1日の日本株市場は、売り優勢の相場展開になりそうだ。10月31日の米国市場はNYダウが378ドル安、ナスダックは512ポイント安だった。マイクロソフトやメタ・プラットフォームズの下落を受けて、ハイテク株が幅広く売られた。また、イランが対イスラエルの大規模報復攻撃を準備しているとの報道で、中東情勢の悪化懸念も売り材料となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比710円安の38350円。円相場は1ドル151円90銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り優勢の展開から始まりそうだ。日銀の植田和男総裁が記者会見で追加利上げに前向きな姿勢を示したとして円相場が一時1ドル=151円台と円高・ドル安が進んだことを受け、日経225先物はナイトセッションで売りが先行して始まり、米ハイテク株安の影響もあって、一時38120円まで売られる場面もみられた。一気に200日線水準まで下落した影響もあり、朝方はインデックスに絡んだ売りが膨らみそうである。
売り一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、米国では雇用統計の発表のほか、来週には米大統領選挙、米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要なイベントを控えている。慎重姿勢が強まりやすいなか、国内では3連休前となることもあって売り一巡後のリバウンド狙いの買いも限られそうだ。
決算については米国では足もとで良好な決算が続いていたほか、国内でもディスコ<6146>、ニデック<6594>、アドバンテスト<6857>など好反応をみせていた。ただし、決算発表が本格化するなかで主要企業の予想を下回る結果も目立ち始めてきており、センチメントを冷ます場面もみられてきた。結果を見極めたいとするムードのなか、個別の決算を手掛かりとした日替わり物色に向かわせよう。
なお、昨夕の決算では武田薬<4502>、スクリーンHD<7735>、九州電力<9508>、中電工<1941>、日本ガイシ<5333>、小森<6349>、Jパワー<9513>、M&Aキャピ<6080>、イビデン<4062>、牧野フライス<6135>などが注目される。
1日的日本股市場似乎會出現賣盤優勢的走勢。10月31日的美國市場中,道瓊斯指數下跌378點,納斯達克指數下跌512點。受微軟和Meta Platforms股價下跌影響,科技股普遍下跌。此外,有報道稱伊朗正準備對以色列進行大規模報復性攻擊,中東局勢惡化的擔憂也成爲賣出原因。芝加哥日經225期貨結算價格較大阪下跌了710日元,達到38350日元。日元匯率維持在1美元兌換151.90日元左右。
日經平均股價可能以逼近芝加哥期貨的態勢開啓賣盤優勢的走勢。日本銀行總裁植田和男在記者會上表示支持進一步加息,導致日元匯率一度升至1美元=151日元左右,日經225期貨在夜盤交易中開盤即遭賣壓,受到美國高科技股下跌的影響,曾一度下跌至38120日元。受到一度下跌至200日均線水平的影響,早盤市場可能有更多與指數相關的拋售。
在賣壓消退之後,相持態勢可能會加劇,但在美國,除了就業統計的發佈外,下週還將迎來重要事件如美國總統大選、聯儲局公開市場委員會(FOMC)等。在謹慎態勢易加重的情況下,在國內迎來長達3天的假期前,買盤可能會受限於正過一輪賣壓之後尋求反彈。
在美國,截至目前,彙報情況良好,而國內也看到迪斯科<6146>、日本電產<6594>、高新科技廠<6857>等公司取得良好反應。但隨着彙報的加速,一些主要企業的業績低於預期,市場情緒開始減弱。在觀望情緒中,可能會有針對個別彙報的日常挑選參與。
另外,昨晚的彙報中引人關注的包括武田藥<4502>、Screen HD<7735>、九州電力<9508>、中電工<1941>、日本蓋氏<5333>、小森<6349>、J Power<9513>、M&A Capital<6080>、Ibiden<4062>、牧野銑刀<6135>等公司。