって33億円の売上高を目指し、さらに非連続分野での取り組みを加えることにより売上高37億円も視野に入れるという考えが背景にあるためだ。営業利益率については、中期経営計画第2フェーズ（2027年3月期〜2029年3月期）での成長加速に向けて、人的資本の拡充やプロダクトサービスのラインナップ拡充など費用先行が見込まれるため、2023年3月期の11.0%から若干低くした予想となっている。
なお、2024年6月開催の決算説明会において、同社ではオーガニックな成長に加え、新たに非連続成長に向けた資本提携やM&Aを実行することを明らかにしており、方向性が整備され、戦略や計画等が明らかになった際には企業成長を加速させる動きとして注目されることとなる。
（執筆：フィスコ客員アナリスト 宮田仁光）
■中期經營計劃
1. 中期經營計劃「MISSION2025」
TDSE＜7046＞的中長期目標（截至2029年3月期）是通過諮詢業務實現穩定增長，並確定產品業務作爲第二支柱，以實現截至2029年3月期的營業收入超過10億日元，其第一階段爲制定中期經營計劃「MISSION2025（2024年3月期至2026年3月期）」。在「MISSION2025」中，針對諮詢業務，不僅要關注年銷售額超過1000億日元的公司，沿用傳統的「大規模×長期化」的方針，還要通過擴充人力資源來實現持續增長。在產品業務方面，構建擴大人力資源和確立銷售方法的基礎上，從諮詢業務的業績中提取出適合各種企業的主題，推出符合這些主題的產品，無論是本公司還是其他公司的產品，以加強對營業收入不足1000億日元的企業的開發，以擴大業務領域。
根據該方針，公司目標在2026年3月期實現營業收入33億至37億日元，營業利潤率不少於10%。營業收入目標有所波動，是因爲公司旨在通過諮詢業務增長9.9%，通過產品業務增長20.3%，從而實現33億日元的營業收入，並通過在非連續領域進行努力，將營業收入提高至37億日元。營業利潤率方面，由於預計在中期經營計劃的第二階段（2027年3月期至2029年3月期）加快增長，將要擴充人力資源和產品服務的產品線等，因此預計2023年3月期營業利潤率將略低於11.0%。
此外，在2024年6月舉行的業績會上，該公司明確表示，除了有機增長外，還將實行面向非連續增長的資本提攜和M&A，該公司在明確方向、制定戰略和計劃後，將成爲加速企業增長的動力。
（作者：華富證券客座分析師宮田仁光）
