19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■暗号資産(仮想通貨)関連物色が強まる
■大光、25/5上方修正 純利益 9.8億円←6.6億円
■前場の注目材料:大王製紙、26年度の研究費1.5倍、次世代素材開発を推進
■暗号資産(仮想通貨)関連物色が強まる
19日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。18日の米国市場はNYダウが55ドル安、ナスダックは111ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)が12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを見送るとの観測が重荷となるなか、利益確定の売りが出やすかった。そのなかで、テスラの上昇がナスダック指数を押し上げる形となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の38340円。円相場は1ドル154円60銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い優勢の展開から始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始後ほどなくして38140円まで下げる場面もみられたが、米国市場の取引開始後にリバウンド基調が強まり、一時38530円まで買われた。終盤にかけて軟化したものの、プラス圏をキープして終えており、前日の下げに対する自律反発の動きが意識されそうである。
ただし、エヌビディアは、次世代の人工知能(AI)向け半導体「ブラックウェル」に過熱問題が生じたと伝わり、投入遅延が懸念されて売られた。20日には決算発表を控えていることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への重荷となる可能性から、自律反発の域は脱せないだろう。昨日の日経平均株価は200日線を割り込んだが、自律反発が期待されるなか、同線が抵抗線として意識されやすいとみられる。
物色としてはトランプ次期政権の政策などに関連した物色に向かわせそうだ。テスラについても、トランプ次期政権が自動運転の規制緩和を模索していると報じたことが材料視された形である。また、トランプ氏のメディア企業であるトランプ・メディア&テクノロジーは、暗号通貨取引企業のバックトの買収に向けて最終段階の交渉を行っていると伝わった。
これを受けてトランプ・メディアは16%超の上昇、バックト(バックトHD)は162%超の急伸だった。東京市場においてもマネックスG<8698>など暗号資産(仮想通貨)に関連した銘柄には、個人投資家主体の値幅取り狙いの資金が集中しそうだ。
■大光、25/5上方修正 純利益 9.8億円←6.6億円
大光<3160>は2025年5月期業績予想の修正を発表。当期純利益を6.60億円から9.80億円に上方修正した。東京電力HD<9501>に対してALPS処理水放出に伴い諸外国からの禁輸措置などによって生じた損害について、損害賠償請求を行いその賠償金について合意したため、第2四半期において3.94億円の特別利益を計上することとなった。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(18791.81、+111.69)
・1ドル=154.60-70円
・シカゴ日経先物は上昇(38340、+80)
・SOX指数は上昇(4888.77、+55.18)
・VIX指数は低下(15.58、-0.56)
・米原油先物は上昇(69.16、+2.14)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・大王製紙<3880>26年度の研究費1.5倍、次世代素材開発を推進
・UACJ<5741>栃木・小山工場を拡充、航空宇宙・防衛向け深耕
・NTT<9432>NTT東西、IOWN活用サービス開始へ、拠点間通信毎秒800ギガビット
・東北電力<9506>来年2・3月分の電気代割引、女川原発稼働で
・三井不動産<8801>設立したクロスユーなど、宇宙産業交流イベント開催
・レゾナック<4004>表面保護用フィルム事業をサンエー化研に売却
・伊藤忠<8001>サウジ環境インフラと協業、中東・アフリカで共同プロ
・M&Aキャピ<6080>公正なM&A後押し、新プラットフォーム公開
・大阪ガス<9532>丸紅と、GHG排出枠の品質評価で提携
・NTT<9432>NTTコム、サイバー対策に生成AI、アプリで助言・提案
・エイチワン<5989>福島・郡山事業所の機能移管、収益・成長力改善
・パイオラックス<5988>ドイツ事務所を年内閉鎖
・オカダアイヨン<6294>小型圧砕機の外注を拡大、大型機に集中
・島津製作所<7701>バイオ発電新興に出資、グリーン領域拡大
・富士通<6702>独SAP Fioneerと、保険業DXで連携、共通業務を標準化
・NEC<6701>NEC Bioと、T細胞受容体をAI予測、がん免疫療法に活用
・野村総合研究所<4307>旧式システム最新化コンサル、ITコスト・リスク減
・ユーグレナ<2931>再生燃料の調達拡大、アジア大手と基本合意
・レゾナック<4004>AIで原料を最適配合、探索システム導入
・三菱ケミG<4188>半導体関連など注力、高機能材料の成長カギ
・住友化学<4005>核酸医薬強化、原薬でペプチスターに出資
・ENEOS<5020>グループのJX金属、独拠点に先端半導体向け設備
・AGC<5201>断熱ガラス性能向上、リノベ向け試験販売
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
在19日上午的交易中,應關注以下三個積分。
■數字貨幣(虛擬貨幣)相關物色增加
■大光,25/5上調 淨利潤9.8億日元←6.6億日元
■上午的關注點:大王造紙,26年研究費用增加1.5倍,推動下一代材料開發
■數字貨幣(虛擬貨幣)相關物色增加
19日的日股市場是,在買入的情況下開始,之後可能進入較爲僵持的市場走勢。18日美國市場中,道瓊斯指數下跌了55點,納斯達克上漲111點。在預期聯儲局將在12月的聯邦公開市場委員會(FOMC)會議上不會減息的重壓下,利潤回吐的賣出交易比較容易出現。在這種環境中,特斯拉的上漲推動了納斯達克指數的上漲。芝加哥日經225期貨清算價比大阪高80日元達到38340日元。日元兌美元交易在154.60日元台持續。
日經平均股價在芝加哥期貨的影響下,可能從稍微買入優勢的走勢開始。日經225期貨在夜間交易開始後不久下跌至38140日元,但在美國市場交易開始後,反彈勢頭加強,一度上漲至38530日元。儘管在盤中出現了軟化,但保持在正區域結束,表現出對前一日下跌的自主抵制反彈跡象。
然而,英偉達傳出面臨新一代人工智能(AI)半導體「布萊克韋爾」過熱問題,因擔心推遲投入而出現拋售。考慮到即將發佈業績,以及可能對指數產生重大影響的相關高科技股的重壓,自主反彈的程度可能難以擺脫。昨日日經平均股價跌穿了200日線,但在預期自主反彈的情況下,認爲該線可能被視爲壓力位。
作爲選擇目標,似乎會推動對特朗普下屆政府政策等相關商品的物色。對於特斯拉來說,特朗普下屆政府正在探討放寬無人駕駛管制的報道被視爲市場材料。另外,特朗普的媒體公司特朗普媒體與科技公司據傳正在進行最終階段的收購加密貨幣交易公司巴克特的談判。
在此背景下,特朗普媒體上漲超過16%,巴克特(巴克特HD)漲幅超過162%。在東京市場中,類似Monex Group<8698>等與加密資產(虛擬貨幣)相關的股票,看來會吸引個人投資者主導的波段交易資金。
■大光,25/5上調 淨利潤9.8億日元←6.6億日元
大光<3160>公佈了2025年5月期業績財務預測的修正。淨利潤從6.60億日元上調至9.80億日元。由於東京電力HD<9501>因ALPS處理水排放而受到其他國家的禁運措施等造成的損害,已對其提出損害賠償請求並就賠償金額達成一致,因此在第二季度將計入3.94億日元的特別收益。
前期注意事項
・ 納斯達克綜合指數上漲(18791.81,+111.69)
・ 1美元=154.60-70日元
・ 芝加哥日經期貨上漲(38340,+80)
・SOX指數上漲(4888.77、+55.18)
・VIX指數下降(15.58、-0.56)
・美國原油期貨上漲(69.16、+2.14)
・美國長期債券收益率下跌
・活躍的股票回購
・東證提出企業價值提升要求
・大王造紙<3880>26年度的研究經費增加1.5倍,推進下一代材料開發
・UACJ<5741>擴大位於栃木縣小山的工廠,在航空航天及國防領域進一步深耕
・NTT<9432>NTT東西,將開始利用IOWN服務,每秒800千兆比特的基地間通信
・東北電力<9506>明年2-3月份的電費將打折,因女川原子力發電站投入運營
・三井房產<8801>創立了CrossYou等公司,舉辦太空產業交流活動
・Resonac<4004>將表面保護膜業務出售給Sanei Kaken
・Itochu<8001>與沙特環境基礎設施合作,在中東和非洲進行共同項目
・M&A Capital<6080>推動公平的M&A,發佈新平台
・大阪燃氣<9532>與丸紅合作,評估溫室氣體排放額的質量
・NTT<9432>NTT Comm,爲網絡安全採用AI生成,通過應用程序提供建議和建議
・H-One<5989>福島・郡山工廠功能轉移,收益和增長能力改善
・Piolax<5988>將在今年年底關閉德國辦事處
・岡田艾恩<6294>擴大小型粉碎機的外包生產,集中於大型機器
・島津製作所<7701>投資生物發電新興領域,擴大綠色領域
・富士通<6702>與德國SAP Fioneer合作,在保險業數字轉型方面合作,標準化共同業務
・NEC<6701>與NEC Bio合作,利用人工智能預測T細胞受體在癌症免疫治療中的應用
・野村綜合研究所<4307>老舊系統升級諮詢,降低IT成本和風險
・優蘭納<2931>擴大再生燃料採購,與亞洲大型公司達成基本協議
・Resonac <4004> 使用人工智能優化配方,引入探索系統
・三菱化學G <4188> 專注於半導體相關等領域,高功能材料是增長關鍵
・住友化學 <4005> 加強核酸藥物,通過原料投資PeptiStar
・ENEOS <5020> 集團的JX金屬,在獨特基地投資用於先進半導體設備
・AGC <5201> 改進隔熱玻璃性能,進行試銷以滿足裝修需求
上午事件日程表:
<國內>
・沒有特別的事情
・特別沒有
<境外>
・特別沒有