29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク株への押し目買い意欲は強い
■TOTO、2Q営業利益 58.1%増 241億円
■前場の注目材料:コマツ、コマツNTC、ギガキャスト参入、EV部品向け加工機投入
■ハイテク株への押し目買い意欲は強い
29日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。28日の米国市場はNYダウが273ドル高、ナスダックは48ポイント高だった。イスラエルによる対イラン報復攻撃が限定的にとどまり、NY原油先物相場が下落したことで買い優勢の展開。米長期金利の上昇が重荷になったものの、アップルやメタ・プラットフォームズなど大型テック株の一角が買われ、支援材料になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の38605円。円相場は1ドル153円30銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、利食い優勢の展開から始まりそうだ。前日は衆議院選挙で与党の過半数割れを受けて政策リスクが高まり売りが先行したが、寄り付きの37757.95円を安値に急速に切り返し、後場中盤には38740.17円まで上げ幅を広げた。1000円近い値幅での急ピッチのリバウンドをみせたこともあり、買い戻しとみられる動きは一巡しただろう。一気に25日線までのリバウンドをみせたことで、目先的な達成感が意識されやすいところである。今後の政策運営に対する期待感よりは、情勢を見極めたいとのムードになりやすく、積極的な売買は手控えられやすい。
ただし、米国では大型テックや半導体株の決算発表が相次ぐ。良好な決算が続くようだと、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。そのため、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。反動安の動きをみせてきたとしても、200日線が位置する38292円辺りに接近する局面では底堅さが意識されやすいだろう。また、25日線を上放れてくる動きとなれば、押し目買い狙いのポジションも水準を切り上げてくる可能性がありそうだ。
もっとも、接戦が伝えられている米大統領選挙を控えているなかでは、積極的な買いは限られそうである。そのため、決算を手掛かりとした物色に向かわせやすいと考えられ、米国で大型テック企業の決算を控えるなか、足もとで調整が続いているハイテク株への押し目を狙う動きが意識されそうである。直近ではディスコ<6146>やニデック<6594>の決算反応から国内においてもハイテク企業の決算期待は高まっていると考えられる。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、ダイショー<2816>、東映アニメ<4816>、東陽倉<9306>、北海電工<1832>、川岸工<5921>、東光高岳<6617>、丸大食<2288>、明電舎<6508>、アサカ理研<5724>、フィデアHD<8713>など
が注目される。
■TOTO、2Q営業利益 58.1%増 241億円
TOTO<5332>が発表した2025年3月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比4.7%増の3557億3500万円、営業利益は同58.1%増の241億4200万円だった。米州のウォシュレットが好調だった。市況回復に伴い、セラミック事業も半導体製造装置部品の静電チャックの販売が増えた。あわせて、2025年3月期の純利益予想を下方修正した。税負担増が響く。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38605.53、+691.61)
・NYダウは上昇(42387.57、+273.17)
・ナスダック総合指数は上昇(18567.19、+48.58)
・VIX指数は低下(19.80、-0.53)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・コマツ<6301>コマツNTC、ギガキャスト参入、EV部品向け加工機投入
・ファナック<6954>大型ハンドロボ追加、可搬550kg・可動4.6m
・日本ペイントHD<4612>米AOCを買収、化学材料拡大、EPS上積み目指す
・東亞合成<4045>社長に小淵氏、リチウム電池用バインダーなど高機能品に注力
・オムロン<6645>半導体検査装置で攻勢、高速CT型相次ぎ開発
・タクマ<6013>IHI子会社買収、ボイラのシェア拡大、低・脱炭素製品を提案
・FIXER<5129>名古屋市大に生成AI、職員負荷軽減
・大同特殊鋼<5471>モーターコア向け軟磁性材、小型・高出力化に貢献
・鈴茂器工<6405>おにぎり製造を半自動化、炊飯器と連携、成形し海苔付け
・三菱電機<6503>植物油で絶縁、電力用変圧器、変電所向け開発
・NTT<9432>早大と技術、プログラムのバグ修正、不正アクセス攻撃防止
・NEC<6701>出荷最適化、豊田自動織機にシステム、量子原理応用
・サンワテクノス<8137>においセンサー仏製新製品を販売
・大日本印刷<7912>透明蒸着フィルムを開発、化学分解再生PET活用
・栗本鉄工所<5602>鋳鉄管球状化処理にAI活用、マグネシウム最適投入で材料費削減
・リンテック<7966>物流向けに無漂白撥水紙発売、のり加工も可能に
・旭化成<3407>旭化成バッテリーセパレータ社長・谷口龍氏、北米EV需要に対応
・日本ガイシ<5333>Sustechと、蓄電所ファンド設立へ検討開始
・旭化成<3407>ウイルス高効率濾過、製薬用フィルター
・大成建設<1801>建設ロボが上下階を移動、三成研機と専用エレベーター開発
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 9月有効求人倍率(予想:1.23倍、8月:1.23倍)
・08:30 9月失業率(予想:2.5%、8月:2.5%)
・10月政府月例経済報告
<海外>
・特になし
在29日的上午交易中,我們應注意以下三個要點。
■對高科技股的下跌買入意願強烈
■TOTO,第二季度營業利潤增加58.1%,達241億日元
■早盤的關注焦點:小松製作所、小松NTC、GigaCast進入、面向電動汽車部件的加工機投入
■對高科技股的下跌買入意願強烈
29日的日本股市似乎將進入僵局的交易走勢。28日美國市場道瓊斯指數上漲273點,納斯達克上漲48點。由於以色列對伊朗的有限報復襲擊被限制,紐約原油期貨價格下跌,導致了買方主導的走勢。儘管美國長期債券收益率上升成爲一大負擔,但蘋果、Meta Platforms等大型科技股受到買盤青睞,併成爲支撐性因素。芝加哥日經225期貨結算價比大阪下跌65日元,報38605日元。日元兌美元匯率在153.30區間波動。
日經平均股價可能會從與芝加哥期貨齊趨的方式開始,呈現利潤回吐的走勢。前一日在衆議院選舉中執政黨失去多數議席,政策風險上升導致拋壓居先的現象,但開盤後迅速扭轉局面,將37757.95日元作爲低點,迅速反彈至38740.17日元,擴大漲幅。在接近1000日元的價格幅度內,出現了急速反彈的跡象,買盤已經完成一輪。在迅速觸及25日均線後,可能會更容易產生短期滿足感。未來對政策運營的期望可能不如尋找局勢明朗的心情易感受,積極交易被抑制。
然而,在美國,大型科技公司和半導體股的業績接連發布。如果好業績持續,可能支持科技股這種對指數影響巨大的品種。因此,持觀望態度等待低點的買盼意願似乎很強烈。儘管出現了反彈的走勢,但在接近200日均線38292日元附近時,可能會更容易意識到支撐力量。此外,如果價格突破25日均線,尋找低點買盤的位置可能會調高水平。
然而,在即將舉行的美國總統選舉中,競爭激烈,積極買盤可能會受到限制。因此,人們可能會傾向於尋找基於業績的投資機會,而在美國大型科技公司即將公佈業績之際,人們可能會留意高科技股的回檔追漲。近期,通過迪斯科<6146>和日本電產<6594>的業績反應,國內的高科技企業業績也備受期待。此外,在昨晚發佈業績的公司中,包括大莊<2816>、東映動畫<4816>、東陽倉<9306>、北海電工<1832>、川岸工<5921>、東光高嶽<6617>、丸大食<2288>、明電舎<6508>、阿左賀理研<5724>、菲迪亞HD<8713>等公司
備受關注。
■TOTO,第二季度營業利潤增加58.1%,達241億日元
TOTO<5332>報告稱,2025年3月第二季度業績顯示,營業收入同比增長4.7%至3557.35億日元,營業利潤同比增加58.1%達241.42億日元。美洲的潔身露產品表現良好。隨着市場的復甦,陶瓷業務以及半導體制造設備的組件靜電夾具的銷售也增加。同時,下調了2025年3月的淨利潤預測。稅負上升產生了影響。
前期注意事項
• 日經平均上漲(38605.53、+691.61)
· 道瓊斯指數上漲(42387.57,+273.17)
· 納斯達克綜合指數上漲(18567.19,+48.58)
· VIX指數下跌(19.80,-0.53)
・美國通脹降溫預期
・活躍的股票回購
・東證提出企業價值提升要求
·小松<6301>小松NTC,GigaCast進入,EV零件加工機投入
·FANUC<6954>大型手動機器人追加,可搬550kg·可動4.6m
·日本塗料HD<4612>收購AOC,擴大化學材料,目標提升每股收益
·東亞合成<4045>總裁小淵氏,專注於鋰電池用粘結劑等高功能品
歐姆龍<6645>在半導體檢測設備領域展開攻勢,高速CT型設備相繼開發
TAKUMA<6013>收購IHI子公司,擴大鍋爐市場份額,提供低碳和脫碳產品
FIXER<5129>在名古屋大學推出人工智能項目,以減輕工作人員負擔
大同特殊鋼<5471>爲電機磁芯提供軟磁材料,促進小型化和高功率化
鈴茂器工<6405>將飯糰製造部分自動化,與電飯煲合作,製作並加上海苔
三菱電機<6503>使用植物油進行絕緣處理,開發適用於電力變壓器和變電站的產品
NTT<9432>與早稻田大學合作修復程序錯誤,防止非法訪問攻擊
NEC<6701>優化出貨流程,爲豐田自動織機提供系統,並應用量子原理
・Sanwa Technologies<8137>將銷售法國製造的傳感器新產品
・Dai Nippon Printing<7912>開發透明蒸發膜,利用化學分解再生PET
・Kurimoto Iron Works<5602>利用人工智能進行球狀化處理,通過最佳鎂投入削減材料成本
・Lintec<7966>推出適用於物流的無漂白防水紙,也可進行膠粘處理
・Asahi Kasei<3407>Asahi Kasei Battery Separator總裁谷口龍先生,滿足北美電動汽車需求
・NGK Insulators<5333>與Sustech合作,開始研究設立儲能站基金
・旭化成<3407>高效病毒過濾,用於製藥過濾器
・大成建設<1801>建設機器人可上下移動樓層,與三成研機共同開發專用電梯
上午事件日程表:
<國內>
・沒有特別的事情
・08:30 9月份有效求職倍率(預計:1.23倍,8月:1.23倍)
・08:30 9月份失業率(預計:2.5%,8月:2.5%)
・10月政府月度經濟報告
<境外>
・暫無特別說明