■セグメント別事業戦略
1. 中食事業(総菜・弁当)
(1) 直近の動向
中食事業(総菜・弁当)の直近5期の動向は、コロナ禍においてはイベントなどの大型注文の減少、スーパーや飲食店の中食強化による競争激化、在宅勤務による内食需要の増加などの影響により厳しい事業環境となった。売上高は2020年3月期の17,963百万円から徐々に減少していった。ハークスレイ<7561>はデリバリーニーズへの対応を積極的に行うとともに、アニメヒーローとのコラボレーションキャンペーンなど若者世代への訴求などマーケティングを強化し、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴うイベントやパーティーなどが復活したことで、2022年3月期の16,136百万円を底に2024年3月期は16,887百万円と、徐々に盛り返してきた。セグメント利益は、2020年3月期は1,038百万円であったが、コロナ禍に加え2022年3月期以降にエネルギー価格や原材料価格が高騰し、2023年3月期は257百万円まで落ち込んだ。同社は対策として価格転嫁をタイムリーに進め、コストコントロールの成果も相まって2024年3月期は前期比1百万円増の259百万円と利益を維持した。今後エネルギー価格や原材料価格の高騰が落ち着き、局面が変わっていけば利益率の改善も見込まれる。
中食事業(総菜・弁当)のKPIとして、月次で既存店売上高(前年同月比)と店舗数が公開されている。既存店売上高は2024年3月期を通して前年同月比を超える堅調な推移となった。店舗数は2024年3月末現在839店舗となっている。
(2) 中期戦略
中食事業(総菜・弁当)の売上高構成比は、2024年3月期の約34%から2028年3月期には約25%となる。これは物流・食品加工事業の高成長を見込んでいるためである。売上高構成比は約9ポイント低下するが、売上高は堅調な増加を計画している。重点施策は以下のとおりである。
・新メニュー開発発売による「若年層」「シニア層」など新規顧客層の開拓
・TVアニメヒーローとのコラボレーションキャンペーン
・キャラクターとのコラボレーションキャンペーン
・VTuberとのコラボレーションキャンペーン
・デジタル販促の積極的実施
・自社アプリ「ほっかアプリ」「モバイルオーダー」による会員数増加
・大型パーティー、イベントの需要取り込み
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
■分段業務戰略
1. 中食業務(熟食、便當)
(1) 直近趨勢
中食業務(熟食、便當)近5年的趨勢受到了新冠疫情的影響,包括大型訂單如活動的減少,超市和餐飲店中食業務的加強導致競爭加劇,遠程辦公導致內部餐飲需求的增加等。銷售額從2020年3月的179.63億日元逐漸下降。HAKUSUI<7561>積極適應外賣需求,同時加強以動漫英雄爲合作伙伴的廣告形象營銷,並在2022年3月新冠病毒感染症的五類移行之後,隨着活動和派對等的復甦,銷售額從2020年3月的17,963百萬日元底部逐步反彈到2024年3月的16,887百萬日元。業務利潤爲10.38億日元(2020年3月期),但由於新冠疫情以及2022年3月期後能源價格和原材料價格的上漲,2023年3月期降至2.57億日元。該公司及時推動價格轉嫁措施,結合成本控制,在2024年3月期前的利潤保持穩定,增加了100萬日元。如果未來能源價格和原材料價格的上漲得到緩解,將有望改善利潤率。
中食業務(熟食、便當)的關鍵績效指標是月度店鋪銷售額(同比去年同期)和店鋪數量。既有店鋪的銷售額穩步增長,超過了上一年同期。截至2024年3月末,其店鋪數量爲839家。
(2) 中期戰略
中食業務(熟食、便當)的銷售額佔比約爲2024年3月的34%,到2028年3月將下降至約25%。這是因爲預測到物流和食品加工業務將高速增長。銷售額佔比將下降約9個百分點,但銷售額計劃保持穩步增長。重點措施如下。
• 開發推出新菜單,開拓新的客戶群如「年輕人」和「老年人」等
• 與電視動畫英雄合作的廣告宣傳活動
• 與角色合作的廣告宣傳活動
• 與VTuber合作的廣告宣傳活動
• 積極推行數字促銷
• 通過自有應用程序「Hokka App」和「Mobile Order」增加會員數
• 吸納大型聚會和事件的需求
SD Entertainment在健康業務的結構改革和成長戰略方面取得了更高的利潤。Hotta Marumasa由於禮品業務的出售和各項業務的先行投資的影響,因此收入和利潤下降。投資業務的銷售額爲249.53億日元(較上年同期增長1.5%),經營利潤爲13.11億日元(上年同期爲13.08億日元,較上年同期微增長)。