True Data<4416>は12日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比2.3%減の7.67億円、営業利益が0.38億円(前年同期は0.19億円の損失)、経常利益が0.38億円(同0.20億円の損失)、中間純利益が0.06億円(同0.22億円の損失)となった。
同社は、全国に広がるドラッグストアやスーパーマーケット等の小売店における消費者購買ビッグデータを、小売企業や消費財メーカーがマーケティングに活用するためのソリューションの提供を主力事業としている。同社の事業領域はビッグデータを用いた社会構造変革や企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)というメガトレンドの追い風を受け、中長期的な成長が見込まれている。同社もこのような追い風を受けつつ、小売企業や消費財メーカーの顧客企業の開拓・深耕が進み、成長トレンドが継続している。
中間会計期間においては、消費財メーカー向け主力サービスである「イーグルアイ」の成長を継続。小売業向けサービスである「ショッピングスキャン」に関しても、新規取引先開拓のための取組みを進めた。これらの主力サービスは、クラウド上のサービス提供に対して月次課金型の使用料を受け取るビジネスモデルであり、ベースとなるストック型の安定的な収益を確保できるものとなっている。受注した取引先へのサービス導入を実施し、新たな取引先の受注を複数社獲得した。大手小売業等から受注しているAIを含む大型案件はサービス導入までに一定期間を要することから、売上への貢献は今期第4四半期以降から開始となる見通し。また、このように安定的な収益につながる売上を積み上げる一方で、並行して原価率の高い案件の見直しを推進した。この取り組みにより、当中間会計期間において売上高は減収となったものの、中期的にはプラスの影響が出ていくと見ている。
2025年3月期通期の業績予想については、売上高は前期比12.4%増の17.91億円、営業利益は同56.4%増の1.00億円、経常利益は同57.6%増の0.98億円、当期純利益は同46.5%増の0.87億円とする期初計画を据え置いている。
True Data<4416>在12日公佈了2025年3月期第2季度(24年4月-9月)的財務報表。營業收入同比下降2.3%,爲7.67億日元,營業利潤爲0.38億日元(去年同期爲0.19億日元的虧損),經常利潤爲0.38億日元(去年同期爲0.20億日元的虧損),凈利潤爲0.06億日元(去年同期爲0.22億日元的淨虧損)。
該公司主要業務是爲遍佈全國的藥店和超市等零售店提供消費者購買大數據,以供零售企業和消費品製造商在營銷上利用。該公司的業務領域受益於利用大數據進行社會結構變革和企業數字化轉型(DX)等宏觀趨勢,預計中長期內將實現增長。在獲得這種增長動力的同時,公司也在開拓和深耕零售企業和消費品製造商的客戶,增長趨勢持續不斷。
在中間財務報表期間,繼續推動消費品製造商主要服務「鷹眼」的增長。對於小售業服務「購物掃描」,也正在進行新客戶開發的努力。這些主要服務採用了月度計費的雲服務提供業務模式,可以確保基於庫存的穩定收入。已經向獲得訂單的客戶提供了服務,併成功獲得了多家新客戶的訂單。從大型零售業等獲得的包括AI在內的大型項目由於需要一定時間進行服務部署,因此對銷售的貢獻預計將從本財年第四季度開始。此外,在不斷累積穩定收入的同時,還推動了成本率高的項目的審查。認爲通過這一努力,儘管本中期財務報表期間銷售額減少,但中期內將產生積極影響。
關於2025年3月期的業績財務預測,營業收入預計爲17.91億日元,同比增長12.4%;營業利潤預計爲1.00億日元,同比增長56.4%;經常利潤預計爲0.98億日元,同比增長57.6%;凈利潤預計爲0.87億日元,同比增長46.5%。