nmsホールディングス<2162>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比5.7%減の175.08億円、営業利益は同17.1%減の4.00億円、経常利益は同9.5%増の7.64億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同13.4%増の5.62億円となった。
HS事業(ヒューマンソリューション事業)の売上高は前年同期比3.0%減の55.86億円、セグメント利益は同42.1%減の1.13億円となった。国内事業については、自動車関連では、認証不正問題による減産や稼働停止等の影響による減産影響があり、利益面においても原価率改善や適正販管費の管理強化等、基盤強化策を進めているが、成長の種まきとして高度エンジニア人材の育成を目的とした技術センター開設等、戦略投資における初期費用の発生があった。海外事業については、これまでの基盤強化策の効果に加え、中国やタイ、ラオスにおける販売増加や為替による影響等もあり、売上、利益とも堅調に推移した。
EMS事業(エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス事業)の売上高は同8.0%減の83.88億円、セグメント利益は同37.4%増の3.32億円となった。中国・ASEAN・北米において生産活動を展開しており、戦略投資の実行期にある。当第1四半期においては、顧客の販売戦略変更による生産調整等の影響があったが、戦略投資拠点であるベトナム、北米において、新規受注の立ち上げや量産開始等により堅調に推移した。利益面では、各拠点における生産性改善やコスト構造見直しの成果もあり、大幅な改善となった。
PS事業(パワーサプライ事業)の売上高は同4.1%減の35.33億円、セグメント利益は同44.0%減の1.14億円となった。当第1四半期においては、引き続き需要は高い水準を維持したが、サプライチェーンの構造変化による在庫調整や、顧客における減産および事業環境変化に伴う一部商品の販売後ろ倒し等、売上・利益に対する影響があった。この一部商品の販売後ろ倒しは、第2四半期以降に挽回する見通しであり、引き続き収益向上に向けた施策を実行していくとしている。
2025年3月期第2四半期連結業績予想値については、売上高を前期比2.0%増の370.00億円、営業利益を同80.7%増の9.00億円、経常利益を同79.8%増の16.00億円、親会社株主に帰属する中間純利益を同132.1%増の13.00億円とする上方修正を行っている。(7/29公表)
2025年3月期通期の連結業績予想については、世界経済の動向や為替変動による影響を現時点で見定めることが難しいことから、売上高が前期比2.9%増の750.00億円、営業利益が同11.2%増の21.00億円、経常利益が同21.0%増の19.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同76.4%増の13.00億円とする期初計画を据え置いているが、今後の動向がより明確に見通せるようになった段階で見直しを行うとしている。
NMS控股公司(2162)於9日發佈了2025年3月第1季度(24年4月至6月)的連續財務報告。銷售額爲175.08億日元,同比下降5.7%,營業利潤同比下降17.1%至4.00億日元,經常性利潤同比增長9.5%至7.64億日元,歸屬於母公司股東的季度淨利潤同比增長13.4%至5.62億日元。
HS業務(人力資源解決方案業務)的銷售額爲55.86億日元,同比下降3.0%,業務利潤同比下降42.1%至1.13億日元。在國內業務方面,與汽車相關的部門由於認證不正問題而減產,成本率的改善和適當的銷售維護成本等的基礎設施不斷增強,但是作爲種子成長之因爲人才培養的高度工程師的培養而在戰略投資方向上發生了初期費用的產生。對於海外業務而言,除了過去的基礎設施增強策略外,中國、泰國、老撾等地的銷售增加以及匯率影響等方面也加強了銷售和利潤的穩定推進。
EMS業務(電子製造服務業務)的銷售額爲83.88億日元,同比下降8.0%,業務利潤同比增加37.4%至3.32億日元。在中國、東盟和北美有生產活動,並處於戰略投資實施期。儘管在本第一季度受到了客戶銷售戰略變更調整生產等方面的影響,但在越南和北美作爲戰略投資基礎的工廠中,啓動新訂單和批量生產等取得了強勁的發展。利潤方面,由於各個基地的生產效率改善和成本結構的重新審視,利潤顯著改善。
PS業務(電源供應業務)的銷售額爲35.33億日元,同比下降4.1%,業務利潤同比下降44.0%至1.14億日元。在本第一季度,儘管需求持續高水平,但由於庫存調整等供應鏈結構變化,以及由於客戶減產和業務環境變化而導致某些商品的銷售後推遲等原因,存在對銷售和利潤的影響。對於某些商品的銷售後推遲,預計將在第2季度後得以彌補,因此該公司將繼續實施提高收益的政策。
2025年3月第2季度的合併業績預測上調了,營業收入預計增長2.0%至3700億元,營業利潤預計增長80.7%至9.00億元,經常性利潤預計增長79.8%至16.00億元,母公司股東歸屬的中間淨利潤預計增長132.1%至13.00億元。(7/29公開)
由於全球經濟趨勢和匯率變動的影響難以在目前階段確定,因此2025年3月期末的合併業績預測仍保持其初始計劃,即銷售收入爲7500億元,同比增長2.9%,營業利潤爲210億元,同比增長11.2%,經常性利潤爲190億元,同比增長21.0%,母公司股東歸屬的當期淨利潤爲130億元,同比增長76.4%,但隨着未來動向明確,該公司將調整其預測。