10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は6日ぶりに反発、SQを意識した売買中心で方向感乏しい
・ドル・円は小じっかり、ドルに買戻し
・値上り寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はソフトバンクG<9984>
■日経平均は6日ぶりに反発、SQを意識した売買中心で方向感乏しい
日経平均は6日ぶりに反発。前日比28.47円高(+0.08%)の36244.22円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えている。
9日の米国市場は上昇。ダウ平均は484.18ドル高(+1.20%)の40829.59ドル、ナスダックは193.78ポイント高(+1.16%)の16884.61、S&P500は62.63ポイント高(+1.16%)の5471.05で取引を終了した。 先週の相場の大幅下落後、押し目買い意欲が強まり寄り付き後、上昇。先週発表の8月雇用統計の結果が警戒されたほど悪化せず、ソフトランディング期待を受けた買いも支援し、相場は日中続伸した。半導体のエヌビディアなどAI関連が持ち直したほか、金利の低下でハイテクも買われ、終日堅調に推移し終了。
米国株の反発や為替の円高一服などを受けて、東京市場も買い優勢で取引を開始した。朝方の売買一巡後は、先物市場で、週末の9月限オプション・先物取引特別清算指数(SQ値)に絡んだ売買が入り、権利行使価格の36000円から36500円意識した推移となった。目立った売買材料に欠けることなどから、前場のプライム市場の売買代金は1.8兆円に留まるなど様子見ムードの強い地合いに。
日経平均採用銘柄では、証券会社のポジティブなレポートを材料にコナミグループ<9766>が買われたほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上昇を受けて、スクリーンHD<7735>、東京エレクトロン<8035>など半導体株が上昇。このほか、ふくおか<8354>、三井住友<8316>、りそなHD<8308>、しずおかFG<5831>など金融株もしっかり。
業種別では、抗がん剤の治験結果が嫌気されて第一三共<4568>が大幅安となったほか、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>、TDK<6762>などアップル関連銘柄の一角は、材料出尽くし感が先行し下落。このほか、レゾナック<4004>、コニカミノルタ<4902>、ブリヂストン<5108>、ファーストリテ<9983>などが売られた。
業種別では、銀行業、水産・農林業、陸運業、石油・石炭製品、その他金融業などが上昇した一方、医薬品、ゴム製品、繊維製品、海運業、精密機器などが下落した。
週末のメジャーSQ算出に絡んだ売買が商いの中心となっているため、日経平均及びTOPIXの方向感は乏しい。今晩のハリス民主党候補とトランプ共和党候補によるテレビ討論会の結果を見極めたいとするムードも強く、様子見ムードが続くだろう。為替も1ドル143円水準での小動きとなっていることから、後場の日経平均は引き続き前日終値水準での売買となりそうだ。
■ドル・円は小じっかり、ドルに買戻し
10日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。米10年債利回りの下げ渋りで前日海外市場で売り込まれたドルに買戻しが強まり、142円85銭まで下落後は上昇に転じた。また、日経平均株価の反発でリスク選好的な円売りが主要通貨を押し上げている。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円85銭から143円54銭、ユーロ・円は157円71銭から158円37銭、ユーロ・ドルは1.1028ドルから1.1039ドル。
■後場のチェック銘柄
・マーキュリー<5025>、ザインエレクトロニクス<6769>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はソフトバンクG<9984>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日:8月マネーストックM3:前年比+0.9%
【要人発言】
・チャーマーズ豪財務相
「豪中銀改革案、野党の反対で暗礁に乗り上げる可能性」
<国内>
・特になし
<海外>
・時間未定 中・8月輸出(前年比予想:+6.6%、7月:+7.0%)
・時間未定 中・8月輸入(前年比予想:+2.5%、7月:+7.2%)
・15:00 独・8月消費者物価指数改定値(前年比予想:+1.9%、速報値:+1.9%)
・15:00 英・5-7月ILO失業率(予想:4.1%、4-6月:4.2%)
・米大統領選候補者討論会
我想關注10日晚盤交易中的以下3點。
・日經平均指數6天來首次反彈,由於交易以SQ爲中心,幾乎沒有方向感
・美元和日元被慢慢買回美元
・東京電子 <8035> 是價格上漲的最大貢獻者,軟銀 G <9984> 同樣位居第二
■日經平均指數6天來首次反彈,由於交易以SQ爲中心,幾乎沒有方向感
日經平均指數在6天內首次反彈。前端交易收於36244.22日元(預計成交量爲8.3億股),與前一天相比增加了28.47日元(+ 0.08%)。
美國市場9日上漲。道瓊斯平均指數收於40829.59美元,上漲484.18美元(+ 1.20%);納斯達克指數收於16884.61點,上漲193.78點(+ 1.16%);標準普爾500指數收於5471.05點,上漲62.63點(+ 1.16%)。在上週市場價格急劇下跌之後,推動買入的動機增強,然後接近,然後上漲。上週公佈的8月就業統計結果並未惡化到令人震驚的程度,爲應對軟着陸預期而進行的購買也得到了支持,市場價格在日內繼續上漲。除了半導體NVIDIA回升等人工智能相關產品外,由於利率下降,高科技產品也被收購,全天保持穩定並收盤。
爲了應對美國股市的反彈和日元暫停升值等,東京市場也開始以買入優勢進行交易。早盤交易結束後,週末期貨市場開始了與9個月期權/期貨交易特別結算指數(SQ值)相關的交易,36,000日元的行使價變爲關注36500日元。由於缺乏突出的交易材料等,前端市場Prime Market的交易價格維持在1.8萬億日元,觀望情緒濃厚。
在日經平均指數採用的股票中,科樂美集團<9766>是根據證券公司的正面報告買入的,Screen HD <7735>和東京電子<8035>等半導體股票因費城半導體股票指數(SOX指數)的上漲而上漲。除此之外,福岡<8354>、三井住友 <8316>、Resona HD <8308>和靜岡金融集團<5831>等金融股均表現穩健。
按行業來看,抗癌藥物的臨床試驗結果令人反感,第一三共<4568>變得更加便宜,一些與蘋果相關的品牌,例如大洋遊電<6976>、村田製作所 <6981>和TDK <6762>,由於感覺材料已經耗盡,提前下跌。此外,還出售了Resonac(4004)、柯尼卡美能達(4902)、普利司通(5108)和Fast Rite(9983)。
按行業劃分,銀行業、漁業/農業和林業、陸路運輸、石油/煤炭產品、其他金融行業等上漲,而藥品、橡膠製品、紡織製品、航運、精密儀器等下降。
由於與週末主要SQ計算相關的交易是業務的中心,因此日經平均指數和TOPIX幾乎沒有方向感。決定今晚賀錦麗民主黨候選人和特朗普共和黨候選人之間的電視辯論結果的情緒也很強烈,觀望情緒將繼續。由於匯率也小幅波動至每美元143日元的水平,因此日經平均指數很可能會繼續在前一天的收盤價水平上交易。
■美元和日元被慢慢買回美元
10日上午,東京市場上美元和日元的匯率相當小。由於不願降低10年期美國國債收益率,前一天在海外市場出售的美元的回購加劇,在跌至142日元85日元之後,回購開始上漲。此外,由於日經平均指數的反彈,愛好風險的日元銷售正在提振主要貨幣。
到目前爲止,美元的交易區間爲142日元85日元至143日元54仙美元,歐元和日元的交易區間爲157日元71日元至158日元37仙以及歐元的1.1028美元至1.1039美元。
■後臺查看股票
・水星(5025)和Zine Electronics(6769)等5個品牌處於止損價
*包括臨時停車高度(符號值)
・東京電子 <8035> 是價格上漲的最大貢獻者,軟銀 G <9984> 同樣位居第二
■經濟指標和關鍵人物的陳述
[經濟指標]
・日期:8月貨幣存量M3:同比增長0.9%
[貴賓致辭]
・澳大利亞財政部長查爾默斯
「由於反對黨的反對,澳大利亞央行改革計劃可能處於停滯狀態」
<國內>
・沒什麼特別的
<海外>
・時間未定・8月出口(同比預測:+6.6%,7月:+7.0%)
・時間未定・8月進口量(同比預測:+2.5%,7月:+7.2%)
・15:00 德國/8月消費者物價指數修正值(同比預測:+1.9%,初步值:+1.9%)
・15:00 英國/5月至7月國際勞工組織失業率(預測:4.1%,4月至6月:4.2%)
・美國總統大選候選人辯論