7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■リスク選好ながらトランプトレードの持続性を見極め
■JFE、25/3下方修正 事業利益1600億円←2600億円
■前場の注目材料:ツガミ、中国の年産2割増2.2万台へ、旋盤・MC製品拡充
■リスク選好ながらトランプトレードの持続性を見極め
7日の日本株市場は、買い先行で始まり、4万円での攻防になりそうだ。6日の米国市場はNYダウが1508ドル高、ナスダックは544ポイント高だった。大統領選挙通過で不透明感が払拭。規制緩和などが企業の収益増につながるなど、第2次トランプ政権のプロビジネス策への期待に買いが加速し終日堅調に推移。シカゴ日経225先物清算値は大阪比335円高の40035円。円相場は1ドル154円40銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い優勢の展開から始まりそうだ。日経平均株価は前日に大統領選の開票状況をにらみながらの展開となり、1000円を超える上昇となった。トランプ氏勝利は織り込まれているが、日経225先物はナイトセッションで4万円の大台を回復しており、朝方はインデックスに絡んだ商いが入りやすいだろう。米国においてもトランプ氏が公約に掲げた減税や規制緩和を進めるとの期待からトランプトレードが活発だったこともあり、引き続き金融株や円安を受けた輸出関連株などへの資金流入が意識されそうだ。
日経平均株価は10月15日に付けた40257.34円が目先的なターゲットになりやすく、買い一巡後にこう着感が強まる局面においては押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。ただし、ボリンジャーバンドの+2σが39910円辺りに位置しているため、4万円を回復してくることによってやや過熱感が意識されやすく、いったんは達成感にもつながる可能性はありそうだ。
また、6~7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に関心が集まるほか、決算発表がピークを迎えるなか、インデックスに絡んだ売買以外は積極的な売買は手控えられやすい。そのため、指数インパクトの大きい銘柄など主力株が中心になりそうだ。目先はリスク選好ながら、トランプトレードが落ち着きをみせてくるようだと、関税などマイナス面を警戒したムードも高まってくるだろう。
なお、昨夕に決算を発表したところでは、東武<9001>、京王<9008>、シスメックス<6869>、ウシオ電<6925>、コカBJH<2579>、東海カーボ<5301>、ネットワン<7518>、ダイヘン<6622>、アクセル<6730>、タムロン<7740>、メイコー<6787>などが注目される。
■JFE、25/3下方修正 事業利益1600億円←2600億円
JFE<5411>は2025年3月期業績予想の修正を発表。売上収益は5兆2400億円から4兆9700億円、事業利益を2600億円から1600億円に下方修正した。鉄鋼事業においては、国内建材分野における建設コスト上昇・人手不足等を背景とした一層の需要減速や、アジア向け自動車鋼材需要の停滞等により、単独粗鋼生産量は前回見通しを60万トン下回る2240万トン程度を見込んでいる。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39480.67、+1005.77)
・NYダウは上昇(43729.93、+1508.05)
・ナスダック総合指数は上昇(18983.47、+544.29)
・1ドル=154.50-60円
・シカゴ日経先物は上昇(40035、大阪比+335)
・SOX指数は上昇(5215.57、+157.74)
・VIX指数は低下(16.27、-4.22)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ツガミ<6101>中国の年産2割増2.2万台へ、旋盤・MC製品拡充
・NTT<9432>ドコモ、仮想化基地局を来年度本格導入、複数社製品利用可能に
・タダノ<6395>IHI系から運搬システム買収、海外展開を強化
・伊藤忠<8001>ブラジル鉄鉱石に1170億円追加出資
・日野自<7205>フルフラットのEV路線バス投入、利便性・安全性向上
・川崎重<7012>ロボ・水素で未来カワル、羽田に共創の場開設
・日立建機<6305>米で事業買収、鉱山機械部品の再生拡大
・三菱重<7011>ジャワ島の地熱設備改修を受注
・ローム<6963>バイポーラトランジスタの第4世代品発売、車載規格に対応
・アルプスアルパイン<6770>電流リップル検出IC開発、磁気センサー不要
・日清紡HD<3105>日清紡マイクロデバイス、オペアンプ発売、広範囲温度で高精度
・TOPPANHD<7911>ベルギー社買収、欧でIoT事業拡大
・不動テトラ<1813>高橋秋和建設と、筒型漁礁の3Dモデル生成、水中点検に活用
・artience<4634>東洋インキ、複層パッケージを高透明度フィルムに再生
・小松マテーレ<3580>石川・能美市に生地物流倉庫、来夏に竣工
・東京ガス<9531>東京ガスエンジ、IDEC系太陽光設備会社を取得
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 9月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+3.0%、8月:+2.8%)
<海外>
・09:30 豪・9月貿易収支(予想:+52.74億豪ドル、8月:+56.44億豪ドル)
・時間未定 中・10月輸出(前年比予想:+5.0%、9月:+2.4%)
・時間未定 中・10月輸入(前年比予想:-2.0%、9月:+0.3%)
在過去七天的交易中,我們應該關注以下三個方面。
■在風險偏好的同時,要判斷特朗普交易的持續性
■JFE,25/3下方修正 業務利潤1600億日元←2600億日元
■早盤的關注要點:椿、中國年產2割增至2.2萬台,車牀和數控機牀產品擴充
■在風險偏好的同時,要判斷特朗普交易的持續性
7日的日本股市以買入爲主開盤,將進入4萬日元的攻防階段。美國市場於6日,道瓊斯指數上漲1508點,納斯達克指數上漲544點。隨着總統大選結果的出爐,不確定性被消除。放寬監管等措施預計將促進企業收益增長,對第二個特朗普政府的商業政策充滿期待,買盤加速,全天保持強勁。芝加哥日經225期貨結算價比大阪高出335日元,爲40035日元。日元兌美元匯率維持在1美元兌154日元40銭的水平。
日經平均股價將從向芝加哥期貨借殼的模式中開始,可能會從買盤優勢的態勢開盤。日經平均股價在前一天圍繞總統大選的開票情況進行展開,上漲超過1000日元。儘管特朗普先生的勝選已被市場充分融入,但日經225期貨在夜間交易時段重返4萬大關,早盤可能較容易受到指數型交易的影響。由於市場對特朗普先生推進減稅和放鬆監管的期待,特朗普交易活躍,金融股和受到日元貶值影響的出口相關股票等將繼續吸引資金流入。
日經平均股價將容易把10月15日達到的40257.34日元作爲短期目標,一旦買盤結束後出現僵持感情境,可能導致向支撐位尋底的立場。然而,由於布林帶的+2σ在39910日元附近,一旦4萬日元被重返,可能會引起一定程度的過熱感,這可能會導致一定的達成感。
此外,6至7日將焦點放在聯儲局公開市場委員會(FOMC)上,隨着業績期的高潮,除了與指數相關的交易,積極的交易可能會被謹慎對待。因此,主要股票和指數影響較大的股票可能會成爲主要焦點。儘管當前偏好風險,但如果特朗普交易開始趨於平靜,市場也可能開始警惕關稅等負面因素。
此外,昨晚公佈業績的公司包括東武股份公司<9001>、京王公司<9008>、西斯美科斯公司<6869>、usio電子公司<6925>、可口可樂bjh公司<2579>、東海碳素公司<5301>、網絡一公司<7518>、dai公司<6622>、accel公司<6730>、陶粒公司<7740>、美光公司<6787>等備受關注。
■JFE,25/3下方修正,業務利潤1600億日元←2600億日元
JFE<5411>在2025年3月期業績預測修正後發表。銷售收入從5.24萬億日元修正至4.97萬億日元,業務利潤從2600億日元下調至1600億日元。鋼鐵業務方面,受國內建材領域施工成本上升、人手短缺等因素影響,進一步需求減速,亞洲汽車鋼材需求停滯等因素影響,預計單獨粗鋼產量將低於上次預期,約爲2240萬噸。
前期注意事項
·日經平均上漲(39480.67、+1005.77)
·道瓊斯指數上漲(43729.93、+1508.05)
·納斯達克綜合指數上漲(18983.47、+544.29)
·1美元=154.50-60日元
·芝加哥日經期貨上漲(40035、大阪比+335)
·SOX指數上漲(5215.57、+157.74)
·VIX指數下跌(16.27、-4.22)
・活躍的股票回購
・東證提出企業價值提升要求
・Tsugami <6101> 將中國年產量增加20%至2.2萬台,擴大車牀和MC產品
・NTT <9432> NTT DoCoMo 將在明年正式引入虛擬化基站,可以使用多家公司的產品
・施工公司施工<6395>從IHI集團收購運輸系統,加強海外業務
・伊藤忠<8001>向巴西鐵礦投資1170億日元
・日野汽車<7205>推出全平板電動公交路線,提高便利性和安全性
・川崎重工<7012>利用機器人和氫技術塑造未來,在羽田設立共創空間
・日立建機<6305>在美國收購業務,擴大礦山機械零部件再生
・三菱重工<7011>承接爪哇島地熱設備改造項目
・羅姆<6963>推出第四代雙極晶體管產品,符合車載標準
・阿爾卑斯<6770>開發電流紋波檢測IC,無需磁力傳感器
・日清紡織HD<3105>日清紡紗微型元件, 運放發佈, 在廣範圍溫度下高精度
・TOPPANHD<7911>比利時公司收購, 在歐洲擴大IoT業務
・不動tetra<1813>高橋秋和建設與筒型漁礁的3D模型生成, 用於水下檢查
・artience<4634>東洋油墨, 將複合包裝再生爲高透明度薄膜
・小松瑪特勒<3580>在石川·能美市建立原材料物流倉庫, 將於明年夏季完工
・東京煤氣<9531>東京煤氣發動機, 收購IDEC系太陽能設備公司
上午事件日程表:
<國內>
・沒有特別的事情
・08:30 9月份勞工統計-現金總薪資(預期同比增長:+3.0%、8月:+2.8%)
<境外>
・09:30 澳洲-9月貿易收支(預期:+52.74億澳元、8月:+56.44億澳元)
・時間未定 中國-10月出口(預期同比增長:+5.0%、9月:+2.4%)
・時間未定 中國-10月進口(預期同比減少:-2.0%、9月:+0.3%)