<7974> 任天堂 8100 +444
大幅反発。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は670億円で前年同期比29.1%減となったが、市場予想は50億円程度上回ったもよう。一方、通期予想は従来の4000億円から3600億円に下方修正したが、下振れ自体は想定線であり、目先の悪材料出尽くし感にもつながったようだ。ハード、ソフトの販売減に加えて、大ヒット映画関連収入の反動減などが減益決算に影響する形へ。
<9983> ファーストリテ 50350 +1250
小幅続伸。全体株高の中で相対的に上値の重い動きとなっている。前日に10月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比7.5%減となり、7カ月ぶりのマイナスに転じている。客数が同6.9%減少したほか、客単価も同0.7%低下している。気温が高く推移したことで、冬物の販売に苦戦したもよう。ユナイテッドアローズなど一部堅調が続いた衣料品専門店もあり、ネガティブに捉える動きも強いようだ。
<6908> イリソ電子 2923 +146
大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は19.3億円で前年同期比17.8%減となり、市場予想を8億円程度上回った。一方、通期予想は従来の70億円から43億円にまで下方修正したが、下振れは想定線とみられる。また、発行済み株式数の8.9%に当たる200万株、60億円を上限とする自社株買いの実施を発表。前回の自社株買いを9月に終了したばかりであり、インパクトは強いようだ。
<7180> 九州FG 782.1 +74.6
急伸。前日に25年3月期の業績上方修正を発表している。純利益は従来予想の255億円から285億円、前期比8.0%増に引き上げ。貸出金利息等および株式等売却益が想定を上回る一方で、経費および与信費用などは想定を下回る見通しのようだ。第1四半期は前年同期比23.7%減となっていたため、ポジティブな反応が強まる形に。また、年間配当金も従来計画の18円から20円に引き上げている。
<6200> インソース 1044 +78
大幅続伸。前日に24年9月期の決算を発表、営業利益は49.4億円で前期比25.3%増となり、従来予想の48.5億円を上回る着地に。また、25年9月期は55.2億円で同11.8%増と連続2ケタ増益見通し。年間配当金も前期比3.5円増の23.5円を計画している。各主要事業ともに2ケタの売上成長を見込んでいるようだ。なお、27年9月期までの中期計画を公表、営業利益は78億円を目指すとしている。
<7972> イトーキ 1574 +114
大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は78.1億円で前年同期比8.7%増となり、上半期実績の同2.0減から増益に転じる形となっている。通期予想は100億円、前期比17.3%増を据え置き。ワークプレイス事業の売上が好調に推移しているほか、物流費の減少なども収益を押し上げたようだ。第3四半期累計業績としては、売上高、営業利益ともに過去最高を更新しているもよう。
<4902> コニカミノルタ 666.3 -2.4
反落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業損益は3億円の赤字で、第1四半期に続く赤字計上。構造改革費用の拡大を背景に、市場予想の15億円程度の黒字を下回る。通期予想は従来の130億円の黒字から140億円の赤字に下方修正。追加の構造改革費用や減損リスクなどを織り込んだようだ。また、米遺伝子検査企業の株式譲渡も発表。構造改革の進展はポジティブも、今後の成長力などに対する不透明感は強まる形に。
<3632> グリー 427 -38
大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は1.3億円の赤字となり、前四半期14.2億円の黒字から大幅に悪化している。通期予想は公表していないが、コンセンサスでは60億円程度の黒字予想となっており、予想外の低調スタートと受けとめられている。既存タイトルの収益低迷に加えて新作タイトルの貢献もなかったほか、評価損などで投資事業の損益も悪化している。
<6962> 大真空 562 -52
大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は9.2億円で前年同期比1.6%増となり、据え置きの通期計画15億円、前期比29.8%減に対して順調な進捗に。ただ、第1四半期の5.8億円、前年同期比12.8%増からは水準が低下し、ポジティブなインパクトは限定的なもよう。また、為替差損の計上によって、経常損益は第1四半期の10億円の黒字から、上半期は一転して0.8億円の赤字に転じている。
<4385> メルカリ 1824 -347.5
急落。前日に第1四半期の決算を発表、コア営業利益は41億円で前年同期比13.1%減となり、市場予想を10億円近く下回ったとみられる。会社側では、下期偏重という計画のもと概ね想定通りに進捗としている。通期計画は220-250億円である。一方、MarketplaceとUSのGMV成長率は想定を下回っているもよう。前者は四半期ごとに増収率が鈍化、後者は減少率が拡大する形になっている。
任天堂(adr) 8100 +444
大幅反彈。前一天公佈第二季度業績,7-9月季度營業利潤爲670億日元,同比去年同期減少29.1%,但市場預測超過了約50億日元。另一方面,全年預測從原先的4000億日元下調到3600億日元,下調幅度本身是預期內的,也引發了市場對短期利空消息枯竭的感覺。受硬件、軟件銷售下滑以及大熱電影相關收入反彈減少等因素影響,導致減盈業績。
第一宏觀 50350 +1250
小幅上漲。在整體股市上漲的背景下,該股相對上行壓力較重。前一天已公佈了10月份的月度動向。同店銷售額同比減少7.5%,跌至連續7個月的負增長。客流量減少6.9%,客戶平均消費也下降了0.7%。受高溫影響,冬季商品銷售陷入困境。一些服裝專賣店如United Arrows等表現繼續強勁,市場對此持消極態度。
Iliso Electronics 2923 +146
大幅續漲。前一天公佈第二季度業績,7-9月季度營業利潤爲19.3億日元,同比去年同期減少17.8%,超出市場預期約8億日元。另一方面,全年預測從原先70億日元下調至43億日元,下調預期在市場預期之內。此外,公司宣佈實施自家股票回購,規模爲已發行股份的8.9%,不超過200萬股,限額爲60億日元。而上次的自家股票回購在9月剛剛結束,影響將會較爲顯著。
Kyushu FG 782.1 +74.6
急升。前一天已發佈了25年3月期業績上調。淨利潤由之前的255億日元調高至285億日元,同比增長8.0%。預計貸款利息收入等以及股票出售收益超出預期,而費用和信貸成本等則低於預期。由於第一季度同比下降23.7%,致使市場積極反應加強。此外,年度股利也從原先的18日元增加至20日元。
<6200> 資金開始控件 1044 +78
大幅上漲。前一日公佈了截至24年9月期的業績,營業利潤爲494億日元,比上一期增長25.3%,超過了之前的48.5億日元的預期。此外,截至25年9月期預計爲552億日元,增長11.8%,連續第二個兩位數增長。年度股利也計劃從上一期的23.5日元增加3.5日元至23.5日元。看來各主要業務都預計實現兩位數的銷售增長。另外,公佈了直至27年9月期的中期計劃,預計營業利潤目標爲78億日元。
<7972> 伊藤忠 1574 +114
大幅上漲。前一天發佈第三季度業績,累計營業利潤爲78.1億日元,同比增長8.7%,轉虧爲盈,與上半年的教訓相反。全年預測爲100億日元,與去年同期增長17.3%相當。辦公場所業務銷售良好,並且物流費用的減少等也推動了收入增長。從第三季度累計業績來看,銷售收入和營業利潤均達到歷史最高水平。
<4902> 柯尼卡美能達 666.3 -2.4
失去。前一天公佈了第二季度業績,7-9月期營業虧損爲3億日元,繼第一季度後再次錄得虧損。由於結構改革費用的擴大爲背景,未達到市場預期的15億日元左右的盈利。全年預測從之前的130億日元盈利下調至140億日元虧損。看樣子已經考慮了額外的結構改革費用和減值風險等。另外,還宣佈轉讓美國基因檢測公司的股份。結構改革的進展是積極的,但未來增長動力等方面的不確定性加大。
<3632> Gree 427 -38
大幅下跌。前一天發佈第一季度業績,營業虧損達1.3億日元,遠低於前一季度的盈利14.2億日元。雖然尚未公佈全年預測,但市場普遍預期爲約60億日元盈利,卻是意外的低迷開端。除了現有標題的收入不佳外,新標題的貢獻也不足,同時,由於投資業務的評估損失等,投資業務的損益也在惡化。
<6962> 大真空 562 -52
大幅下跌。前日公佈上半年業績,營業利潤爲9.2億日元,同比增長1.6%,保持着全年計劃的15億日元,與去年同期相比下降了29.8%,表現順利。然而,第一季度的5.8億日元,同比增長12.8%的水平有所下降,積極影響有限。此外,由於計入匯兌損失,經常損益由第一季度的10億日元盈利,轉而成爲上半年的0.8億日元虧損。
<4385> 任天堂(adr) 1824 -347.5
加速下跌。前日公佈第1季度財務報告,核心營業利潤爲410億日元,同比減少13.1%,落後市場財務預測近10億日元。公司表示,按照下半年重點發展的計劃,進展基本符合預期。全年預期爲220-250億日元。與此同時,Marketplace和US的GMV增長率低於預期。前者每季度增收率逐漸放緩,後者減少率逐漸擴大。