タクマ<6013>は7日、京都市上下水道局から、鳥羽水環境保全センター(所在地:京都府京都市)における汚泥焼却炉建設事業を受注したことを発表した。契約金額は68億円(税抜)、設計・建設期間は2024年9月から2028年3月(3年6か月)。
本事業では既存の汚泥焼却炉を更新し、同社が開発した省エネ・創エネ型の「階段炉式下水汚泥焼却発電システム」を新たに導入、2028年3月末の竣工を予定している。階段炉(ストーカ炉)を用いて900度以上の高温で汚泥を焼却する本システムは、焼却工程で化石燃料由来の補助燃料が不要である(省エネ)ことに加え、焼却時の廃熱を活用した発電を行う(創エネ)ため、温室効果ガスの排出を抑制することが可能である。
本事業は、同社として国内5件目となる本システムの受注事例となる。同社は今後も、高い環境性能を持つ本システムの採用拡大に取り組み、下水処理施設における温室効果ガスの排出削減や下水汚泥が持つエネルギーの有効活用に貢献していく
Takuma<6013>7日宣佈,它已收到京都市自來水和下水道局在鳥羽水環境保護中心(地點:京都府京都市)建造污泥焚化爐項目的訂單。合同金額爲68億日元(不含稅),設計和施工期爲2024/9至2028/3年(3年6個月)。
在該項目中,對現有的污泥焚化爐進行了更新,並新引入了該公司開發的節能型能源 「樓梯式污水污泥焚燒發電系統」,並計劃於2028/3月底完成施工。該系統使用樓梯爐(燃燒爐)在900度以上的高溫下焚化污泥,除了在焚燒過程中不需要來自化石燃料的輔助燃料(節能)外,還使用焚燒過程中的餘熱發電(能量發電),因此可以抑制溫室氣體排放。
該項目是該公司該系統的第五個國內訂單受理案例。展望未來,該公司將繼續努力擴大該系統的採用範圍,該系統具有很高的環境性能,並將爲減少污水處理設施的溫室氣體排放和污水污泥中所含能源的有效利用做出貢獻