早稲田アカデミー<4718>は31日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.2%増の169.72億円、営業利益が同9.2%増の14.99億円、経常利益が同6.4%増の14.96億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同8.9%減の9.14億円となった。
当中間連結会計期間においては、教務面では、多くの難関校で過去最高数を更新した今春の合格実績を更に伸長させるべく、受験指導における抜本的な見直しを進めるとともに、新設した難関都県立高校受験対策コースによる地域ごとの受験ニーズへの対応と実践力強化に取り組んできた。志望校別対策クラスの受講者数も好調に推移している。第2四半期の収益に大きく寄与する「夏期集中特訓・夏期合宿」については、総参加者数が15,000人を超え、特に夏期合宿は、昨年の2学年(小4・中1)での実施から今年は小6(公立中進学コース)・中2も加わり、規模を拡大しての開催となった。また、国内子会社各社の夏期講習会・夏期合宿においても多くの受講生が参加し、収益面への寄与だけでなく、来春の入試に向けて充実した受験指導ができた。校舎展開としては、2024年6月に葛西校を移転リニューアル、7月に晴海校を新規開校、高輪台校を移転リニューアル、9月に個別進学館五反田校を新規開校したほか、生徒数増加に対応するため、田町校、武蔵境校、北浦和校の増床等も行った。中期経営計画で定めた重点施策への取り組みとしては、「2027年個別進学館100校体制」に向けて、本年9月の新規開校で72校体制となり、10月にも個別進学館赤羽校が開校されるなど、順調に推移している。同様に「大学受験部の新領域開拓」についても、今春開校した東進衛星予備校4校で着実に生徒数が増加している。また2024年1月に子会社化した幼児未来教育では、同社との教材・ノウハウの共有や小学部への接続方法など、シナジー創出のための施策を検討している。
当中間連結会計期間における期中平均塾生数については、47,679人(前年同期比2.3%増)と堅調に推移した。学部別では、小学部28,095人(同3.2%増)、中学部16,843人(同0.3%減)、高校部2,575人(同3.7%増)、その他166人(同-%)と、引き続き小学部が全体を牽引した。費用面では、昨年に続き給与水準を引き上げたことによる人件費増加に加え、広告宣伝の強化やICT活用によるサービス向上を図るためのシステム開発、移転・増床関連の設備投資を行った。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.7%増の347.41億円、営業利益が同2.7%増の29.66億円、経常利益が同1.8%増の30.03億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.6%減の19.27億円とする期初計画を据え置いている。
2025年7月に創業50周年を迎えるにあたり、2025年3月期の期末配当金について、1株当たり10.00円の記念配当を実施することを発表した。これにより、期末配当金は、1株当たり 40.00円(普通配当30.00 円、記念配当10.00円)となる。
早稻田學院<4718>於31日公佈了截至2025年3月第2季度(24年4月-9月)的合併業績。營業收入較去年同期增長6.2%,達169.72億日元,營業利潤增長9.2%,達14.99億日元,經常利潤增長6.4%,達14.96億日元,歸屬於母公司股東的中間淨利潤減少8.9%,降至9.14億日元。
在本中間合併會計期間,教務方面在本春創下歷史最高的合格成績後,爲進一步提升合格實績,進行了根本性的考試指導調整,並開設了應對各地受試需求的新設立的高中應試對策課程,以加強實踐力。針對志願學校的對策課程學生數量也在良好的發展。貢獻第2季度收益的「暑期集中特訓·夏令營」吸引了超過15,000名參與者,尤其是夏令營從去年的兩個學年(小學4年級·初中1年級)擴大至今年包括小學6年級(公立初中升學課程)·初中2年級,規模進一步擴大舉辦。此外,各國內子公司的暑期補習班·夏令營也吸引了衆多學生參加,不僅對收入貢獻,還能爲明年春季入學的考試提供充實的考試指導。在校舍擴展方面,於2024年6月搬遷翻新葛西校,7月新開晴海校,搬遷翻新高輪臺校,9月新開設個別進學館五反田校,另外也對田町校、武藏境校、北浦和校進行了擴建等以應對學生數量增加。作爲中期經營計劃的重點措施之一,「2027年個別進學館100所體制」今年9月新開設爲72所體制,10月將新增個別進學館赤羽校等,進展順利。同樣,「大學考試部門的新領域開發」今年春季在開設的東進衛星預備校4所生源穩步增加。此外,於2024年1月子公司化的幼兒未來教育正考慮通過同公司教材·訣竅共享以及連接初中部的方法等來創造協同效應。
在本中間合併會計期間,在期中平均塾生數方面保持穩健增長,達47,679人(較去年同比增長2.3%)。按部門劃分,小學部28,095人(較去年同比增長3.2%),初中部16,843人(較去年同比減少0.3%),高中部2,575人(較去年同比增長3.7%),其他166人(較去年同比不變),小學部繼續引領整體增長。在費用方面,由於去年提高工資水平,人員成本增加,同時加強廣告推廣和通過ICT利用提高服務水平的系統開發,進行了搬遷·擴充相關的設備投資。
關於2025年3月財政年度的全年合併業績預期,我們將營業收入定爲347.41億日元,同比增長5.7%,營業利潤爲29.66億日元,同比增長2.7%,經常利潤爲30.03億日元,同比增長1.8%,歸屬於母公司股東的當期淨利潤爲19.27億日元,同比下降9.6%,期初計劃未變。
迎接成立50週年之際,早稻田學院決定在2025年3月期末股息中實施每股10.00日元的紀念股息。因此,期末股息爲每股40.00日元(普通股息30.00日元,紀念股息10.00日元)。