★14:11 ソシオネクスト-野村が目標株価引き下げ 中国向け需要下振れで26.3期まで厳しさ続く
ソシオネクスト<6526.T>が軟調。野村証券では、中国向け需要の下振れで26.3期まで厳しさ続くと予想。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を3600円→2800円に引き下げた。
野村では、北米データセンターのプロジェクトは2Qに商談獲得に至りNRE収入(開発費売り上げ)も計上されたとみており、車載関連と同様に27.3期以降量産が進むと考えている。一方、短期的には中国需要の一段の下振れを織り込み、業績予想を下方修正した。26.3期にかけて需要は横ばい圏が想定されるが、先行開発強化に伴い減益の可能性があると指摘している。
★14:11 サイバーセキュリティクラウド-反発 ベネッセに脆弱性情報収集・管理ツール「SIDfm」導入
サイバーセキュリティクラウド<4493.T>が反発。同社は21日14時、同社の脆弱性情報収集・管理ツール「SIDfm(エスアイディエフエム)」を、「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」などを展開するベネッセコーポレーションに導入したと発表した。
必要な脆弱性情報を自動で収集し、さらにセキュリティアナリストが専門的な視点で読み解いた日本語の解説が付加された情報を活用できる点、またグループ会社の担当者との間で収集した脆弱性情報の連携を効率化できる点により、導入に至ったとしている。
★14:28 コスモエネルギーHD-野村が目標株価引き下げ 原油価格下落が業績下押しするだろう
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が続落。野村証券では、原油価格の下落が業績を下押しすると予想。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を8290円→7270円に引き下げた。
野村では、原油価格前提を引き下げたことにより25.3期~27.3期の在庫影響除いた修正EPSを下方修正した。石油製品マージンは需給がタイトな状況であることから引き続き拡大傾向にあるものの、再生可能エネルギー事業を中心とするNew領域の収益拡大や岩谷産業<8088.T>との業務提携の効果が表れるのに時間を要すると想定。株価上昇のためのカタリストは、再生可能エネルギー事業を中心とするNew領域の早期の収益拡大にあるとみている。
★14:28 スポーツフィールド-反発 アスリート支援プログラム「Athlete Forward」を提供開始
スポーツフィールド<7080.T>が反発。同社は21日14時、同社とMS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>傘下の三井住友海上火災保険ら4社は同日より、アスリートの競技生活とキャリア形成を地域一体で支える支援プログラム「Athlete Forward」の提供を開始するとしている。
アスリート支援の機会が減少している中、各社がこれまでに築き上げた地域企業や地方自治体、大学などとのネットワークを生かし、アスリートの競技生活やキャリア形成を地域一体で支援するプログラムを開発したという。同社は、アスリート向け就職支援サービスの提供と関連イベントの開催、全国の体育会大学生が毎年2万人登録する就職支援サイト「スポナビ」の提供を担当するとしている。
★14:36 ダイフク-野村が目標株価引き上げ 受注と利益率の見通しを上方修正
ダイフク<6383.T>が反発。野村証券では、受注と利益率の見通しを上方修正。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を3800円→4100円に引き上げた。
野村では営業利益率の改善見通しと受注見通しを引き上げ、24.12期以降の営業利益予想を増額修正。24.12期2Qでは営業利益率の改善が想定以上であり、インフレ影響が落ち着く中で価格転嫁が進展したほか、クリーンルーム中心に利益率の改善効果が寄与したとみている。25.12期では価格転嫁の進展余地がまだあり、イントラロジスティックスで利益率の改善が続くと考えている。
★14:47 三井化学-もみ合い 高純度リンマテリアルの循環利用技術開発に着手
三井化学<4183.T>がもみ合い。同社は21日、製造業分野で重要な高純度リンマテリアルの循環利用技術開発に着手したと発表した。
黄リンの生産には未だに19世紀後半に開発された手法が用いられている。このため環境に大きな負荷があるほか、海外輸入に100%依存しているため、リン資源の安定供給には経済安全保障上のリスクもある。
今回の研究では国内製造業分野などで発生するリン含有廃棄物および副産物(未利用リン資源)を高純度リンマテリアルへと高付加価値化させ、回収リンを原子および分子のレベルで精製し、幅広い製造業分野での循環利用を可能とする技術の確立をめざすとしている。