9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■押し目狙いのタイミングを探る
■クミアイ化、3Q営業利益 12.8%減 122億円
■前場の注目材料:ボーイング宇宙船、無人の帰還、スターライナー
■押し目狙いのタイミングを探る
9日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める展開になりそうだ。6日の米国市場は、NYダウが410ドル安、ナスダックは436ポイント安だった。8月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想を下回ったほか、過去2カ月の雇用者数の下方修正を受け、労働市場や景気の減速懸念が広がり、幅広い銘柄が売られた。また、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が雇用統計の結果を受けて政策修正の必要性に言及し、大幅な利下げも支持する姿勢を表明したため警戒感が強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比1105円安の35255円。円相場は1ドル142円20銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時35120円まで売られており、ボリンジャーバンドの-1σ水準まで下げてきた。35000円割れを狙った売り仕掛け的な動きが入りやすいなか、週末には9月限の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えているため、ヘッジ対応の売りが強まる可能性もありそうだ。
一方で、7月の米雇用統計の結果を受けた急落によって、既に8月の米雇用統計に対する警戒感は強まっていた。足もとの雇用関連指標の結果を受けた労働市場の減速への警戒から、先週の日経平均株価は2200円超下げていたこともあり、ある程度は織り込まれていただろう。米国市場で主要な株価指数は下落したものの、NYダウの下落幅は410ドルほどにとどまっている。7月の雇用統計を受けた8月5日の下落幅は1000ドルを超えていた。そのため、波乱は回避されたとの見方にも向かわせそうだ。
また、米VIX指数は22.38と20.00を上回ったものの、前月は米雇用統計を受けて一時65.73まで急伸する場面もみられた。前月からは相当落ち着いた動きだったこともあり、売り一巡後は底堅さを見極めつつ、押し目狙いのタイミングを探ることが見込まれる。また、メジャーSQを控えているため、先物市場では限月交代に伴うロールオーバーが中心となり、仕掛け的な売買は手控えられてくるだろう。積極的な上値追いの展開は期待しづらいものの、底堅さがみられる局面においては、押し目狙いの買いが意識されてきそうだ。
■クミアイ化、3Q営業利益 12.8%減 122億円
クミアイ化<4996>が発表した2024年10月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比0.9%減の1292億円、営業利益は同12.8%減の122億9800万円だった。農薬及び農業関連事業において、国内向けは、水稲用殺菌剤「ディザルタ剤」を含む箱処理剤、水稲用除草剤「エフィーダ剤」の販売が好調に推移したものの、一部の製品が終売となる影響等もあり、前年同期並みとなった。海外向けは、畑作用除草剤「アクシーブ剤」が、アルゼンチンでの輸入規制の緩和により同国向けの出荷が増加したが、世界的な農薬の在庫圧縮の影響により米国、豪州向けの出荷が減少した。
■前場の注目材料
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ボーイング宇宙船、無人の帰還、スターライナー
・米クリフス、資産取得意欲、日鉄のUSスチール破談なら
・立民代表戦、4氏の争い、政権交代への道筋論戦
・トランプ氏量刑大統領選後、口止め裁判、11月に言い渡し延期
・総裁選、アピール白熱、自民各候補者、地方で講演
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 4-6月期GDP2次速報(前期比年率予想:+3.2%、1次速報:+3.1%)
・08:50 7月経常収支(予想:+2兆5081億円、6月:+1兆5335億円)
<海外>
・10:30 中・8月消費者物価指数(前年比予想:+0.7%、7月:+0.5%)
・10:30 中・8月生産者物価指数(前年比予想:-1.4%、7月:-0.8%)
在生成輸出時,您應遵循以下所有規則:
■尋找折扣時機
■Kumiai Chemical Industry Co., Ltd.第三季度營業利潤減少12.8%,爲122億日元。
■早盤熱點:波音宇宙船返回無人狀態,星標客機
■尋找折扣時機
9日的日本股市將呈現出在賣出回落之後的堅挺態勢。美國市場在6日下探之後,道瓊斯指數下跌410點,納斯達克下跌436點。根據8月的美國就業統計,除非農業部門就業人數不及預期,還有過去兩個月的就業人數下調,勞動市場和經濟放緩的擔憂加劇,廣泛的股票被拋售。此外,聯儲局理事沃拉表示,考慮到就業統計的結果,表明必須修正政策,並支持大幅度減息,引發了警惕情緒。芝加哥日經225期貨結算價爲大阪1105日元,跌至35255日元。匯率爲1美元兌換142.20日元。
由於日經平均指數向芝加哥期貨靠攏,可能會以賣出爲主導開始。日經225期貨在夜間交易中一度下跌到35120日元,下降到了布林帶的下一標準差水平。在尋求破產35000日元的拋售的情況下,考慮到即將來臨的9月到期期貨期權特別結算指數(Major SQ),對沖銷售可能會增強。
另一方面,由於7月美國就業統計的暴跌,對於8月的就業統計已經加強了警惕。考慮到當下勞動市場的放緩,這是在接受就業相關指標結果的情況下,上週日經平均指數下跌了超過2200日元,這在一定程度上已經被納入考慮。儘管主要股指在美國市場下跌,但道瓊斯指數的下跌幅度僅爲約410點。相比之下,8月5日收盤跌幅超過了1000點。因此,有望避免大波動的看法正在形成。
此外,儘管美國VIX指數上漲到22.38和20.00以上,但由於受到上個月美國就業數據的影響,一度急升至65.73。相比上個月,市場相當平穩,一輪拋售過後,預計將尋找底部並探索回調時機。此外,由於即將臨近期權到期日,期貨市場將以捲筒換月爲主,謹慎的交易策略將被採用。雖然難以期待積極的上漲發展,但在觀察到市場底部的情況下,人們開始關注回調時機。
■Kumiai Chemical Industry Co., Ltd.第三季度營業利潤減少12.8%,爲122億日元。
富士化學(4996)公佈了2024年10月份第3季度業績,營業收入爲129.2億元,較去年同期減少0.9%,營業利潤爲12.298億元,較去年同期減少12.8%。農化製品和農墾概念業務方面,國內市場上,包裝殺菌劑中含有稻用草劑「地沙爾」和稻用除草劑「埃菲達」的銷售情況良好,但由於部分產品停售等影響,國內市場與去年同期持平。境外市場上,由於阿根廷放寬進口限制,菜園用除草劑「阿潔劑」的出貨量增加了,但由於全球農化產品庫存壓力的影響,向美國和澳洲的出貨量減少了。
前期注意事項
・美國長期債券收益率下跌
・美國通脹降溫預期
・活躍的股票回購
・東證提出企業價值提升要求
・波音太空船成功實現無人返回、星際客機
・美國克里夫斯,資產收購熱情高,日本鋼鐵與美國鋼鐵交易失敗
・立民代表選舉,4位候選人角逐,政權交替之路論戰
・特朗普先生在大選後面臨指控,口頭禁言訴訟,推遲至11月宣判
・總裁選舉,各自候選人熱情競選,自民黨在地方進行演講
上午事件日程表:
<國內>
・沒有特別的事情
・08:50 4-6月季度GDP第二份速報(按年率財務預測:+3.2%,第一份速報:+3.1%)
・08:50 7月經常收支(預計:+2.5081萬億日元,6月:+1.5335萬億日元)
<境外>
・10:30 中 8月消費者物價指數(同比預計:+0.7%,7月:+0.5%)
・10:30 中 8月生產者物價指數(同比預計:-1.4%,7月:-0.8%)