このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2025年3月期第2四半期決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。
【第2四半期業績と新たな投資領域への挑戦に向けたCEOメッセージ】
みなさま、こんにちは。
スパークスの阿部修平でございます。
2024年度第2四半期は預かり資産残高と基礎収益において過去最高水準を維持することができました。事業基盤の着実な成長と新たな領域への挑戦を具体化することができた四半期でした。
当第2四半期末の預かり資産残高は前期末に比べ0.6%増加し1兆9,011億円となりました。
営業収益は前年同期に比べ9.9%増の87億16百万円、営業利益は3.6%増の36億60百万円となり、順調に成長しております。
預かり資産残高や基礎収益、営業利益は確実に成長している一方、時価総額の拡大・成長が
劣後していることについて、経営者として、忸怩(じくじ)たる思いを強めております。
株主様のご期待に応えるために更なる高みを目指し、改めて最大限努力をしてまいります。
株主の皆様への利益還元として10月31日に3億円、21万株を上限とした自己株式の取得を
発表いたしました。なお、今回取得する自己株式の全株消却を同時に決議しました。
安定的な配当に加えて、自己株式の取得及び消却をすることで、さらなる株主還元の充実に努めてまいります。
私たちは、世界で最も信頼・尊敬されるインベストメントカンパニーになるというビジョンの実現に向け、2026年3月までに預かり資産残高で3兆円を目指しています。この目標を達成するために、日本株式、OneAsia、実物資産、プライベートエクイティ投資といった4つの分野へ注力することに加えて、新たな領域への挑戦を進めています。
今回の決算発表と同時に北海道ニセコ地区で高級ヴィラの開発プロジェクトを開始したことをご報告させていただきました。
スパークスは、北海道での再生可能エネルギーの発電事業の運営や
苫小牧市で大規模な再生可能エネルギーを活用した水素サプライチェーンを構築する実証事業を実施しております。
北海道には、再生可能エネルギーだけでなく、観光という産業にも大きな可能性を感じております。地方創生という観点からも数年前からニセコ地区に注目してきました。
ニセコ地区は世界から高い関心を集めている場所であり、世界でも有数のスノーリゾートとして期待が高まっています。そのニセコ地区において、国内外の富裕層向けに、新たな観光インフラとして高級ヴィラの開発プロジェクトをスタートいたしました。このプロジェクトをはじめたことで、北海道という地域において、スパークスに対する関心、期待が非常に高まっているのを直接感じております。
開発プロジェクト自体も非常に収益性は高いと思われますが、投資会社として、このプロジェクトを起点に北海道における具体的な事業や投資機会を発掘し、グローバルに発信していきたいと考えております。
繰り返しになりますが、北海道は大変魅力的な地域です。10月30日に日経新聞で報道されているようにラピダスの進出に伴う経済波及効果は最大で累計18兆8,000億円と見積もられています。ラピダスの半導体だけでなく、観光やエネルギー、スタートアップなど様々な分野で発展の可能性を秘めた地域だと感じております。
資産運用特区として指定されていることもあり、北海道という地域全体の発展に貢献するユニークな投資を実現したいと考えております。
スパークスは、創業以来新たな投資領域への挑戦を具体化し、成長してまいりました。
地域の創生・開発プロジェクトは私たちにとって次の成長を約束する新しい領域だと確信しております。
創業以来35年、常にスパークスをご支援いただいた多くの株主のみなさまに、改めて御礼申し上げます。
皆様のご期待に応えられるように最大限取り組んでまいります。
ご清聴いただきまして、ありがとうございました。
本內容是關於Sparks Group<8739>2025年3月期第2季度業績發佈會的音頻轉錄。實際業績發佈會使用的資料請查看該公司的官方網站。
【第2季度業績及向新投資領域挑戰的CEO信息】
大家好。
我是Sparks的阿部修平。
2024年度第2季度我們維持了過去最高水平的可託管資產餘額和基礎收益。這個季度能夠具體化業務基礎的穩步增長和向新領域挑戰。
截至本第2季度末,可託管資產餘額較上期末增加0.6%,達到1兆9,011億日元。
營業收入較上年同期增加9.9%至87億16百萬日元,營業利潤增加3.6%至36億60百萬日元,持續穩健增長。
可託管資產餘額、基礎收益和營業利潤均在穩步增長,而流通值的擴大與成長也在持續。
對於落後的情況,作爲經營者,我感到愧疚之心加重。
爲了滿足股東的期待,我們將朝着更高的目標繼續努力。
作爲對股東的利益回饋,我們於10月31日發佈了最多3億日元和21萬股的自購股票。
與此同時,我們決定同時全數註銷此次購買的自購股票。
除了穩定的分紅派息外,我們還努力通過自購股票及註銷來增強對股東的回饋。
我們致力於實現成爲全球最受信任和尊敬的投資公司這一願景,目標是在2026年3月前將託管資產餘額提升到3萬億日元。爲了實現這一目標,我們將專注於日本股票、OneAsia、實物資產和私募股權投資等四個領域,同時不斷挑戰新的領域。
我們在此次業績發佈的同時,報告了在北海道二世古地區啓動高檔別墅開發項目的消息。
斯帕克斯正在運營在北海道進行的可再生能源發電業務。
我們正在苫小牧市開展一個利用大規模可再生能源的氫供應鏈的示範項目。
我們認爲北海道不僅在可再生能源領域,還有旅遊產業也具有巨大的潛力。從地方振興的角度來看,我們幾年前就開始關注尼賽克地區。
尼賽克地區是一個受到全球高度關注的地方,被期望成爲世界知名的滑雪度假勝地。在該地區,我們啓動了面向國內外富裕人群的新旅遊基礎設施——高檔別墅的開發項目。通過這個項目,我深切感受到在北海道地區,大家對斯帕克斯的興趣和期待非常高。
該開發項目本身也被認爲是非常有利可圖的,但作爲一家投資公司,我們希望以此項目爲起點,發掘在北海道的具體業務和投資機會,並進行全球推廣。
再說一次,北海道是一個非常有吸引力的地區。正如10月30日的日經新聞所報道,拉皮達斯的進駐所帶來的經濟波及效應最大可達累計18兆8千億日元。我們認爲,拉皮達斯的半導體,以及旅遊、能源、初創企業等各個領域都有巨大的發展潛力。
由於被指定爲資產管理特區,我們希望實現對整個北海道地區發展貢獻的獨特投資。
自創立以來,斯帕克斯不斷具體化對新投資領域的挑戰並取得成長。
我相信地方的振興和開發項目是我們下一個承諾增長的新領域。
自創業以來35年,感謝一直以來支持我們的衆多股東。
我們將盡最大努力來滿足大家的期望。
謝謝大家的傾聽。