久光製薬<4530.T>が続伸。同社は18日、AMEDの先進的研究開発戦略センターが公募した「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業(一般公募)」に応募し、同社の研究開発課題「新型コロナワクチンを搭載したマイクロニードル型経皮ワクチンに関する研究開発」が採択されたと発表した。
マイクロニードルは、免疫細胞の豊富な皮膚表層に直接ワクチンを届けることを可能とすることから、高い免疫誘導能が期待できるという。今後、国立感染症研究所と連携し、免疫弱者にも有効な免疫誘導、抗体価早期上昇、中和抗体価の持続を確認するとともに、副反応の軽減効果も備えたワクチン開発をめざするとしている。