東京都
日本郵船株式会社
株式会社ユニエツクスＮＣＴ
株式会社三井Ｅ＆Ｓ
岩谷産業株式会社
このたび、東京都港湾局、日本郵船株式会社、株式会社ユニエツクスＮＣＴ、株式会社三井Ｅ＆Ｓ及び岩谷産業株式会社は、令和５年5月30日に締結した協定（注1）に基づき、大井コンテナふ頭において、タイヤ式門型クレーン（以下、「ＲＴＧ」）（注2）に燃料電池（以下、「ＦＣ」）（注3）を実装し、本日より、日本初となる水素を燃料としたＲＴＧによる荷役作業を開始いたしました。本プロジェクトの成果を広く展開することで、荷役機械等の水素利用の普及促進を図り、東京港の脱炭素化を推進してまいります。（令和６年10月21日現在、株式会社三井E&S調べ）
１. 実施内容
（１）荷役機械のディーゼル発電機のFC発電装置への換装
大井コンテナふ頭において稼働中のRTGのディーゼルエンジン発電機をFC発電装置へ換装することで、発電時にCO2を排出しない水素を燃料としながら、換装前と同等の荷役能力を得られるかを検証いたします。
（２）荷役機械に対する水素供給体制の構築
千葉県内の水素製造工場から大井コンテナふ頭へトレーラーを用いて水素を運搬し、ふ頭内に設置した水素供給ユニットを用いて水素を昇圧したうえで、RTG内の水素タンクへ充填しています。
（３）荷役機械による荷役作業の実施（荷役機械に対する水素充填を含む）
FC発電装置に換装済のRTGによる荷役作業を行い、データ収集及び分析を実施し、ターミナルオペレーション上の課題や対応策等を検証いたします。
２. 実施場所
東京都品川区八潮二丁目5番2号（大井ふ頭6/7号バース 日本郵船東京コンテナ・ターミナル内）
３. 荷役作業の実施期間
令和6年10月21日(月)から令和7年3月末（予定）
注1) 東京港における荷役機械のFC化プロジェクト
令和５年５月30日付プレスリリース：東京港における荷役機械のFC化プロジェクトの実施について
注2) タイヤ式門型クレーン（RTG: Rubber Tired Gantry crane)
両端にタイヤ付きの脚を設け、地上にレールを設置しなくても走行することができるクレーンのこと
注3) 燃料電池（FC: Fuel Cell）
水素と酸素を化学反応させて、発電する装置のこと
【問合せ先】
（東京港の脱炭素化に関すること）
東京都港湾局港湾経営部
物流企画担当課長 升田
電話 03-5320-5528 都庁内線 43-207
（プロジェクト全般に関すること）
日本郵船株式会社 ライナー＆ロジスティクス事業統轄本部
港湾グループ
電話 03-3284-5131
（プロジェクトで使用する荷役機械に関すること）
株式会社三井E&S物流システム事業部営業部 山中
電話 03-3544-3906
（水素の供給に関すること）
岩谷産業株式会社 広報部
電話 06-7637-3468
東京都
日本郵船股票型公司
ユニエツクスNCT股份有限公司
三井E&S股份有限公司
巖谷產業株式會社
東京港港務局、日本郵船株式會社、ユニエツクスNCT股份有限公司、三井E&S股份有限公司和巖谷產業株式會社，基於令和5年5月30日簽署的協議（注1），在大井集裝箱碼頭安裝了燃料電池驅動的輪胎式門式起重機（以下稱「RTG」）（注2），並從今天開始，使用水素作爲燃料的RTG進行裝卸作業，這是日本首次。通過廣泛推廣本項目的成果，促進類似水素使用於裝卸機械的普及，推動東京港的脫碳化。 （截至令和6年10月21日，根據三井E&S的調查）
1. 實施內容
（１）卸貨機械的柴油發電機的FC發電設備改裝
在大井集裝箱碼頭運行的RTG柴油發動機發電機改裝爲FC發電設備，這樣可以在發電時使用排放CO2的水素作爲燃料，同時驗證是否可以獲得與改裝前相同的卸貨能力。
（２）建立貨物裝卸機械的氫供應體制
通過從千葉縣內的氫生產工廠將氫氣使用拖車運送到大井集裝箱碼頭，然後通過使用安裝在碼頭內的氫供應單元將氫氣升壓，然後充填到RTG內的氫氣罐中。
（３）執行貨物裝卸作業（包括對貨物裝卸機械進行氫氣充填）
進行已改裝爲FC發電設備的RTG的裝卸作業，進行數據收集和分析，驗證碼頭操作中的問題及應對措施。
2. 實施地點
東京都品川區八潮二丁目5號2號（大井碼頭6/7號碼頭 日本郵船東京集裝箱碼頭內）
3. 裝卸作業的實施期間
令和6年10月21日(星期一)到令和7年3月底（預定）
注1) 東京港裝卸機械的燃料電池化項目
令和5年5月30日新聞稿：東京港裝卸機械的燃料電池化項目實施情況
注2) 輪胎式門型起重機（RTG: Rubber Tired Gantry crane）
兩端設置有輪子支腿，無需在地面鋪設軌道即可行駛的起重機
注3) 燃料電池（FC: Fuel Cell）
水素和氧氣進行化學反應發電的裝置
【聯繫方式】
（關於東京港脫碳）
東京都港灣局港灣經營部
物流企劃負責人升田
電話 03-5320-5528 政府大樓內線 43-207
（關於項目整體的事宜）
日本郵船股份有限公司 班輪&物流業務統控本部
港口群
電話 03-3284-5131
（關於項目使用的裝卸機械事宜）
三井E&S物流系統事業部營業部 山中
電話 03-3544-3906
（關於氫氣供應的事項）
巖谷產業股份公司 公共關係部
電話 06-7637-3468
