<6305> 日立建機 3359 +13
もみ合い。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は380億円で前年同期比15.0%減となり、第1四半期に引き続き2ケタの減益に。通期予想は従来の1610億円から1500億円、前期比7.8%減に下方修正している。北米における一般建機需要の悪化などを反映しているもよう。下方修正幅は限定的であるものの、下期の米国向け回復見通しなどはやや楽観的との見方などもあるようだ。
<9962> ミスミG 2653.5 +131
大幅反発。先週末に上半期決算を発表、営業利益は234億円で前年同期比26.3%増となり、従来計画の202億円を上振れた。また、通期予想は従来の460億円から491億円に上方修正した。通信大型案件など中国市場の好調、円安効果などが業績上振れの要因とみられる。上半期上振れ分を上方修正している形だが、中国市場の先行き不透明感ぬぐえない中での上方修正発表をポジティブに捉える動きが優勢に。
<2801> キッコマン 1795 +90
大幅反発。発行済み株式数の1.15%に当たる1100万株、150億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。取得期間は11月8日から25年3月31日まで。経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を遂行することを取得目的としている。当面の需給面での下支え効果と期待されるほか、足元の業績好調なども実施の背景として意識される形に。また、来年発表予定の新中計に対する期待にもつながっているとみられる。
<7199> プレミアグループ 2435 +271
急伸。先週末に上半期の決算を発表、税引前利益は40.8億円で前年同期比44.3%増となり、第1四半期の同33.3%増から増益率は一段と拡大している。通期計画の80億円、前期比28.2%増は据え置いているものの、四半期ごとに収益は積み上がっていく傾向にあることからも、上振れ期待が先行する格好に。クレジット債権残高、故障保証残高の積み上げにより営業収益が拡大のほか、費用の抑制も進んでいるもよう。
<3562> No.1 1015 +150
ストップ高比例配分。先週末に株主優待制度の導入を発表している。2月末日及び8月末日に300株以上保有している株主が対象となり、それぞれ、15000円分ずつのQUOカードを贈呈するようだ。300株保有株主にとっての優待利回りは、先週末終値を基準とすると11.6%の水準となる。利回り妙味の高まりがポジティブ評価につながる形へ。25年2月末株主からが対象となる。
<4519> 中外薬 7855 +986
急騰。先週末に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は1604億円で前年同期比50.4%増となり、通期予想は従来の4600億円から5400億円にまで上方修正した。通期の市場コンセンサスは5000億円程度であったとみられる。血友病薬へムライブラが想定以上に伸長のほか、関節リウマチ薬アクテムラも好調のもよう。期末配当金は未定に変更しているが、業績上振れに伴う増配期待なども先行する形に。
<7733> オリンパス 2678 -160
大幅続落。シュテファン・カウフマンCEOが辞任したと発表している。違法薬物を購入していた疑いが出ているもようで、内部調査の結果、行動規範と相いれない行為をしていた可能性が高いと判断し、取締役会が辞任するよう求めたようだ。当面の間は、竹内会長がCEOの役務を担うとされている。今後の経営に与える影響やコンプライアンスに対する信頼感の低下などを警戒する動きが先行へ。
<5423> 東製鉄 1608 -205
急落。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は42億円で前年同期比54.4%減と減益幅は拡大した。つれて、通期予想は従来の320億円から240億円に下方修正した。市場コンセンサスは従来会社計画をやや上回る水準であった。上期の下振れには在庫評価など一過性要因も含んでいるが、国際需給悪化による数量減を主因とした下方修正幅の大きさに、ネガティブなインパクトが先行したようだ。
<6954> ファナック 4016 +129
大幅続伸。先週末に上半期決算を発表、営業利益は756億円で前年同期比13.6%増となり、従来計画の686億円を上振れた通期予想を1430億円から1508億円に上方修正した。通期市場コンセンサスは1480億円程度であったとみられる。ロボマシンのIT向け需要改善など背景に。受注高は前四半期比で減少しているが、下期の為替前提保守的など、通期業績のさらなる上振れ期待は高まる状況のようだ。
<4063> 信越化 5593 -167
大幅続落。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業益は2147億円で前年同期比12.3%増となり、市場予想を100億円程度上回った。一方、2025年3月期見通しは7350億円、前期比4.8%増を据え置き。為替想定の円高への見直しなどを反映する形に。なお、米国の塩ビ樹脂、ウエハー需要などの短期的な鈍化見通しを示していること、期待された自社株買いの発表がなかったことなどがマイナス材料に。
<6305> 日立建機 3359 +13
激烈競爭。上週末公佈了第2季度財務報表,7-9月季度營業利潤爲380億日元,同比減少15.0%,繼第一季度後續出現兩位數的盈利下滑。年度財務預測從此前的1610億日元下調至1500億日元,下降7.8%。這反映了北美普通建機需求下降等因素。儘管下調幅度有限,但對下半年美國市場的回升前景等略顯樂觀。
<9962> 密G 2653.5 +131
大幅反彈。上週末公佈上半年財務預測,營業利潤爲234億日元,同比增長26.3%,超越了之前的202億日元計劃。此外,年度預測從之前的460億日元上調至491億日元。業績上升的原因被認爲是中國市場的通信大型項目等上升良好,以及日元貶值效應等。儘管以上半年業績上升爲基礎進行了上調,但在中國市場前景不明朗的情況下發布上調預測的聲明被看作積極的舉動。
<2801> 井田醬油 1795 +90
大幅反彈。宣佈實施回購自家股票,涉及1100萬股,相當於已發行股份總數的1.15%,上限爲150億日元。回購期限爲11月8日至25年3月31日。旨在根據經營環境的變化執行靈活的資本政策。除了望現階段在供需方面提供支持效果以外,也被認爲是出於目前業績良好等方面的背景考慮。此外,也被認爲與預計於明年公佈的新中期計劃相關。
<7199>優先集團 2435 +271
急升。上週末公佈上半年財務預測,稅前利潤爲40.8億日元,同比增長44.3%,增幅從第一季度的33.3%增長進一步擴大。雖然年度計劃的80億日元與上一年同期相比增長了28.2%保持不變,但收益逐季遞增的趨勢導致市場預期上升。信貸債權餘額、故障保障餘額的增加推動了營業收入的增長,且費用控制工作也在推進中。
<3562> No.1 1015 +150
漲停價比例分配。上週末宣佈推出股東優惠制度。持有300股及以上於2月底和8月底的股東有資格獲得每次價值15000日元的QUO卡。對於持有300股以上的股東,優惠利率基於上週末收盤價爲基準,達到了11.6%的水平。利潤率上升將導致積極評價。將於2月底25年股東富裕爲對象。
<4519> 中外藥 7855 +986
加速拉升。上週末公佈第三季度業績,7-9月期營業利潤爲1604億日元,同比增長50.4%,全年預期從之前的4600億日元上調至5400億日元。全年市場共識預計約爲5000億日元。血友病藥物Mulibra的銷售額超過預期,風溼性關節炎藥物Actemra也表現良好。期末分紅尚未確定,但隨着業績的好轉,股東期待增加分紅。
<7733> 奧林巴斯 2678 -160
大幅續跌。首席執行官斯特凡·考夫曼辭職並宣佈。據稱存在涉嫌購買非法藥物的情況,內部調查結果顯示,可能存在違反行爲準則的行爲,董事會要求其辭職。暫時由主席竹內擔任CEO職務。對未來經營帶來的影響、對合規性的信任下降等危機防範措施正在呈現。
<5423> 東制鐵 1608 -205
加速下跌。上週末公佈第二季度業績,7-9月期營業利潤爲42億日元,同比下降54.4%,淨利潤下滑幅度擴大。因此,全年預期從之前的320億日元下調至240億日元。市場共識預計略高於之前公司計劃水平。雖然上半年的下調影響中包含了存貨評估等一次性因素,但由於國際供需惡化導致的銷量下降是下調幅度較大的主要原因,負面影響似乎佔了先機。
發那科(adr)股票型 4016 +129
大幅上漲。上週末公佈上半年業績,營業利潤爲756億日元,同比增長13.6%,高於之前計劃的686億日元的全年財務預測,上調至1508億日元。預期市場共識大約在1480億日元左右。背景包括工廠機器向IT需求改善等。雖然訂單額相較上一季度有所下降,但由於下半年外匯預測相對保守等因素,對全年業績進一步上調的期望正在增加。
信越化樹脂 5593 -167
大幅下跌。上週末公佈第二季度業績,7-9月季度營業利潤爲2147億日元,同比增長12.3%,超過市場預期約100億日元左右。另一方面,2025年3月期展望爲7350億日元,同比增長4.8%維持不變。考慮到對日元升值的預期進行了調整。同時,由於美國的塑料樹脂和硅片需求等短期疲軟前景以及未能公佈預期中的股票回購等因素,這成爲負面消息。