クボタ<6326.T>が底堅い。同社は6日、グループの在ドイツ建設機械製造・販売会社であるクボタバウマシーネン(以下、KBM)が、中長期的に需要拡大が見込まれる欧州市場向けミニバックホーの生産能力を、2028年までに現状から約4割引き上げると発表した。
KBMの既存の生産拠点には拡張の余地がないことから、近隣に建設機械の製造に転用可能な土地・建物を取得し、新工場を立ち上げるという。2026年から順次生産を開始し、2028年をめどにKBMにおける主力のミニバックホーの生産能力を現在の約140%まで引き上げるとしている。