NECキャピタルソリューション<8793>は6日、米国現地法人NEC Capital Solutions America, Incを通じて、住友林業の100%子会社である Crescent Communities,LLC及び九州電力の米国現地法人であるKyuden Urban Development America, LLCと共同でノースカロライナ州ダーラムにおける賃貸集合住宅開発事業に参画することを発表した。
本物件は、「リサーチ・トライアングル・リージョン」と呼ばれるデューク大学、ノースカロライナ州立大学及びノースカロライナ大学チャペルヒル校の3校を結ぶエリアに立地し、そのエリアにはITやライフサイエンス分野のグローバル企業が300社以上集積すると共に、近隣に複数のショッピングセンターや飲食店が所在する等、高い生活利便性も特徴である。エリア内の大学、大学附属病院及びグローバル企業群に勤務する若年層や学生等、旺盛な賃貸需要をターゲットとし、全400戸の供給を予定している。ノースカロライナ州は、段階的に法人税率を引き下げており、今後さらに近隣の州からの企業進出と人財流入による人口増加、雇用・経済の伸長が見込まれている。
NECキャピタルソリューションは、グループビジョン「次世代循環型社会をリードする Solution Company」のもと、環境と成長の好循環につながるサービスを提供することにより、次世代循環型社会の実現を目指す。引き続き、パートナーと協業して海外不動産案件等の取り組み機会を模索し、日本国内のみならず米国においても地域経済の活性化や経済の好循環に寄与していくとしている。